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怒涛のように過ぎてゆく
 年が明けて通常の生活に戻ってきたら、まあ色々忙しいよね・・・という覚悟はあったのだけれど、ちょっとその予想を上回るくらいのハイペースで物事が進んでいく。

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こんな景色を眺めながらランチした先週末は、まだ余裕があるつもりでいたのだけれど。
この日は息子をバスケットボールのチームに入れていただくかどうかの見学に、家族ででかけたのだった。障がいある児童たちのスポーツなどを振興する団体にゆかりある方からお誘いを受けてのことで、息子は担任の先生が社会人バスケットの選手だったという方で、学校でも指導してもらっているから、バスケは息子なりに馴染み深い。
見学したらすぐに入りたがって、それを抑えるほうが大変だった。
でもこれからまた毎週末、この習い事(というものだと思うが)で時間が埋まるのは私個人的にはとてもツライ。まあ毎週律儀に行かなくてもいいのだろうとは思うけれど。
・・・と悩みつつも前向きに検討していた、23日月曜日の夜。
学校からのメールで初めて積雪に気がついた。

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子どもの頃は降ると嬉しかった雪。
今は色々心配事の方を多く感じられるようになってしまった。色んな人達の安全。交通機関の麻痺で困るたくさんの人達。
疲れとストレスで久しぶりにひどい頭痛と腰痛に悩まされていたので、25日火曜日の朝は晴れていたけれど、息子の学校は休ませた。
あとで、私がいつも車で通る道路で、何件かスリップ事故があったと聞いたので、ひきこもって正解だったよう。
水木曜日とひたすら学校のPTA控え室で奮闘。まもなく大きな行事を主催するし、そこで私は司会をするので、さほど気負うことはないにしても、丁寧に準備しておかなくてはならない。
まとめなければいけない報告書もあって、今回はそれがやけに難物で、何度も何度も気分転換を図らなくてはやりあげられなかった。
それもやっと先ほどやっと書き上げて、もう一人の書記さんに仕上げを頼む送信をすませてやと一息。
家から学校、学校から職場、職場から学校、学校から家。間にちょこちょこ、スーパーとかドラッグストア、郵便局などに寄るくらいの、単純すぎる、でも忙しない日々。
必要最低限度の家事を済ませるのが精一杯の今を乗り越えられる燃料は一体どこから来てるのかなあ・・・
単純だけれど、ちょっとした楽しい仲間とのおしゃべり、お互い大変だよねとねぎらい、気遣い、時には今だけ自画自賛しようよと盛り上げあう内輪受け、そして子どもが美味しい美味しいと、手抜きをしたお料理でも食べてくれる笑顔だったりするのかな。
そこに美味しいスイーツや、薫り高い紅茶やコーヒーがはいると心の底からありがたいと思う。隙間の時間にソファで気を失う20分ほどの時間も案外至福。

目標はあまり先に置かない。
とりあえず、いつも何か手近な行事や区切りをめざして頑張る。
今のところはその行事がつまりすぎているのが辛いところだ。
3学期なんて登校する日数は50日ほどなのに、そこになんだってこんなに色々イベントが詰まってるんだろうかと不思議に思う。
とにかく明日を切り抜けて、土曜日は娘のお弁当作りはないので、ほんの少しゆっくりできる朝がとりあえずの楽しみである。・・・ささやかすぎるよ・・・!
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祈るはのほほん

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気に入ってしまって
ここのところずっと続けて使っている
オンリーミネラルのファンデとアイカラーが届きました。
ファンデーションだけ2,3ヶ月に1度、定期的に届くようにしていて
今回アイカラーも注文したのだけれど、
不繊布らしいものでできているポーチがついていて
ぺたんと薄いのだけれどおまけとしては十分かなとちょっとうれしい。
オンリーミネラルのファンデーションは完璧に粉で
それを蓋に少し取り、ブラシぽんぽんと含ませて肌にもくるくる、さっさと刷くもの。
最初はついているのかどうかわからない気がして頼りないのだけれど
数分たつとふわっと肌に乗っているのが判ってくる感じ。
薄付きで透ける感じが好き。
つけたまま眠ってもよし、赤ちゃんに頬ずりしても大丈夫、というほど成分自慢。
そのせいか、最近は肌トラブルがない。
アイカラーはロイヤルブラウンを注文。
ブラシは肌に触れると気持ちいい・・・
もちろんすごくこだわりがあるものらしい。



