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2021.09.18 Saturday

本の巣

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    もう何年もダイソーさんでリピートしているもの。

    使い捨ての水切りスタンドというものができてありがたいといつも思っている。

    発売された当初から色々なものをつかってきたけれど、

    ここ数年はダイソーさんのこのアリス柄を好んで買っている。

    日常使いのちょっとした物も、好きと思えるものがいいとずっと思っているから。

    このアリスシルエット、茶系の色合いがシックで好き。

    茶系だと中に捨てた生ゴミの存在感が透けて見えにくいのも良いのだ。

    水もよく切れる。

     

    見た目すっきりのシンプル収納は私のような無精者には合わない。

    というか、できない。

    それらは概ね、引き出しなり戸棚なりを一旦開けて、

    入れる、置くなどの動作を必要とする。

    時にはさらにその中の何かに入れるなどもある。

    そのワンアクション、ツーアクションが横着者にはできないのだ。

     

    したがって私が今、見出した妥協案はこれ。

     

    イケアで買った紙ナプキンスタンド。

    流しの前がちょうどものが起きやすい台になっているので、そこに置いて

    水切りストックを立てている。

    前からせっかく可愛いこのスタンドを使えないものかと思っていたので、

    ちょうどよかった。

    生ゴミの水を切って捨てる時はなんだかいつも慌ただしいので、

    私にはこのやり方が合っているなとわかって、ちょっと嬉しい今日この頃。

     

     

     

    楽天市場で溜まっていたポイントを使って、無料みたいな感覚で私のためだけの収納棚を購入。

     

    実はずっと憧れていた押入れ下、引き出せる収納ワゴン。

    既定の押入れ奥行78センチいっぱい、高さ65センチ、幅10センチの4個セット。

    連休初日の今日、オットに頼んで一緒に組み立て。

    出来上がるたびうきうきして、段ボール箱に詰めっぱなしだったコミックをとりだし、

    並べて、それが心底楽しかった。

    が、結果、2箱分入らなくてショック。

    思っていた以上に自分の持っている本が多かった。

    重いけれど、車輪のおかげで私でも引き出して、

    好きな時に読むことができるという喜びは、大きい。

    押し入れ収納 キャスターラック 4個セット 幅19 奥行78 高さ65.5 コミックラック ワゴン 整理棚 隙間 押入れ 収納 リビング 大容量 棚 スライド 収納庫 漫画 CD DVD 収納棚 押入収納ラック 本棚

    価格:15,840円
    (2021/9/19 08:40時点)
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    ただ。並べながら何度も不安が心をよぎった。

    本当にこれらは今後も必要か。

    この紙という形で?

     

    私は本が大好きである。

    学生時代はもちろん社会人になってからも、

    本屋に寄らずに帰ることがなかった。

    1日一冊買うのは当たり前のことになっていて、

    化粧品より服よりも、外食代より大切な、私にとっての必要経費だった。

     

    そんな生活を続けて数十年、ついに私は限界を知る。

    家族と暮らす家の中での、自分の趣味のものが占める割合の高さ、というシビアな現実。

    減らさなくては、という気持ちは何にも優先した。

    そんな中での電子書籍到来。

    どうなんだろうかと迷っていると、父母飲み会であるお父さんに、

    ものすごく便利、読書家こそ電子書籍だと思いますよ、と勧められた。

    その話をオットにした翌月がクリスマスだったこともあり、

    オットがKindle Paperwhiteをプレゼントしてくれたのが決め手になった。

    半信半疑のようなつもりで利用し始めると、

    電子書籍は予想以上に便利で合理的であり、

    読みやすくも合った。

    何より、置き場所にきがねすることなく、

    いくらでもシリーズで揃えて大丈夫、

    というのは、何か重い呪縛から解き放たれたような気分になった。

    非常に自由で、心底読書を楽しめる気がした。

     

    今、電子書籍で買ったものに後悔はない。

    でも紙で買うものには悔いが残る。

    紙の劣化、重み、体積・・・。

     

