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2021.05.02 Sunday

久々のフェリシモは編みぐるみちゃん

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    しばらく離れていた通販のフェリシモさんを

    また楽しみたいなと思い始めたのは昨年秋くらいである。

     

    何か広告でちらっと、可愛い着せ替え手作り人形を見たのだ。

    忙しさに紛れてその時すぐには調べなかったのだけれど、

    今度は可愛い編みぐるみで見かけて、

    あ、作りたい!と素直に思い、3月のセールで申し込み。

    どうやらその企画は最後だったようで、

    今のフェリシモ手作りシリーズのクチュリエの中にもう見つけられないのだけれど。

     

    届いた3月4月が、

    本当にまさかの展開で超忙しい年度末年度初めだったので、

    ストレスがたまりにたまった私はいきなりガシガシと編み始めてしまったのである。

     

    編み始めてから、「あ!写真撮るの忘れた!」とがっかりし、

    慌てて撮ったのがこれ。

    えっと、こんな感じのセットでした・・・・

    テキストはこれ。

    見易くてとても丁寧。

     

    クチュリエのキットが入っている袋が刺繍の図案になっている。

    ちなみに翌月の着せ替え服キットの袋はかぎ針編みモチーフの編み図で嬉しかった。

     

    編んでいるとオットが何?何?呪いの人形を編んでるの!?とか言ってきた。

    チッ(舌打ち)

    上の写真では耳がついたからここで大分雰囲気は良くなったが、

    確かにそれまでは不気味と言えないこともなかった・・・

    端っこの糸の始末もできないまま垂れ流しなのが禍々しいし感じするしね。

     

    が、きちんと糸端を始末して、かがり縫いでパーツを繋ぎ、

    目も鼻も口も小さなベロもつけたらこの通り。

    なんとも可愛い、愛嬌があるじゃあないですか。

    コットンの糸の質感も良くて、抱き心地もすごくいいのだ。

    誤算は約30センチと大きめなところ。

    本当はこの半分くらいの大きさでいて欲しかった・・・

    そうしたらどさくさに紛れて会社に持ち込み、

    デスクに飾って腹立つ・・・いや、ちょっと気持ちが立て込んだりした瞬間に

    わしゃわしゃと着替えをさせて遊ぼうと思っていたのに。

     

    お値段は確か2500円以上したはず。

    これが手作りの悩ましいところで、大昔の、私の母が若かったような頃はともかく、

    もういつからか手芸品は、それぞれが高額で、

    結局合わせると買うのと同じかそれより高くなってしまい、

    だったら買った方がよくないか?という煩悶を呼ぶものになっているのだ。

    自分で作ると安くできる、という旨味がスポンとなくなるのである。

    が、それも工夫次第ではある。

    忙しい最中でもまめに動き、自分で色々安く材料を買い集められるならば、だ。

    今の私は時間と労力込みの値段と割り切り、

    届くとすぐ作り始められる手芸キットは偉大で有り難いと思えるようになった。

    高齢になっても意気軒昂な母にはドヤされるでしょうけれど(涙)

     

    でもでも。

    これ、私の人生初編みぐるみである。

    前から作ってみたかったので、嬉しいのだ。

    可愛いのだ。

    着せ替え人形コレクターの私、着せ替え人形には全く不自由していないのだが、

    それでもさらに作って増やしてしまうとはどういうサガだろうか。

    自分で生み出したこの喜びは大きな癒し。

    忙しい時ほど何か細かい作業に集中し、そ

    れを完遂することによって精神が浄化されるという私の性癖は今後も変わりはしないのだろう。

    生来のひどい面倒くさがりとは相反・矛盾する変な癖だと我ながら思うけど、

    ストレスがたまるからこそ精神が混乱し、嗜好と真逆の行動に走るのかもしれない。

    そう思えば納得がいく。

     

    というわけで、3月に続いて4月はさらに忙しかったのにマリンスーツを編んでしまった。

    可愛いじゃないか!

    辛うじてキットの状態も撮影。

    袋の編み図も嬉しい。

    帽子、スカーフ、トップス、ボトムスを編むセット。

     簡単でも手間はかかるような…。

    気がつくと日はとっぷり暮れていた。

    ハナちゃんのお洋服は今後も11枚増える予定である。

    乞うご期待。

     

     


    2021.01.28 Thursday

    好きなのはハーフサイズ

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      何が、と言ってこれである。

      あまり店頭でみかけないので、

      いつもオンラインで購入している。

      ティッシュはハーフサイズが良い!