本日は息子の送迎のみでいい・・・それ以外は誰にも会わない、どこにも行かない。
なんて有難くてうれしい日なんだろう。
私はきっとお買い物もそう好きじゃないのか・・いや出かけていくということそのものが億劫なのだろう。行ってしまえば大抵なんでも楽しめはするから。

どこかに出かける、家に居られないという日のほうが朝から家事はすごくできる。
自然と体が動いて最低限度のことは済ませてから出かけられる。
でも出かけないとなると、なんとなくのんびりしてしまってそこはだめかなあ。
ただしみじみ、小さなことに気がつく余裕があるからやっぱりいつもより丁寧に掃除できたりするのはうれしい。
綺麗にさっぱり片付いた家、外にはずらっと我が家の洗濯物が風にたなびき、キッチンも夕方まではお休みで(ひとりきりの昼食ならば、できるだけ汚れ物をださないよう頑張れるから平気なのだ)朝食の後片付けをしたら一応ピカピカ。
そんな中でゆっくりコーヒーを飲み、新聞を読む幸せよ。
思いついた整理をちょこちょこしたり、PTAの仕事もちょっとして、眠くなってきたけど我慢して、息子の卒業式用のスーツをネットで検討。
そんな時間が命の洗濯。
お友達とのおしゃべりやランチやお茶、お買い物を愉しむことも大事だけれど、基本はやっぱりこれだよね、と思う。
帰ってきた子ども達の持ち込むざわめきが、尚更愛しくなるのもこういう時間があればこそ。
何より健康なのがありがたい。
いろんなことが落ち着けばいいなあ、全世界的に、なんてことを隣家のわんちゃんの鳴き声を聞きながら、のほほんと祈った。

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長々し昼
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加湿器を買いたいと何年も前から思っているのですが、
娘と二人、アロマの香りを出せるのがいいね、とは言っているのですが、
今だ「これだ!」と閃くものに出会っていません。
なので毎年この時期、せめて何かの足しになればと、
コップに水を入れて枕元に置いて寝たりしていたのですが、
今年はいいものを見つけました。
そのコップにさせばいいだけ。
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こんな蝶の形になるだなんてニクい。
今の我が家のニーズにぴったりだとびっくり、そして喜んで購入。
黄色いチョウチョもあるみたいです。

恐怖のPTA会議。
長い。
もう、いいかげんその不評が人の口の端に上るようになってきた。
大切な問題かもしれない。でもちょっと掘り下げ過ぎ。人の意見を聞きすぎて訳わからなくなっている。
しかも会議室は学校の経営企画室から一斉管理されている部屋で、室温20度以上に絶対あがらないようにエアコン設定されている。
この時期20度ってちょっと寒すぎやしないかい?
延々と、問題を深刻に、暗く、ねちこく掘り下げ続けた2時間半。
身も心も凍えた上に、何の充足感もないまま会議は終わった。
誰一人爽やかな顔、納得した表情をしていないことを、彼の人はどう捉えているのか。
もはやかつての活気と前向きで明るい雰囲気は失われ、怨嗟に満ちた呪いの場みたいになってきてるんですけど!
逃げるように仲間数人と最寄りのおそば屋さんに飛び込み、あつあつのたぬきそばとミニ天丼を頂く。
一気に体温が上昇し、ああ、暖かいってありがたいなあと泣きそうになった。
いや、室温20度にしてもそこに笑顔があるならば。心の温度で笑い飛ばせる寒さだったかもしれないのに、と思う。

次年度役員さんに引き継ぎの挨拶を頂き、頭を下げる。
忙しいこと、時間を取られることが辛さに直結する訳じゃないんです、納得できない、腑に落ちない、充足感を得られない状態に心があることが辛いと思うと小声でお話したら、ものすごく判る、そうじゃないように変えていきたいと思っていますと頷かれた。
おかしいと思うならその人間がトップに立って皆を引かなければならない。
私はそうしなかった。そういう意味で私もダメダメだったなあ。
修行はできたし、ツケは払った。今はただそんな気持ち・・・でも総会終了まであと4ヶ月くらいあるからまだまだだけど!しかも報告書を出すという役目上、現行役員の誰よりも長く留まることをも意味されている訳で、一息つくにはまだ早いんだなあと思う。
それより半月後に大がかりな行事があり大勢のお客様の前で司会進行をするので、スーツ買わなきゃだ、スーツ!
息子の卒業式用も兼ねるのをこの際買うべきか。卒業式だけならともかく、なんだか心引き立たないお買い物だわ〜。
加湿フィルター蝶々買ってる方がよっぽど楽しいわぁ。
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今日も明日も