    いや、しかし。それらを上回る魅力が紙の本にはある。

    手触り、質感、紙の匂い。

    それらも含めて全て本というものの力じゃないのか。

    書店の楽しさ、素晴らしさ。

    消えて欲しくない、無くなって欲しくない。

    だけど日々の暮らしの快適さも大切。

    葛藤は続く。

     

    何が合っても捨てないと決めているものは私の血となり肉となった

    かつての大切な本たちだ。

    今後知り、買うものは電子でいく。

    そう区切るしかなかった。

     

    今日整理したもののの中に、もう読まないかもと感じたものがあった。

    読むけれど、電子で買い換えたいと思うものもまたすごく多かった。

    先月、たまたまセールで安かったので「動物のお医者さん」全巻を

    Kindleでまとめ買いしたところである。

    これは当時、ずっと枕元に置いていて、

    毎晩本当に繰り返し読んでいた大好きな本。

    愛とか恋とか面倒なしに、動物をめぐるエピソードが綴られるこのシリーズに、

    当時、慣れない結婚直後の共働き生活(しかも神戸を離れて東京に移ったばかり)の

    私は、すごく癒されたのだ。

    あまり読んだので落丁しかけていたり、

    紙が黄ばんでいたりと劣化が気になっていたので、

    電子書籍への買いなおしにためらいがなかった。

     

    こんな風に、これから徐々に整理していくのかな。

    私の子たちは私の本にあまり興味を示さない。

    ムスメはびっくりするほど読書しなくて、とにかく動画派だ。

    好きな作品の元ネタとしてのみ原作本にやや興味を示し、

    原作ではどうなっているのか私に聞く。

    息子は時折読んでいるけど全てではない。

    私の死後、私の本はこの子たちには大変な荷物の山にしか見えず、

    捨てるのにも苦労することだろう。

    だったらやはり私自身がそれまでに処分していた方がいい。

    ま、まだ当分は生かしてもらえると信じて、

    今日も共存の道について思いを巡らせたわけだった。

     

    文房具と本、これらがそろっての私の心地よい巣作りである。

     

    いくつもの電子書籍配信会社がある中で、

    私は今、Amazonのみで一本化しているけれど、

    この私のアカウントは私の死後も有効だろうか。

    それが孫子に受け継がれるなら(ムスメはだめでもその子は私の趣味を受け継ぐかもしれない)

    これも立派な遺産の一つと言い訳になるので、

    安心して今後も購入し続けられるのだけれど。

     

    本のない生活は考えられない。

    でも本だけで生きていけるわけでもない。

    ちょうどよいバランス、私らしい暮らしの中でベストの形を見つけたい。

    それにはやっぱり適度な収納、すっきりした気持ちが大事、という気がするのだ。

    私なりに、だけど。


    2021.08.22 Sunday

    お気に入りの黒のコーナー

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      非理想の排除。それが理想。

       

      現実はなかなかそうはいかないようで、でも努力は諦めたくない。

      不精者の私がリビングの中にコソっとしつらえたセカンドドレッサー。

      本当の大切なドレッサーは寝室にあるのだが、浴室と洗面所は1階なので、

      お風呂上がりや朝の洗顔後のスキンケアに、2階の寝室まで上がりたくない、

      それが私なのだ。

       

       

       

      アクセサリーが好き。

      基本、パワーストーンのブレスレットやペンダント、アントワに指輪はお守りだと思っているので、

      毎日どれもしっかりつける。

      そして一日中働いて、私の汗と誇りと涙を吸い取ったそれらは

      帰宅後直ちに水で洗ってキッチンペーパーで拭き取った後、

      しばらく水晶の上で休ませることにしているので、

      これらの小物はそのアクセサリーたちのための休憩所のようなもの。

      これまた2階の寝室にちゃんとしたアクセサリーたちのボックスがあるが、

      それも私が眠る時か何かのついでに一緒に持って上がってたどり着く場所なのだ。

       