      既定の大きさは案外、かなり使い残しがあるものなのだ。

       

      幼い頃から鼻炎に悩んだ私は、ティッシュとは切っても切れない関係にあり、

      常にボックスを抱えて生きているような状況だった。

      その鼻水のひどきこと滝のごとし。

      今のように花粉症という診断とか、抗ヒスタミン剤がない頃、

      医者でさえ診断がつかなかった頃である。

      私にとってのティッシュの有り無しは死活問題だったが

      倹約家の母にはその消費量の莫大さが許せなかったらしい。

      私の事は仕方ないとしても、せめて他の家族、

      すなわち母自身と父、妹が使う分が制限しようと考えた。

      そこで母は慎重に箱からティッシュを取り出し、

      裁ちばさみで綺麗に半分に切って戻したものを使用させていたのだ。

      これは・・・好評だった。

      ちょうどいいと父も妹も、時には鼻をかむ時以外の私さえ認めた。

      少しの汚れをふき取るくらいだったら確かに既存の1枚は大きいのだ。

       

      結婚後、さらに私もそれを痛感したけど、

      母のようにまめに対処できない。

      そんな時、このティッシュに出会った私の喜びは大きかった。

      オットも子供たちもこれに異存を唱えない。

      いいね、と言ってくれている。

       

      問題は、箱に入っていないので抑えられず、

      ティッシュをパックから引き抜こうとするとズズズっと全体が引きずられてきてしまうので、

      片手で抑え、片手で引き抜かなければならない。

      つまり両手使いじゃないといけないことが多い、ということだった。

       

      それでケースを作ろうと考えた。

      ひらめいたのは大掃除の時見つけたアイロンビーズである。

      ムスメが幼い頃愛用していたものの残りだ。

      綺麗な未使用ビーズは捨てるに忍びなくて、引っ越し先にも持ってきていた。

      アイロンビーズで立体物を作っている面白いものを見た記憶がある。

      ネットで検索し、私なりにティッシュの箱に合わせて製作開始。

      素敵な薔薇の模様を打ち出されてる方がいたので(おそらく海外の方)

      参考にさせていただいた。

      ありもののビーズの中から精いっぱい組み合わせて色を決める。

      テレビを見ながら並べていく。

      一枚一枚しっかりアイロンを当てて。

       

      出来た!

       

      思った以上の出来栄えである。

       

      単色で作ればシンプルだったけれど、何しろ残り物なので、

      足りない部分を補うために柄を入れたのだが、

      これが案外好みだった。

      使い心地は二重丸。

      動かず、蓋がちょうど良い重みになり、片手でさっと引き抜けるようになった。

      調子に乗ってリビング用にも作りたくなった。

      色は私の好きなブラウン系で・・・足りない部分を100円ショップで購入したら、

      アイロンでぎゅっと抑えてもなかなか癒着してくれなくて苦労したけれど、

      なんとか完成。

      私の好きなショコラカラー。

       

      これは実は裏側が可愛いのだ〜。

      些細なことだけれど、何かを作るということも、

      心を満たし癒すものだと思った。

       

      さらに一つ、作りたいけれどそのためにアイロンビーズを買ってもいいのかどうか、

      もともとは使い残しを処分したくて始めたのも理由だったのにな、とためらっている。

      ありものの色では創作意欲がわかなくて〜。

      困るわ。

       

       


      2016.11.29 Tuesday

      クラシカルローズ

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        腰は痛いが思い立って朝、開店と同時に最寄りのセリアに出かける。

        ワイヤーラックが欲しかったのだ。

        あと、繰り返し録画できるBR-Dも。

        他にも息子のイヤホンやワンピースのキンキラキンのボタンを付け替えたくてコットンパールのビーズ、などなどを購入して帰宅。

        移動は車だったので、そう腰の負担にもならなかった。

        車の運転ができるようになっていてよかった、と思う。

         

        そして、それからはお裁縫タイムへ。

         

        先週水曜日に着手した仕切り付きがま口ポーチがついに完成。

        きちんと形を整えずに写真を撮ってしまったのでいびつに見えるけれど(汗)

        本当はもっとちゃんとしてます〜!

