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2022.04.10 Sunday

オット誕生日前日

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    イベントごとの好きな我が家である。

    なので家族の誕生日には結構力を入れるし、

    その力の源はひとえにオットのパワーだったりするのだが、

    明日はその当のオットの誕生日なのだった。

    これが困るんである。

    私にはオットほどの莫大なエネルギー、行動力がない。

    できるのは誕生日のケーキを予約し、プレゼントを考え購入、

    ランチかディナーでちょっと贅沢目の外食セッティング・・・

    くらいな感じで。

    今年はランチにしましょう、とかねてからオットが行きたがっていた

    和食のお店に誕生日のお願いとして個室を確保してもらった。

    これで限界。

    明日はオットが満足してくれますように。

    願いながら見た今日の夕焼け。

    明日で50代最後の誕生日を迎えるオット。

    40代から50代になるときはかなり嫌がってたオットだけれど、

    今回は大変静かである。

    自信がつき人間としての深みが増した、年の若さが価値が高いことにはならないという

    悟りを得た・・・ならいいのだが、そういうわけでもないようだ。

    良い年の取り方を目指すのはこれからではないかと思う。

     

    日々の夕暮れに感動する。

     

    毎月、昨日の1日に!というこだわりはなく、

    なにしろ月一ご挨拶に伺いたいと思っている氏神様。

    もう鯉のぼりが飾られていてうれしい。

    写真に撮らせていただいていたら、スマホのカメラ画面の下側から

    すーっと白い光が射してきた。

    白龍さま、と認識している。

    空に輝く太陽。

    日の本の国とは美しい国名だなあと思う。

    昔々、大昔の方がきっと、こんな風に美しい太陽をみあげて

    はろばろと青い田や畑を、海を眺めて名付けたんだろうなあと思ったりする。

    彩光。

    白龍さまが我が家まで来てくださって、帰宅後の庭仕事をしている私や

    オットの周りを泳いでいてくださった。

    奇跡は何も特別、大金が転がり込んでくるとか、

    超有名人に特別扱いされる、なんてことが起きることではなく、

    普通に何事もなく、スムーズに生きていられたら、それがもう奇跡。

    そう思っている。

    今日も元気だ、ご飯が美味しい!みたいな感じでいいんじゃないだろうか。

     

    この花の青ほど魅力的な色はないなといつも思う。

    咲き誇るラナンキュラスさま。

    すっくと立つチューリップ。

    花が咲く奇跡。

    日々目の当たりにしてほっこりしている。

    小さな庭を持てることに感謝。


    2022.03.24 Thursday

    神田ひとり歩き

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      本日は夫婦で休みをとっていたので、

      オットの免許更新にくっついて二人で神田へ。

      オットが更新手続きをしている間、

      私は一人でてくてくと神田明神様を目指して歩き出した。

       

      生活感溢れる私の住まいあたりと違い、神田あたりの道路は広く高層ビルが並んで建って

      街が本当に都会都会していると思う。

      すっきり整備され歩きやすい広い道を、てくてく歩くこと20数分。

      遠くに青銅色の屋根が見えてきたときは嬉しかった。

       

      いつも車でぴゅぴゅっと、オットがどこにでも連れて行ってくれるので、

      知らない街を歩くということが、実は私はほとんどない。

      神田神社様も何度もお参りしているけれど、

      その近辺を知らないのだ。

      だから一人でいる数時間、自分で歩いて巡ってみたくて、

      通称「ニコライ聖堂」正式名称「東京復活大聖堂」も一眼実物を見てみたかったのだ。

      たとえ今、コロナ感染拡大防止配慮のために配管停止中と分かっていても。

      今日は本当に暑いくらいの日で、太陽が空で強く輝き、

      光眩しい1日だった。

      強い浄化パワー降り注ぐ中見上げる大聖堂の美しいこと。

      天使降臨の姿を思い描いた。

      大満足してさらに歩く。

      湯島大聖堂はすぐ近く。そこまでの一人歩きも楽しくて、

      こんな光景も素敵だなあと思ってしまう。

      多分、私は裏側から入ったのだ。

      階段を降りて湯島聖堂内敷地に入っていくと、たまたま無人で、

      大聖殿を独り占め状態だった。

      締め切られていて拝観できる何かがあるわけでもなかったので、

      訪れる人も足早にさっと通り過ぎるような。

      そういうものなのか、初めての私にはよくわからなかったけれど。

       

      ずっと眩しい光の下。

      撮らせてくださいと祈り、スマホのカメラを起動するとまた、

      光がザーッと集まってくるのを感じ、撮らせて!とお願いした。

      眩いばかりの光の円たち。

      後で聞いたらこれが「オーブ」というものだそうで、

      ああ、と自分ながらにこの時の手応えに感動した。

      光との接触、神様?とのふれあいの瞬間、のような。

       

      この後、観光客が大挙してこられたので、たまたま本当に無人だったのも

      良かったのかもしれない。

       

      お庭には巨大な孔子様の像が佇んでいらした。

      右横の、見学客の方たちと比べると大きさが分かり易い。

      とても優しいお顔にびっくり。

      ああ、すごく素敵で賢い人なんだ、と私らしく

      馬鹿な感想を持ってしまって失礼だったけれど。

      だからこそ、こんなにも広く知られ、影響を与え、崇敬を集め、

      慕われ、学び継がれているんだと思う。

       