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息子のクラスのお母さんたちと親睦会ランチ。
いちごソフトあんみつが美味でした!


昨日に引き続き、別口の不可思議な人と対決。
道理と正義の名の元に、他のお母様方の援護を受けつつ対峙。
矛盾する論理を整理し、一つ一つの事実を時系列で並べ、人間だったら当然でしょうという関係者一同の心情を説明し・・・早い話が言い聞かせる。
最初から気色ばんでけんか腰になりかける相手をクールダウンさせる目力はマスカラに借りた。いいもんだなあ、マスカラって。

切り込み隊長、あるいは特攻。
それが近頃の私の役どころである。今日もまた、つまらぬものを斬ってしまった・・・。

それでもランチは楽しかった!ご飯も美味しく、おしゃべりも楽しく。くじけない、ドロつかない。
一度きりの人生を、瞬間瞬間楽しく生きていきたい事は誰も同じなのだから。

運命というものがあるなら、それはきっと切り拓くばかりのものじゃないと思う。
諦めて・・・いや、あきらめて、は余分か・・・受け入れる、ということも運命の一つというものではないだろうか。
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不思議な人

Frame It

 


楽しく読んでます。
畠中恵先生の「しゃばけ」シリーズ。
たぶん、最新作。

人気が出た作品が長く続くということはファンにはうれしいことだけど
正直、トーンダウンっていうのはあるのかな、と何を読んでいても思う。
しゃばけ、も最近わたしにとってはちょっとそうだったのだ。
でも、この短編集は面白い。
気楽に楽しく、でも案外心に深く響くものを感じながら
読んでます。