         

        こちらのお店は素敵なのだ。いつもイメージしているものが見つかり、さっと揃えられて、すぐに送ってもらえる。

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        感想(6件)

        必要なものが全て揃っていて、すぐ作り始められるキット、生地はyuwaのものと素晴らしいのに、1000円ぴったりのお値段なのにつられて、つい購入してみたのだけれど。


        仕切り付きに初挑戦。

        ちゃんとできて大満足。

         

         

         

        最初に届いた生地を見た時は、これはちゃんと綺麗に柄が出るのかなあ?と疑ったのだけれど、

        面も裏も、素敵にきちんと薔薇の絵柄が出てくれて、それも満足。

        色合いも私が大好きなブラウンのグラデーション。

        大切に使います。

         

        というわけで、今日も腰をいたわりつつ、穏やかに過ごした。

        メールがある世の中で良かったとしみじみ思う。

        大切なことも皆、家の中で自分の暮らしを乱さずにやりとりできる、この幸せ。

        寒い日に家の中でちまちま何か作って過ごす時間がとても好きだ。

         

        今日の夕食はハンバーグ。

        子供達が大好物と言ってくれるもの。

        日の暮れるのが早い冬の夕方、冷気を纏って帰宅した子供達が食卓の上のご飯を見て、パッと明るい表情になる瞬間を見るのが好きだ。

        美味しい、暖かい、をことのほか感じられるから、私は冬が好きなのかもしれない。
         


        2015.08.03 Monday

        ステテコのはじめ

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          気がつけば何かを集めてためこんでいる。


          物心ついた時から収集が趣味な性格だった。
          可愛い千代紙、ノート、消しゴム、シールなどから始まって、着せ替え人形だったり、手芸道具だったり、アクセサリーや書籍類だったりとコレクションは多岐にわたる。
          思うにどうも遺伝なようで、母も祖母もそうだったし、今は娘と息子がそうである。選んだ伴侶も似た趣味があるから、それはもうどうしようもないのだろう。
          けれど私はどれも半永久的にとっておきたいわけではなくて、文房具とか手芸ものなら使ってやっぱり楽しみたいと思っている派だ。
          お人形などもがんがん箱出しして遊びたい派。
          保存しておく魅力ももちろんわかるが、やっぱりそれを持って死ねるわけじゃないしな、なんて思ってしまって、だったら生きてる間に自分でいっぱい楽しんじゃおうと思ってしまう。
          ことに可愛い生地なんかは。

          とにかく可愛い布地も好きで、手芸屋さんでは本屋さんと同じくらいにゆっくりと、うっとりと長時間過ごしていることができる。たぶん絵などを鑑賞するのに似たような気持ちで、ようはテキスタイルデザイナーの方々の素晴らしい作品を、うっとりと種々様々な布地の中で味わうことが好きなのだ。そして思わず買ってしまう。曖昧なイメージのまま、適当な分量のものを。
          買ったことで満足して、そのうちゆっくりとね・・・なんて独りごちながらしまいこんだらもうおしまい。
          私の秘蔵の品の中にはそういう成り行きでただずっと眠らされっぱなしのものが数え切れないほどあるのだ。
          そのことをとても反省したのはさすがに自分の年齢から。
          あっという間に過ぎ去った来し方を思えばこの先だってあっという間にうっかり過ごして、何もせぬまま寿命を終える、なんていうことに冗談抜きでなりかねない。
          いけない、しっかり楽しまなくては。

          楽しみたくて買ったのだから。

          というわけで、今日はお裁縫を楽しんだ。
          基本は何かをしながら片手間でできる手仕事が好きで、だからミシンはあんまり出したくないなと思うのだけれど、幸い家族がいない時間が少しあって、その間にできるものをと計画したのだ。


          息子のステテコ一丁できあがり。

          これもまだ息子が乳児だった頃、甚平を縫おうを買った布地であある。
          そう思っていたら素敵な甚平をあちらこちらから頂いてしまって、
          わざわざ必死で縫わなくても・・・ということになってしまったのだった。
          もはや私より大きくなった息子の役に立てるにはステテコになってもらうしかない。
          しかしそれには少し生地がたりない。
          仕方なく、二本の筒を縫い合わせるだけという単純至極なやり方にしたけれど、
          ちゃんと形にはなるものだ。

          けれど試しに私が履いてみるとどうもヒップ周りのはきごこちがよろしくなかった。
          やはりある程度のカーブをつけて、
          体型にあわせた製図は必要なものだなあと痛感する。
          ただ、この面白可愛い龍の模様の生地を全く無駄にせず
          綺麗に使いきれたことでは満足だけれど。