      こう見えて結構100円なのがミソ。

      お高いのはアナスイのバラの縁取りのミラーと、

      白いシンデレラの馬車のトミカくらいかな。

      白いクラウンの陶器のカードスタンドも、小さな小鳥がついたガラスの小皿も、

      アナスイ風の黒いバラのボックスやコットンケースも、

      透明と白のアクリルの馬車型小物入れも、

      全てセリアさんやダイソーさんのもの。

       

      スキンケアボックスはこれ。

      親愛なるコンビニエンスストア、ローソンさんの雑誌コーナーで見つけたもの。

       

      ゴスロリ好きの私にはたまらないブランド、アナスイ。

       

      こんな風に折り畳まれている状態で売られているけれど、

       

      材質はとてもしっかりしていて

       

      中身もポーチがついていたりと充実している。

       

      このアナスイテイスト感がたまらない。

       

       

      しっかりした厚手の素材は、

      ソフトケースだとしても十分頑丈に感じられて頼もしいし、

      中身の真紅の内張が素敵。

       

      お風呂上がりにリビングのソファに座って、テレビを見ながらスキンケアをするのが

      長年の習慣の私。

      2種類の化粧水に乳液、美容液、ニベアをしみ込ませていくだけだけれど、

      その過程を私なりに楽しんでいる。

      でも実用一点張りで今までは簡単な白いケース(ダイソーで購入)に放り込んだ必需品を

      そっと物陰に隠しておいて、使う時取り出し、使い終わるとまた隠すという感じだったけれど、

       

      この可愛いボックスを手に入れてからは、

       

       

      ご機嫌で、毎日堂々と見えるところに置き、使っている。

      基本、かなりなんでも白い我が家の中の、ここは煌めくような黒が幅をきかせているコーナー。

      お風呂上がりと朝の洗顔後は自分としては素になる瞬間であり、戦いのために出かけていく準備段階であり。

      我知らず思わず、特別思い入れする場所。

      ここに座って自分の肌(と心)をケアしていると、不思議に自分を大切に思い、

      いたわれるのだ。

      自己肯定感の修復タイムというところなのかもしれない。

       

      その隣のラックの上には2台のモジュラー。

      選びようもなく黒。

      なんとなく、カモフラージュに、これまた黒いハウス型黒板をおいたら、

      妙にしっくり可愛かったので定位置にしてしまった。

       


      2021.08.12 Thursday

      ミニマリストは無理だけど

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        一見、クリーム・・・お化粧品の・・・と思うけれど

        これは朱肉。

        小さくて掌の上にコロンと乗るくらい。

        恋はしなくても使っていいと思う。

        印鑑なしでもいい世界・・・を日本は目指しつつあり、それもいいと思うけど、

        印鑑という文化も、やっぱり好きだと思っている。

        一応私の職場はまだまだ印鑑、それも朱肉の押印で、という指示が多いし、

        家でもわりと毎日使っている。

        障害ある家族がいると、なんやかんやで日々、

        施設とのやりとりの日誌をはじめ、何かの書類があるのだ。

        よく使うものなら好みのデザインのものがいい。

        そういう気持ちの中で見つけた逸品。

        可愛い。

         

         

        私が好きな読みものの一つに、日々の、いろいろな方のブログがある。

        バス待ちや手持ち無沙汰な時間の瞬間瞬間に、

        なんらかの更新通知があることに気がついては拝読し、

        楽しい気持ちを分けていただいている。

        中でも収納、お洒落なインテリアにするコツ、

        経験、感想を書いてくださる方々のブログが大好きで、

        素敵なお写真の数々にうっとりしたりしている。

         

        ご多分に漏れず、私もオットもムスメも、白い世界が好き。

        ホワイトインテリアは写真で見るだけでも癒されます。

        オットはとにかく真っ白好きで、

        私と娘はわりとオフホワイト、

        材質によっては茶系の木目や、

        アイアンの黒が混じっているのもいい・・・みたいなところがある。

         

        この好みに忠実でいると、一応家の中はそれなりにまとまってはくる。

        別々のところで、全く違う時期に買っているのに、

        合わせて買ったみたいに見える効果も生まれる。

         