ひとりふたりではないのだが、不思議だなあと思う人がいる。
新年明けてはや半月以上が経ち、さすがにいろんなことが通常の流れに戻ってきたことを皆で実感、確認しあいながら、かねてからの予定のものを仕事としてすすめたり、互いに冬の間の過ごし方など報告しあって楽しく過ごすというのもあるのだが。
変に気張って「〜ねばならない」を連発して、人にもその価値観とか自分の中の算段でしかない計算で割り出した日数や締め切りを押し付けたりとか。
そういう突出したピリピリさんがもう、何人かの眉の間を曇らせている。仕方ないなあ、これだけ空気が乾いていれば、心も乾燥する人もいるよねえ、なんて他人事で同情していられるうちはよかったのだが。
本日、私に仕事を休んででも会議に出ろ、と言った人がいた。
その人とはすでに過去数回やりあっており、私は更年期障害の人は仕方ないなあと思っている。私にその特徴をあげられて、さすがに顔色なくしたその人は、以降、変にのぼせた口調で上から人にものをいうことや、ガーっ!と怒りを露わにしたり大声で嘆いたりという(しかもいずれもたいしたことない案件でだ)感情の起伏を露わにする事をやめるよう努力している。お互い努力は大切よねと思い、私もことさら彼女には、論点を明快かつ単純にまとめたものをまず告げ、彼女がそれを飲み下したあたりから詳細を語るなど工夫をしつつお付き合いしてきたのだが、先週まだ休み明けでぼーっとしている私を駐車場まで追って来ていきなり、いつも月曜日の会議に来ないが今度の会議は込み入っていて立て込んだ話になるので、ぜひ貴女のアドバイスを頂きたいからきてくれないかと言ってきた。
私が月曜日仕事というのは関係者全員周知のこととて、もう何年もそれで了解されてきているのである。月曜の会議というのはいわゆる幹部だけの、一般役員たちとの会議の前の打ち合わせで、それは大切だが参加必須でなければどうにもならないというものではない。しかも毎回私はその日、早退して途中からでも参加し、資料を読み込み、周囲の人も教えてくれて、ちゃんと理解に努めた上で、本会議に臨んで来てそれで十分であったから、それでも足りない事案は何かとまず驚いた。
しかし私も仕事をしている。それを人に簡単に休んでいいものじゃないの?的な決めつけをされるいわれは全くない。
無理、とお断りした。仕事にまず顔を出し、最低限度の私に託されている仕事を目一杯こなしてから急いで駆けつけ、1時間おくれで参加すると答えたら、どうしても?どうしても?と食い下がられ、いまさらあり得ない論議だと断った。
そうでなければ最初から役員など引き受けない。専業主婦しかできない役員の仕事というものにしては駄目なのだ。仕事をフルでしている人でもできる役員、仕事の内容、仕事の量にこれからはしていく、ということが目下の使命だと思って日々頑張っているのである。
そういえばあの人、地方から旦那さんの仕事で出てきて、此処以外に行くところも会う人もいないんだよなあ、時間があると一人で新宿に出てウインドーショッピングしてるとか行ってたもんなあ・・・と、余計なことを思いつつ、私は仲間にメールして、遅刻はどうしてもしていくが全力で会議内容の理解に努めたいからいつも以上に良く内容を教えてねとお願いした。
すると相手は、そこまでの話って何!?また長々と言葉を掘り下げて掘り下げて、うだうだぐだぐだ言う気なのかな!?と訝しんだり嫌悪感を滲ませたりしながら、とにかく私の願いには了解してくれたのだった。
そして今日。遅れて会議に参加した。4,5枚程度の資料を読み込む。しばし皆の意見を訊く。隣に座った仲間が小声でささっと補足しながらわずかなメモで教えてくれる。
判ったと思った。
でもそう思うのは私の傲慢なのだろう。
きっともっと大問題があるはすなのだ・・・・・・・・・・・・・ないまま終わった。仲間達に、私が感じていることを話す。びっくりされる。仕事を休めというなんて信じられないと皆驚き、訳がわからないと首を振る。それほどの話じゃなかった、全然別に、無理に参加しなくてよかったんだよ、と。
そうだろうとは思っていたのだが、彼女特有の嫌がらせにまんまとやられたのか、それとも気の毒にやっぱり何かのご病気ゆえか。
ほとほと人とは愚かで浅薄、それに乗っけられれば自分もそうだと反省にいたる。
でも形としては私はまあ負けていなかったのだからいいか。内心は一応気にしたのだけど、それはね・・・誰かのことを嫌いだからと言ってその感情にまず捕らわれて、あえて事実を視ないようにしたり、考えることをやめたりして個人の保身にだけ留意する形はしてはならないと思っていたから、そういう意味ではレッスン・・・神に課せられたであろう小さなレッスンはクリア、ということか。
その後、同じ彼女に関する問題が他の人からも幾つも出てきて、私にだけではなくいろんな人に満遍なく不愉快で不可解な想いをさせている彼女はある意味、ブレがなくて立派だなあと感心するにいたった。
でもなぜ。わざわざ人を不快にさせるよう心を砕くのだろう。すごく不思議なエネルギーだ。

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じわりじわりと忙しく

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気がつけば、あっという間の夕暮れ。


朝、いつもより1時間長めに寝えてみたのだが、ベッドの中で目を覚ました時間は同じ。でもゴロゴロできることが嬉しくて、こういうのって幸せだなあと思って愉しんだ。そして結局、やっぱり時間が勿体無いなと、一人でそっとおきだしてコーヒーを飲んだ。この時間がまず幸せでいいなあと思う。
明日からもう忙しい日々に突入するなと判っているだけに、こういう時間が貴重で愛しい。
子供の習い事の送迎やら買い物やらしているうちに、時間はあっという間に過ぎてしまった。
いやいやながら明日へと押し流されていくような感覚がちょっとあるのがまたご愛嬌かなと夕日を見上げる。
そんな気持ちになることすらも、きっと何気ない景色の詰まった日常の中の、幸福の一つ、というものなのかもしれないなあと感じながら。
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お家好き