          2015.07.13 Monday

          キラリ、と黒

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            中学部の卒業制作の一つで息子が作ってくれた御守り。
            木工の授業の一端で、
            マイターソーを使って小さく木を切り(これが難しいのだ!)
            貼り合わせ、磨いて、
            無患子(ムクロジ)という木の実を中央に飾ってある。

            この木の実の名前は「病気をしない子供」というものだそうだ。
            素敵!子が病にかかりませんようにと祈らぬ親はいないから。
            羽根つきの羽の頭に使われているのもそういう意味が込められているからなのかな、
            と合点がいった。
            先生はこの作品にタコ糸の紐をつけてくださって
            私はそのまま鍵につけて使っていたのだが、糸が絡んで困ることがあり、
            黒いサテンの細いリボンに本日付け替えてみた。
            それから思いつきで、持ち合わせていた十字架のチャームを、
            やはり持ち合わせの金輪と引き輪でリボンにセット。
            そうしたら予想以上に大人可愛く、上品にセンスアップして嬉しくなった。
            大切に使う。
            ずっとずっと御守りとして。



            覚悟していたことだけれど、暑いこと暑いこと!
            朝、7時半に家を出る時点でもうムッとするような湿度、高温。
            9時に庭に水を捲く頃にはもう茹だるような暑さで、これはいけない、明日から水やりはもっと早い時間にしなくてはと思った。しかも夕方も水をあげないと、花たちはすぐ一瞬で干からびて苦しそうである。
            私ももうだめ・・・暑すぎる・・・。
            期末試験も終わってほぼ自宅学習状態に入り、来月から行われるA.O入試にいよいよチャレンジする娘と、家事をしたあと天然石のブレスレットを作ったり、上の写真の息子の御守りのアレンジをしたりしの私は、午前中は静かに涼やかに家の中で過ごしたのだが、午後、息子を迎えに行く車の中ですでに死にそうになった。さっと早く息子の学校に行って、迎えて、ささっと駅によって娘を送って、息子を連れて帰りたいのに・・・こういう日に限って前に、制限速度40キロの道を30キロ以下で、ものすごく車間を開けて車を転がす方がいらしたりして、疲労感がいや増したりした。
            暑いと何もかもがいやになる。
            そしてこういう時は来るなあと身構えていたら、案の定、ふらっと駐車している車と車の間から飛び出してくる人がいて、信号無視で渡ろうとする人もいて・・・と肝の方はさーっと冷えた。
            私の勝手な感想なのだが、天候的に異常な時には、気持ちがぱ〜っと舞い上がって行動が雑になる人に遭遇する確率が高い気がする。
            駐車されている車と車の間から飛び出して来られるのは、こちらは全く気をつけられないのだ。
            わからない、見えない、従って予測し難い。常にそういう人がいることを予期して走れと言われたら、どこもかしこも、まともなスピードを出して走ることはできない。自転車より遅いという始末になる。(その自転車さんも車道をゆっくり走られて、車の本来のスピードでの走行を妨げられる方が多く、やっと抜けたと思っても、こちらが信号待ちしている間に信号を無視してスイスイ進んできた自転車さんにずっと並走されてストレスが溜まることもとても多い。)
            信号無視に関しては何をか言わんや、である。
            ほんの数十秒、もしくは数分、法を犯してまで急いだとして、それがどれほどの得になることだろうか。徳を積むという言葉があるが、その反対のものをいたずらに積み、いいことがあるとは誰の人生の上でも思えないけど、とブツクサ言いつつ運転をする。うだるような熱気に包まれた街の中を行く人は誰も皆そう優しいお顔はしていらっしゃらない。
            だからこそ、暑くて辛いのはお互い様。そんな時に雑に振舞う行動で、誰かを事故に巻き込んだならどう責任を取れるというのか。
            そこまでは考えない、と決め台詞のように言い放てばそれでその場だけは済む、という問題ではなし。

            かくいう私も高温多湿でキーっとなりやすいたちなので、この季節は自粛して、なるべく家にひきこもってますとも。
            この夏だけじゃなく、いつの夏でも、だけど。

            2015.03.10 Tuesday

            オリエンタルを探して

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              娘が舞台でアラビアン〜な世界のお姫様役をやることになった。
              と言っても主役にあらず。
              上級生の先輩ヒロインの、その妹役をやらせていただく。