        基本、ポリシーとしてあまり高いものはなんにつけても買わない。

        私とオットの性格だと、効果なものには執着するので、

        汚れたり壊れたりしたら大事件になってしまうのだ。

        それでかなり魂に深傷を負うので、

        未来の自分の平和のためにも高級品はあえて避けることにしている。

        (お金がないというのが大前提です。

        でもまあ、宝くじが当たったとしても高級品には手をださないかな、

        くらいの気持ち、ということ)

        なので、家具のメインはニトリさんとか、楽天&アマゾンさんでの通販、

        時にホームセンターやイケアのこともある、感じで、

        身の丈に合った暮らしを楽しんでいるつもりだ。

         

        確かに過去の私とオットは、ものがあればあるほど幸せだと思い、

        買い物をすることが嬉しく、楽しくて、

        あれこれ買うことを楽しんできた。

        楽しみすぎて、結果、家の中はものに溢れ、

        気がついたら息苦しいくらいになっていたのだけれど、

        そんな中で世は、空前の断捨離ブーム、収納ブームになったのだから、

        他所のお宅もそんなものだったんじゃないかなあと思う。

         

        私もそれらに大いに啓蒙され、

        特にこんまりさんのご本には目からウロコがボロボロボロっと何十枚も剥がれ落ち、

        人生観が変わるほどの衝撃を受けた。

        その時にかなり、物が減らせたと思うのである。

        しかしそれでもモノが何もなくなった、なんて状態には程遠い、

        我が家はやはりモノが多いのだった。

         

        ただそれらは要らないものではない。

        今見ても胸がときめく、好きで楽しい、嬉しいものだ。

         

        だからもうそこに罪悪感は持たないでいようと今は思う。

        人と人の関係がご縁であるように、

        私や家族とモノとの出会いもご縁で結ばれていたはず。

        今もときめく品々とは今しばらく一緒に暮らしていってもいいだろう。

        そう思うことで心の平和を得た。

        と、なればそれらの好きなモノと自分たちが快適であるための、

        収納に意識が向かうことになる。

         

        さて。

        私がこの数年、いや数十年で痛いほど身に染み、わかり切ってしまったことがある。

         

        それは、どうしようもないほど自分はズボラな人間だということ。

        いや、私だけじゃない。

        オットもムスメもムスコもそうだし!!

         

        家族皆がそういうダメな性格の場合、

        収納の仕方で何が一番失敗ポイントになるかというと、

        パッと見て何がどこにあるかわからない、

        さっと取り出せない、

        すぐしまいにくい、

        に、尽きる。

         

        私が日々好感を持ち、愛読させていただいている皆様の世界は、

        本当にモノが少なく、

        統一されて、しかもほとんどのモノが見えない状態で、

        すっきりとして美しい。

         

        それらはまめな心遣いで、ほんの一手間かけることにより、

        戸棚や引き出しを開けたり引いたりして、きちんきちんとモノを、

        あるべき場所に納め、片付けていらっしゃるから。

         

        その引き出しや戸棚の中、冷蔵庫の中さえも、

        器や収納ケースが全て白の同シリーズなどで統一され、美しさの極みにある。

        見てるだけで癒される、それは本当に夢の世界。

        お写真一枚で心がスッキリ、整う効果が絶大。

        私も、我が家もそうなれたら、と心から本気で思う。

         

        が。

        ズボラな小根が変わらない限り無理なのだ・・・。

         

        一応無謀にもちょっとチャレンジはしてみたことがある。

        サラダオイルもおしゃれなボトルに移し替え、

        シンクの上をすっきりさせるために、とにかく引き出しの中や棚の中に仕舞い込み、

        冷蔵庫の中の調味料や乾物類も、揃えてかった器に移してきれいに並べて。

        各部屋のクローゼットの中、引き出しの中もまたしかり。

        そうして変わっていく我が家を楽しみはしたものの。

         

        めんどくせぇ!!