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マクドナルドのドライブスルーで朝食を買ったら、
オマケにつけてくれたノベルティ。
マクドナルドはよく、余ったものをくれるけれど、
予期しない時にもらうものに限って好みだったりするのはなぜかしら・・・
とまれ、この子は色がぱっと綺麗で鮮やかで、
見た瞬間「まあ♪可愛い♪」と嬉しくなった。
朝から思いがけないプレゼントをもらったみたいな気持ちになれて、
今日はたったそれだけのことでちょっと朝から機嫌よかった(手軽すぎるが)

昨夜は息子の学校のママ友と2時間も電話してしまった。
そんな長電話は久しぶりである。
役員人事のこととこの1年のトラブルのこととか、子ども達の思い出話などなど話題は尽きない。
火曜日に会ってまた話すのに(親睦会だ)お互い溜まっていたものを吐き出すかのように喋り続けた。
でもその甲斐あってか思いは自然に昇華したよう。気に入らない事は気に入らないこととして、まずあってもいい、こっちは気力でそれを乗り越えるぜ、大人として割り切って対処してみせるぜ!・・・みたいな覚悟が生まれた。
愚痴のこぼしあいは傍から見ると、しばしば悪口ばっかり言い合っているように見えるんだろう、と思う。でもそれにも効果はあるのだ。つまり、言うだけ言うけど結局はあきらめて折り合うというね・・・いわゆる穴を掘って「王様の耳はロバの耳!」と叫ぶようなものだろう。そこから芽が出て樹になって風によそいだ葉っぱたちが、それをそのまま言いふらす・・・ということはたぶん私達の周りにはない。
いや。
でも一つ驚いたことがあった。
話は先月にさかのぼるのだが、たまたま私と有人数人は、ある有名な、問題あるお母さん・・・いわゆるモンスターペアレンツと呼ばれるものに分類されても文句は言えないだろう的、すごみあるお母さんとランチをする機会があったのである。
前々から私ならずとも、複数の人が、その人がそこまで他人に世間にこの世の理全てに歯を剥き出し、つっかかってまわって毒を撒き散らすのは、何か余程の不幸あってのことだろう・・・と思っていた。別にそれを聞き出そうと思ってランチしたわけではなく、たまたまのタイミングだったのだが、その方自ら抱えているもの、心を悩ませ、何年間も解決がつかず、この先もそれは変わらないだろう・・・という身の上話を始められたのである。
想像以上のものだった。
だったら彼女の不機嫌もまあ理解はできる・・・身から出た錆、あなた自身のその性格にも問題あるでしょ!と言いたいところは山々ではあるが・・・。
とまれ、その内容を聞いたものだけで納得し、今後も今まで以上に彼女の暴れぶりを多めに視つつ、影ながらフォローしていこうかね、と思ったのである。
ところがその絶対人に伝えるべきでない話の内容を、昨日の電話の友人は知っていた。
ものすごくびっくりして誰に聞いたか訊ねたら、あっさり、あの日一緒に食事した別の友人の名前をあげて。
二重のショックでしばらく私は口がきけなかった。

いや。こういう経験は実は初めてではない。
ぱっと聞いて、それはすごいねと思う話が流れ出して、その話の流れの元を辿り辿って突き済めていくと、当の噂の主の親友さんだったよ!ということが少なくない。今回は親友とまでは行かないが、それでも例のモンスターさんなりに、私たちを信用して話してくれたんだと思うのに、早速それを裏切る人がいてがっかりである。
確かにすごく面白いネタではある!・・・でも当人にとっては大きな不幸、悲しみなのだから。人生の基盤を揺るがすほどの大切なこと、大きな悩みなのだから。
だから幾ら相手が良い人だといっても、気楽に話してほしくなかったなあとため息が出る。
でも流れているものは仕方ないので、くれぐれももう本当に誰にも話さないよう、電話の向こうの友人にお願いした。
噂の出所は自分の親友。そういうことがよくあることを、図らずもまた実感したのだった。

でも基本は。
自分が不幸だからと言って、他人もとにかく不幸にしてやろうと言わんばかりのような、呪いをを振り撒く魔女みたいなキャラにならないことなんだろうな、と思うのである。それは結局悪循環を生む。そうして自分が不幸と感じるゆえに八つ当たりに等しいような怒りの気持ちで放った矢はあちらこちらで撥ね返されて、結局自分に帰ってくる。
気をつけなきゃなあ、と思うばかりだ。

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