              上級生のお母様にお衣装のことなどそろっとお伺いしたら、
              「お好きになさって結構ですよ。
              うちはネットでコスプレの衣装を買います」
              とのことなので、私もネットで検索。
              ベリーダンスの衣装が案外豊富で、お安い。
              この1セットで3千円足らず。

              しかし頭飾りは困った。
              脇役だけどプリンセスだからそれらしいティアラが欲しいイメージ。
              でもアラビアンって・・・。
              いろいろ検索したけれど、アラビアンなヘッドアクセサリーはどれも同じ感じ。
              人と同じ、というのはあまり好きではないので悩む。

              最寄りの100円ショップに行って、
              ヘアアクセサリーコーナーをじっくり検分。
              そうするとイメージが湧いてきたので、
              金のカチューシャとパールの髪飾りを購入。
              帰宅して組み合わせてみる。

              良い感じでは?

              ベールを縫い付ける。

              今年も良い衣装ができそうだ。


              久しぶりに晴れたと思った。
              傘がいらないってそれだけでありがたいなあと思ったのだが、結局今日1日はどんよりしていた。
              雨も降ったし、雪さえちらっと降ったような。
              そして寒い。とても寒い。
              私は寒さが好きだからいいけれど、辛そうにしている友人の横で、なかなか冬が終わらないねえ、なんて話をする。
              本当は、もうすぐそこに春が来ているのを実感している。
              日が長くなり、朝から部屋に明るい光が差し込むようになった。朝食の時間には電気を灯す必要がなくなり、夕方も長らく明るい。
              見上げれば桜の樹々の蕾は膨らんでいる。
              そして目と鼻が痒く、微妙にムズムズ。
              ザ・花粉!という感じ。
              自宅から出た友人が自転車に乗ろうと、ふと黒いサドルに目をおとした瞬間、綺麗に積もった花粉を見た、という話を聞いたらまた一斉に、居合わせた皆が痒い感じになってしまって笑ったりするのも、この季節ならでは。
              お別れ含みの時期ではあるのだけれど、こうして季節が流れていくのも、またいいものだなと思う。



              2014.07.09 Wednesday

              完成

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                多少、計算ミスがあり、思っていたより不細工な出来ながら。

                こんな感じの一品が完成。

                こうしたかった。
                ただ、こうしたかっただけなのだ。
                でもこれが案外難しかったのである。
                とにかく測ったようにピッタリ、というのが嬉しい。
                いや、測ったのだけれど。
                それが手づくりの幸福ということなのだろう。
                でも、材料費700円と私の労力と時間を思うと、
                salut!さんの1000円は安いな、ありがたいな、とも改めて思った。

                手づくりは楽しい。
                改めてそう認識し、達成感あるのはいいのだが、夢中になりすぎ、やはり何かがとんでしまった。
                朝、絶好調で釘を打っていたらば息子の学校の先生からお電話があり、遠慮がちに忘れ物に付いて切り出されたのである。
                恥ずかしさと申し訳なさに、電話ながらぺこぺこ頭を下げて謝ってしまい、先生が笑って大丈夫です、こちらで用意しますのでお母様はどうぞそのまま・・・と言ってくださったのだが。
                そう言われても、放置はできない。
                忘れ物を持って車に飛び乗った。往復30分後に戻って来て、また上の棚にとりかかり、正午前には無事仕上げたという訳だ。

                車の運転、約10日ぶりくらいだけれど、こういうきっかけがあってよかった。
                以前は殆ど毎日、かなり運転していたのだが、今の住まいに引っ越してからは本当に別に車に乗らなくてもよくなってしまった。たまにちょっと遠目のお店で欲しいものを思い浮かべたりしても、わざわざ車に乗ろうと思わず。
                それで済む今の状態はいいなあと思いつつ、でもこのまま運転できなくなっちゃいそうだなとも思っていたので。
                良いきっかけだったと思う。


                可愛いトイレットペーパーが大好きな私。
                生協のカタログにてまとめ買い。

                本日、娘の学校行事で娘の帰宅が非常に遅い上に大雨まで降って来た。
                台風が来るのかどうか。
                とにかく娘を駅まで迎えに行く。
                わずかな距離。車だと2、3分。
                その2、3分がとても怖かった!
                闇も雨も恐れぬドライバーにはまだ全然なっていない私。後ろの車にイラつかれようと(私が事故でも起こしたら、そちらだって寝覚めはわるいでしょうに!)ゆっくり走って、無事娘を連れ戻って来た。
                色々疲れてほ〜っと充実の夜中近くに帰宅のオット。
                家族の無事を喜び、私作成の棚を褒めてくれる。
                娘の迎えも棚作りも、本当は貴方にしてほしかったのよ、オット。
                ま、もう、いいけどね!