        結局、家族より先に私が叫んでしまって、

        家族も「だよね〜( ̄▽ ̄)」と同調することに

        結果なってしまったのである。

        1年持たなかった。

         

        今はさっと使えるように、でもまあなんとかスッキリできるように、

        衛生的にも見た目的にも使い勝手もいいところを

        考える配置で日々を奥ている。

        モノを全部なくす、何も見せない、は我が家には無理。

         

        でもその事実を積極的に、前向きに受け止めていき、

        その中でまあ、できる範囲でスッキリ、

        一応白系で統一な感じにたどり着いてきている。

        見える範囲のものはなるべく白にするだけでも違う。

        ところどころの淡い木目や、あるコーナーだけに効いているブラック、

        パウダーブルーのコーナー、

        赤ポイントのエリアなどなど、気分が変わるところも気に入っている。

         

        サラダ油は面倒すぎてもう真っ先に移し替えをやめ、

        買ってきたボトルごとドン!とコンロ脇においた。

        でも、100斤の、白いケースにいれて置いているので、

        派手なラベルはそんなに見えない。

        サラダ油より大きめな箱なので出し入れはものすごく楽。

        ただ置くだけ、さっととるだけ。

        それだけで案外、遠目のぱっと見にはOKな感じだ。

         

        食卓に乗せる調味料の類は流石にまあマメに移し替えているけれど、

        大元の調味料たちはさっと引き出せばいいだけの、

        大きくて深い引き出しの中にそのままいれているだけなので、

        これも取り出しやすさ、片付けやすさに問題がない。

        結局買ってきたままのパッケージが一番、ものがなにかわかりやすく、

        しかも容器は最高に使い勝手がいいのだ・・・そりゃそうだよね、

        企業の皆さんが全力で工夫してくださってるんだもの。

         

        冷蔵庫の中もある程度の区分け、

        まとめやすさと取り出しやすさのためにケースを工夫はしてるけど、

        そのケースは半透明で外から、あ、これとわかることを大切にした。

         

        とにかくわかりやすい、取りやすい、しまいやすいが我が家の必要三大原則。

        その鉄則に沿った範囲でのホワイトインテリアを、

        ゆるゆるっと家族で楽しみ、暮らしていこうと。

        迷走の末に平和な結論にたどり着けた感じである。

         

        モノはもうあんまり買わない、はある意味正しい決意だと思うけれど。

        じゃあ、あのお買い物する時のワクワク感をなくしたくないなとも思うし、

        それもだから、決めすぎない、思いすぎない感じでゆるっと調整できたらいいかなあ。

         

        見栄えより、取り出しやすさを優先したら、

        本来持っていて、だけど出しづらかったりしまいにくかったりしたから

        結局億劫で持ってるだけになって、使わなかったもの、楽しまなかったものを、

        楽しみながら使って嬉しい気持ちになるようになり、

        過去の自分の失敗を反省もする。

        元々私はズボラで取り出しやすさ重視人間だったのだけれど、

        オットが生活感のない家願望のかたまりで、

        その収納方法が徹底したテトリス方式、

        ぴったり合う隙間でさえあればそれを埋めることが正義、

        ものの種別は関係ないというやり方で、生活が破綻したので

        (人生の時間の大半を探し物に費やした20代、30代の日々よ・・・)

         

        持っていても使わないものは捨てる。

        捨てたくないなら使う、

        使うなら使いやすい配置に、

        その中でどうしたらきれいな見栄えになるのか。

        今しばらくはその葛藤すらも楽しみたい。

         

        そうして最終的にモノと別れて減っていけば、

        老後の私はそうたくさんのモノ中には溺れておらず、

        探し物にも明け暮れ亡くなっているだろうと、

         

        楽観してます。

         

        ミニマリストへの道は気長に。

         


        2010.02.18 Thursday

        お気に入りソーイングバスケット

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           100214_111057.jpg無印良品さんで、こんなに可愛い定規をみつけた。
          木製なのが100214_111108.jpgすごく可愛い!
          これだ!と閃いて購入。180円。

