2010.01.14 Thursday
ナルト ハッピーミール
ハッピーミールが好きではなかった。
数年前に義妹が、当時滞在していた米国で、私が喜びそうだからと集めて送ってくれたマダム・アレクサンダーの人形は素晴らしかった!
これがハッピーミール?と目を疑った。
転じて日本に目を移せば、我が子らも嬉々としてハッピーミールを集めるのだが、私にはなんだかあまり有難いものに思えない。ほとんどは色鮮やかなプラスティックのおもちゃ。ちょっとしたギミックがついているものが多いが、さほど遊べるものではない。ではお部屋のアクセサリー、装飾品として有効なのかというとそれほどでもないようなデザイン・・・・要は大人がコレクションしたくなるようなセンスのものではないのだ。
この値段だから・・・と思うべきだろうか。しかしここ数年、日本には食玩という、他国では真似できないような素晴らしい文化が育っている。それらはほとんどオマケ程度のガムかキャンディ1個ついているくらいで、代金のほとんどはモノにかけられたものだとは思うのだがそれにしても大変なクオリティの高さだと思うのである。その日本のマクドナルドとしてもっとこう・・・なんか・・・・・むにゃむにゃむにゃ。。マクドナルドともあろうもの、まさか食材で手は抜けないからたしかに、最低限度の食事とおもちゃとなると、この物価高の日本では今までのもので限界なのか。ではアメリカだってけして物価はやすくないはずなのだが、かつてのMAドールのようなミールはどうだったのだろうか。
などなどと悩んでいた私をまた試すかのようなこの企画。
ナルトがハッピーミールですって?
思い起こせば数年前、まだ押さない子供達とマクドナルドのショールームを覗き、「なんだ、おもちゃはこれだよ?知らないからいらないよね?」と説得したミールがナルトというアニメのものだったのを覚えていて、成長した子供達とナルトを楽しむようになった今、判らなくても揃えておけばよかったのに!と後悔していたのだ。
もちろん揃える、と即座に決定した。
ナルトと聞いて素通りできないほど、今は親子で大好きな物語である。
ただあのマクドナルドのクオリティだからなあ・・・心はすでにあきらめ・・・いやいや悟りの境地。
それでもいいさと購入覚悟の先週金曜日。
まずナルトをゲット。
背中のボタンをおすと、右手に翳した螺旋丸がくるくるくるっとまわります・・・。顔立ちについては触れますまい。たしか日本のフィギュアは世界一優秀なはず・・ぶつぶつぶつ。でも、ハッピーミールだから。うん、そうだよ、ハッピーミールなんだもの。
もうひとつは螺旋丸そのもの。
子供の手のひらには余るほどの大きさで確かにちょっと螺旋丸イメージ。ボタンをおすと青く光る、球体の中でぐるんぐるんと軸が回転する音と手ごたえが、なにやら風を固めて武器にしあげる忍術のイメージ。
きっと、ハッピーミール担当の人たちもいろいろ大変なんだろうな。
限られた予算の中で試行錯誤して、版権ものの許可の申請手続きやら制限範囲内でのデザインに膨大な手間と時間をかけて。いかに子らの目を引き、購買意欲をわかせるか、それらに日々頭を悩ませておられるに違いない。これは、というものをみつけるために、毎日いっぱいにアンテナを張り巡らせていらっしゃることだろう。
そう、さまざまな思いをめぐらしつつ、今回のミールを見て「まあまあ」とつぶやいた私は非情かもしれない。
数年前に義妹が、当時滞在していた米国で、私が喜びそうだからと集めて送ってくれたマダム・アレクサンダーの人形は素晴らしかった!
これがハッピーミール?と目を疑った。
転じて日本に目を移せば、我が子らも嬉々としてハッピーミールを集めるのだが、私にはなんだかあまり有難いものに思えない。ほとんどは色鮮やかなプラスティックのおもちゃ。ちょっとしたギミックがついているものが多いが、さほど遊べるものではない。ではお部屋のアクセサリー、装飾品として有効なのかというとそれほどでもないようなデザイン・・・・要は大人がコレクションしたくなるようなセンスのものではないのだ。
この値段だから・・・と思うべきだろうか。しかしここ数年、日本には食玩という、他国では真似できないような素晴らしい文化が育っている。それらはほとんどオマケ程度のガムかキャンディ1個ついているくらいで、代金のほとんどはモノにかけられたものだとは思うのだがそれにしても大変なクオリティの高さだと思うのである。その日本のマクドナルドとしてもっとこう・・・なんか・・・・・むにゃむにゃむにゃ。。マクドナルドともあろうもの、まさか食材で手は抜けないからたしかに、最低限度の食事とおもちゃとなると、この物価高の日本では今までのもので限界なのか。ではアメリカだってけして物価はやすくないはずなのだが、かつてのMAドールのようなミールはどうだったのだろうか。
などなどと悩んでいた私をまた試すかのようなこの企画。
ナルトがハッピーミールですって?
思い起こせば数年前、まだ押さない子供達とマクドナルドのショールームを覗き、「なんだ、おもちゃはこれだよ?知らないからいらないよね?」と説得したミールがナルトというアニメのものだったのを覚えていて、成長した子供達とナルトを楽しむようになった今、判らなくても揃えておけばよかったのに!と後悔していたのだ。
もちろん揃える、と即座に決定した。
ナルトと聞いて素通りできないほど、今は親子で大好きな物語である。
ただあのマクドナルドのクオリティだからなあ・・・心はすでにあきらめ・・・いやいや悟りの境地。
それでもいいさと購入覚悟の先週金曜日。
まずナルトをゲット。
背中のボタンをおすと、右手に翳した螺旋丸がくるくるくるっとまわります・・・。顔立ちについては触れますまい。たしか日本のフィギュアは世界一優秀なはず・・ぶつぶつぶつ。でも、ハッピーミールだから。うん、そうだよ、ハッピーミールなんだもの。
もうひとつは螺旋丸そのもの。
子供の手のひらには余るほどの大きさで確かにちょっと螺旋丸イメージ。ボタンをおすと青く光る、球体の中でぐるんぐるんと軸が回転する音と手ごたえが、なにやら風を固めて武器にしあげる忍術のイメージ。
きっと、ハッピーミール担当の人たちもいろいろ大変なんだろうな。
限られた予算の中で試行錯誤して、版権ものの許可の申請手続きやら制限範囲内でのデザインに膨大な手間と時間をかけて。いかに子らの目を引き、購買意欲をわかせるか、それらに日々頭を悩ませておられるに違いない。これは、というものをみつけるために、毎日いっぱいにアンテナを張り巡らせていらっしゃることだろう。
そう、さまざまな思いをめぐらしつつ、今回のミールを見て「まあまあ」とつぶやいた私は非情かもしれない。