                2014.07.08 Tuesday

                堪えきれずに

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                  浴室の窓辺に飾ろうと、100円ショップで、300円で購入したパキラちゃん。
                  オットがセレクトしたので、
                  オットからの愛が深い子になってしまった。
                  私はきっかり100円の、適当な子を見繕うつもりだったのだけれど
                  この子はいきなり、その佇まいと枝振りでオットの心をとらえたのだ。

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                  100円きっかりのブランデーグラスも買って
                  やっぱり100円の植物が育つゼリーをいれて
                  ポットから出し、土を洗い落としたパキラちゃんを入れる。


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                  それから思い立って購入した桐すのこ3枚。
                  板材2枚、ペンキと刷毛、念のため木工用ボンド。

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                  何十年ぶりかで、
                  のこぎりで板を切って、ペンキを塗り塗り。

                  我が家の炊飯器入れを作りたい!という衝動が、今日になって急に抑えきれなくなってしまったのである。
                  我が家のキッチンで、棚の上にただポンと置かれている炊飯器周りの収納をなんとかしたいというか。
                  市販品でぴったり合うものはなさそうなので、自分で作るしかないと思ったのだ。
                  のこぎりで板を切るのも、金槌と釘を使うことも、思っていたよりとても大変で難しい。でも少し慣れてくると、なんだこういうものだったのか、まだこれからも色々ちょこちょこ作れそうと思う。
                  イメージとしてはいつもお買い物する素敵なショップさん、salut!さん風のものなのだが、うまくいくかどうか。




                  2014.04.15 Tuesday

                  今日はお裁縫

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                    お天気がいい日でも家にいるのは好きだなあと思う。
                    窓を開けて、空気を入れて、洗濯物を干すために2階のベランダや、花達の手入れをするために
                    小さな庭に出るだけで、とても清々しい。
                    さて、と、さっぱり片付けた(つもり)のリビングに布を広げる。
                    かなりの、布の波。
                    10メートルの薄紫の布、5メートルの花模様の布。
                    幅170センチのソファー二つ分を覆うためのカバーへと、少し形を変えてもらう為の作業を開始。

                    最初、無地一色で薄く、渋く、暗すぎない紫の布で作ろうと思っていたのだけれど、
                    お店の在庫が11メートルしかなく、110センチ幅3幅分を縫い合わせるなら、
                    両端を無地に、中央に柄物を入れてみてはどうかと夫婦で相談。
                    オットがこれが素敵で可愛いと気に入ったのは
                    全体的に紫系統のパッチワーク柄。


                    我が家はずっと、真っ白なインテリアで来たので、
                    今回の家で壁の一面だけ淡い紫に色付けられているのへ合わせて
                    今までと違うファブリックの挑戦してみたのだけれど
                    今の所、家族全員気に入っている。
                    飽きるまでしばし、この配色を楽しもう、と。

                    それにしても、裁断が苦手な私は大量の布をきちんと綺麗2.5メートルずつ切ることにまずものすごく神経を使った。
                    お店の方がカットしてくださる時の手順を失礼ながらガン見させて頂いて、なるほどなるほど!と多少なりとも吸収させて頂き、真似して一生懸命頑張ったのがよかったのだと思う。
                    ほぼ狂いなく、まっすぐにカットできたから、もうその時点で嬉しくて、あとは快調にミシンを動かし続けただけだったのだけれど。
                    気がつけば何時間もの時間が過ぎて、肩はバリバリに凝り、なぜか腰まで痛くなっていた。
                    ただその甲斐あって、自分でも満足できるものが作り上げられたことと、オットも子供達も喜んでくれたことがとても嬉しくて、しみじみと大きな達成感に浸らせてもらった。
                    たぶん、人生で一番長く縫った気がする。