          この定規さんがきてくれて、やっと完成したと思えるものができあがった。
          それは、私のソーイングバスケット。100214_110435.jpg
          この小さな籠に、日常で一番よく使う、出番の多いものを集めて入れて、どこでも気軽にさっとお裁縫できるようにしておきたいと、前から少し計画を練り、ちょっとずつ、好きだな、可愛いなと思えるものをあつめていたのである。
          私の日常に、深く根ざした部分になるものだから、本当にどれも絶対手を抜きたくなかった。
          私の感性で、私のためだけに嬉しくていい、そんな可愛いソーイングバスケット。
          そこに小さな木の定規は不可欠で、実はずっと探していたのだ。出会えてよかった〜!

          で、ほぼ「完成した、私のバスケット。
          100214_111456.jpg一つ一つ取り出してみる。

          100214_131555.jpgこの糸巻きは倉敷意匠さんのもの。
          この貝細工のスコッチテリアちゃん達には一目ぼれ。恋こがれて購入。
          100214_110656.jpgアクリルの毛糸で編んだ小さな籠に、なくなりやすいシンプルな指貫(もう20年以上使っている)とセッティング。
          クラシックなデザインが大好きなハサミ。100214_110709.jpg(ゴム通しも日常必須アイテムなのだ〜)
          100214_110817.jpg待ち針は可愛く、薔薇の花と葉っぱのトップ。
          巻尺も薔薇。100214_110906.jpg糸は日常使いに。100円ショップで購入できるボタン付け糸は色彩豊富でなかなか便利。
          チャコペンはもちろん、クリップもあるとすごく便利。とっさに何か挟んでおきたいことがよくあるので。
          ボンドも必須。ピケでもいいけれど。100214_111039.jpg
          100214_111213.jpgこの子はドイツ製のリリアンちゃん。今まで棚に飾っていたいのだけど、可愛いので特別、バスケットに入ってもらった。

          このバスケットの活躍第一号は、息子が買って間もないおニュー同然の靴下にどうしてだか開けた穴の繕い。我が家らしすぎる。あとは緩んだオットのパジャマのズボンのゴムの入れ直しとかかな。あ、ゴムの束もいれておかなくては・・・。

          2007.05.29 Tuesday

          収納家具の魅力の虜

          0

            勤め先のクリニックでは特別な贈り物など一切断っているのだけれど、それでもちょくちょくメーカーさんが送って来たり持って来てくださることもあれば、患者さんがどうしてもどうしてもと言って渡してくださることも多く、今日はこのハチミツがスタッフ全員分配られました。近くの農園の方。ラベルの蜂のイラストが素敵。

            最近の私の日課の一つは仕事の合間の気晴らしに,通販のカタログのページをめくることと、家中のあちこちの寸法を測ること。
            そう、引っ越ししたらかなりの確率で女性が取り憑かれることが多いであろう病に私も取り憑かれている。すなわち収納の病という奴だ。
            いかにものを効率よく美しく、生かしながら収納できるかはもはや自分の感性と知性への挑戦,限界に挑む勇者の道みたいなもんである。
            自慢じゃないけど我が家にはカタログ類が一山届いている、その中からあれやこれやをピックアップ。
            実用一点張りじゃない,見せて飾れるタイプのものもかなり好みな私、白アイアン製品にはとりあえず惹かれる。でもお値段があまり可愛くないので悩む。
            ホーロー製品も好き。でも高いので悩む。
            今から買うものはもう一生モノ、よほどのことが無い限り死ぬまで使うだろうと思うと,値段をそんなにケチらずに,本当に好きで欲しいものを選んで買うべきかとも惑う。
            普段はそんなに熱心に見ない新聞の折り込みチラシに目がいったのは神のお導きか、カタログで見るよりずっと安く収納ラックが近くのホームセンターで期間限定で販売されているのを知って、オットに車を走らせてもらい,買ってもらい,荷物を運んでもらって取り付けてもらう。
            ものの入れ場所に悩んで最近作業が滞っていたので,収納家具の投入で一気に仕事がすすんで夫婦でイキイキ。次から次に新たな収納の悩みは湧いて来るが,なんだか最近それも快感になってきた。
            病が一歩、進行したようである。