                    買った布の分量が、怖いくらい二つのソファーにぴったりだったので、自分の目測が間違っていなかったことがまた嬉しかった。
                    手芸店ではカット場が混雑、非常に長時間の列で並んだのだが、自分の番になって左右の方達の会話を聞いていると、例えばなにやらお手製のバッグを持って来て、同じものを自分も作りたいけれど、この布でこれを作るには何センチ必要か、と言った質問をされているのだ。
                    縦横まち部分、取手部分と測り、少し多めに買えばいいだろうにと思うのだが・・・
                    (しかも、布が何やら適しておらず、お客様がお選びになったこれですと柔らかすぎて、裏地もつけなくては、このような形は一瞬出来ても、ものをいれると形が崩れ、持ち運びもしづらくなります、何を入れてどんな時にご使用なさいますか?と聞かれ、その方はかなり驚かれた様子で、その場に立つまで20分以上並んで待っていたのだから当然だとは思うが、まさか、もう一度生地から選び直し!?と叫ばれた。反対側の方はワンピースを縫いたいのだが何メートルこの生地を買えばいいかと尋ねられ、どんな形のワンピースを縫うのかと聞かれて何やら絵を描き、それでしたら4メートル・・・と言われたことに仰天、その分布を買うと、既成のワンピースと変わらない値段になりますよね!?と裁断担当の方に詰め寄っていらした)
                    カット裁断台の手前にアドバイザーコーナーがあればいいのにな、と思ったものだ。
                    布を買うのは案外難しい。
                    自分の作りたい物の分量を、ある程度は事前にきちんと把握していかないと、今時は本当に既成のものを買った方が安かったりするのだ。
                    手づくり好きにはつまらない話である。
                    自分で作る面白さはもちろんだが、既成のものを買うよりしかも安くて素敵なものを手に入れることができた、というのもまたその喜びに含まれるのだから、実は買った方が安かった、というのではつまらないな、と私はいつも思っている。
                    今回のソファーカバーは間違いなく、あれやこれやと調べた既製品に比べて安く出来、しかも世界に一つだけの我が家のカバーだとオットが喜んでもくれたので、私の気分はなお、いいのだ。

                    手芸材料、もっと何でもお安いといいな〜。



                    2014.03.07 Friday

                    ソーイングマシーン

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                      いよいよ、娘の舞台衣装を仕上げなくてはいけない日が明日に迫って来てしまった。
                      一日中針仕事だな、こりゃ、と昨夜決意していたとおり、朝から予定の家事を全てこなし、家族を無事に送り出した後は一気に集中力をあげて取り組んだ。

                      コートは2500円程度で購入したジャージ素材のもの。
                      これは一から作ることはできない。素材が必要だと最初に思った。
                      ところが娘の部活の先生がイメージしている衣装のそれは、ロングのコートで真緑のもの。
                      今、女子はコートもミニ丈がブーム。形もラブリー。
                      ロシア、コサック兵、コート・・・というワードを入れて思わず検索しそうになったが、それが売られていたとしても買えはしないだろう。しかし先生のイメージするものはまさにそれだったのだ。
                      大変だなあと思っていたところへ、奇跡的にロングの、ミリタリー調でカーキ色のコートを発見することができたのである。
                      形的にかなり満足できたし、色も緑系統。それに真緑色の布でアクセントをつけることにした。

                      衿を覆って、ベルトもくるんで、余った布を裁ちっぱなしでウエストから4枚、短冊のように縫い付けて、ダンス場面でひらひら動きが出るようにしましょう!と、先輩ママとの協議で鼻息新たく決めたのだが、勢いだったなあ、と思う。
                      これが結構難しい部分があって、先週はこの一点だけに力を注ぎ込んで力つきたのだった。
                      これに黄色い腕章をつける。その腕章をちくちく。黄色い手袋も100円ショップで購入し、手首の所から長めに黄色い布をつけたしてゴージャス感をアップ。
                      そして仕上げが帽子だった。
                      100円ショップで購入したツバの黒いキャップのプリム部分を、フエルトで覆う。フエルトをチクチク縫い、帽子のとめつけ、飾りに、バーティーグッズのショップで買った500円のティアラを部分的に切り取ったものを着ける。朝9時から始めて、間に少し休憩をはさみ、昼食をささっと食べ、息子の送迎をしておやつをだして、洗濯物をとりこんで、たたんで、夕食を作って食べさせて後片付けして、お風呂にいれて・・・という作業を入れつつ、終了したのが22時。
                      燃え尽きました。

                      でも達成感あり。
                      そしてやっぱり、作るという作業は楽しくもあった。
                      だったらもっと早く仕事にとりかかって、余裕をもってすれば楽だったのにねー。

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