            2007.01.24 Wednesday

            シンデレラの学習机

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              今年も我が家に見学のお母さんと小さな女の子がやってきた。
              お友達の噂を聞いて,色々質問されたので、良かったら見に来る?と誘ったら恐縮しながらもぜひ、といらして。

              何かと言うとこれ、シンデレラの学習机。
              そう、女の子は娘より3歳年下で、もうすぐ小学校に入学するのだ。
              学習机を買うにあたり、ご両親はもとより、おじいちゃんおばあちゃんの意見を色々ききながらも、女の子は目に涙をためて、「シンデレラの机がいい」と訴えたのだそう。
              ご両親的にはもっと堅実&シンプルに!と説得したらしい。実はこういう過程をたどる女の子は多い。キャラクターなんてすぐ飽きるよと言われるし、大人になったら絶対嫌になる、などと言われるわけだ。
              そんな話題が話題を呼ぶものらしく、そこで我が家の登場になる。
              娘は3年前に「やっぱりシンデレラの机がいいわ♪」とのたまった少女である。
              やはりそうきたか、と私達は思った。が、いいよ、と返事をしたのだった。
              好きがいちばん。先のことを見越してうんぬんかんぬんは私もオットも幼少時にさんざんあらゆる場面に親に言われて来た言葉。もちろん正しかったこともあるけれど、そうでもなかったよねー!ということもあるわけで、こういう机やランドセル、洋服なんかは子供がその時一番好きなものでいいと思う。
              さらにはコイズミのこのシリーズはキャラクターとはいえ安っぽくないのが、私には大変魅力で、いいなあこれ、娘が飽きていらないと言ったら快くそれを受けて別のをあてがい、あとは私が頂きましょうか、と思うくらいだったのだ。
              そんなわけで、家具屋さんでその時相手にしてくれた50代の女性は「本当に買う人はそういませんよ」と言われたが、買ってくれると言うおじいちゃんおばあちゃんを伴い、購入した我が家なのである。(ちなみにおじいちゃん、おばあちゃんも『おお!可愛いねえ。○○○にぴったりじゃない。よく似合うよ〜』と一切否定意見なしで買ってくださったのだ。ありがたや、ありがたや。)
              3年前「本当に買ったの!?」と驚いて,同級生達がどっと我が家に見学に来た。中には「やっぱりこれが欲しかった…」と涙を浮かべるお子さんもいたし、黙って無表情で帰ったのに、あとで家ですごく落ち込んでしまって…だから当分お宅には遊びにいけないわ、と言われた方もいて(^_^;)、その時のお話がいまだ、語り継がれているようなのである。
              ちなみに後で家具屋さんの別の社員に聞いたら「そんなことはない!このシンデレラシリーズ、すごく出てますよ!?」とのことだった。見解の相違かしらね…。



              毎年微妙にモデルチェンジしつつ、ちゃんと新しく出ているのは、人気がある証拠なのでしょう。今年のは今までで一番色白さんのパールホワイト。娘のより白くて、白が好きなオットはちょっと羨ましそう。
              ロータイプもあります。



              娘が買ったのは3年前のこのロータイプ。まだ売っている所があった。
              椅子付きでこの値段は安い…。




              女の子はにこにこして嬉しそうで、でもママの方がもっと気に入ったみたい。前向きに検討してもらえそうだ。ランドセルも娘と同じようなピンクがいいと言っていた。

              飽きないデザイン、というのがいまだに私にはよくわからない。
              好みは歳月とともに変わることもあるし、変わってもまた戻ることもある。私個人の経験でいえば、もういいや、と処分してから数年後ブームが再来して、惜しんだこともままあるのだ。
              だからモノが捨てられない。だから家が狭くなり…でもね。幸せだから、いいの。

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