      正面に最後にくる、という全くの反対方向からの進み方だったけれど、

      由緒ある御聖堂は素敵だった。

      この中に事務所があり御朱印をいただける。

       

       

      格式高い学舎の風情を非常に感じる。

       

      そして、湯島聖堂の裏側、道路を渡ったお向かいが神田神社なのだった。

       

       

      平日だけれど参拝客は多い。

       

      土日祝日に比べれば少ない方かな。

      参拝する瞬間、やっぱり無人になった不思議。

      ご祈祷の方がいらしたので、神主さんの祝詞を漏れ聴きながら参拝させていただいて嬉しい。

      米俵に乗った大黒天様。

       

      敷地の端っこ、裏側にあるスクナヒコナノミコト様。

      それからとっても大きく、バラエティゆたかな社務所?ホール?お土産物屋さん?

      的建物の中でいろんなウインドーショッピングを楽しんだ後、

      さすがに疲れたのでカフェに着陸。

       

      お汁粉とほうじ茶のセットに喜び、しみじみ浸っていたら

      オットからもう終わったからすぐ神田駅に戻ってきてと電話が。

      残念。

      もっとゆっくり一人でいたかった。。。。

       

       

      駅前の串カツ屋さんで昼飲みする夫婦。

      今日は電車で来たからね。

      私は常時飲むけれど、オットは運転手なのでいつも飲めない。

      だからたまには一緒に飲みたいと今日は電車にしたのだけど、

      人身事故で朝から電車に1時間閉じ込められて、

      なんだ、いつも通り車にしてたらとっくについてたよね、

      と笑えたのだった。

      でも。

      とにかくとても充実した日で。

       

      今日も感謝。本当に。


      2022.03.19 Saturday

      関帝様にお参りに

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        最近では久しぶりに家族でちょっと出かけてみた横浜。

        結婚して最初にマンションを買ったのが横浜市中区だったし、

        娘が生まれた街でもあるので、本当にとてもとても懐かしいし、

        親しみがある。

        横浜三塔のキング。上の写真は確かクイーン。

         

        今日の目的は関帝廟へのお参りだったので、中華街へと突き進む。

         

        中華街の華やかさ、楽しさはもう言うまでもない。

         

        山下町公園では、多くの方が太極拳をされていて。

        後半は剣のようなものも持たれていて。

        これは特別なことなのか、日常風景なのかわからなかったけれど、

        通りすがりに見させていただけてラッキーとムスメと喜んだ。

         

        四半世紀以上前、夫婦で初めて買った小さなマンションは、

        石川町駅から徒歩10分のところにあり、

        ムスメが生まれてある日、お散歩がてら家族で中華街へ行き、

        そこで偶然、関帝廟にたどり着いた思い出がある。

        当時、私は本当に何も知らず、信仰もなく

        (今も何も宗教はやってません。

        ただ良いと感じる神社仏閣巡りは好きになってるけれど)

        「関帝って神様?え?関羽!?ええ〜!!

        あの三国志の、関羽雲長〜〜〜!?」

        とめちゃくちゃ驚き、一人大興奮した覚えがある。

        高校時代の私はNHKの人形劇三国志にどハマりしていて、

        同じ仲間と毎日非常に熱く語り合う日々を送り、

        司馬遼太郎先生の三国志を読みふけっていたのだ。

        三国志仲間の美晴ちゃんとは好みが非常に一致していて、

        ともに大好きなのは諸葛亮孔明と関羽雲長だった。

        なのに、関羽さまが中国では神様として祀られていることを知らずにいたのだ。

        とにかく喜んだ私は、生まれてまだ数ヶ月の娘、

        この日は赤い丸い帽子に、いただいたパンダ柄の赤い上下を着せて、

        赤いベビーカーに乗せていたムスメの幸福を、

        ただひたすら関羽雲長様にお願いした。

         

        おかげさまでムスメは元気にすくすく育ち、

        今とても幸せだと思う。

        そのことのお礼もお伝えしたいし、

        私なりの信心を持ち、この世の奇跡や不思議を信じるようになった今の自分で、

        また改めてお参りしたいというのが、私の前からの希望だったのだ。

         

        行ってびっくりのきらびやかさ。

        ひとり五百円の拝観料も昔はなかったと思うけれど、

        非常に丁寧にお参りのしかたをガイドしてくださり、

        大きな素晴らしい線香をお参りように頂けるので、

        むしろお安いかもしれないと思った。

        整理されていて、順番と目的?がしっかりガイドされるので、

        とてもお参りしやすい感じでいいかもしれないと思った。

         

        とにかく建物の装飾の細やかさにも目を奪われる。

        艶やかな龍が空に映えてなんて美しいことか。

         

        外からなら撮っていいですよと言っていただけたので、

        心の中で関羽様にお願いしつつ撮影させていただく。

        四半世紀前の私が見たのと同じかしら。

        思い浮かぶのは当時のムスメの顔ばかり。

        あの日のムスメの愛らしさばかりが強烈に記憶に残っていて、

        でも確か、関羽様顔が真っ赤じゃん!なんで!?と思ったことは覚えてます(すみません)

        何事にも派手でデフォルメがきついのが中華風なのかと思うが、

        狛犬にびっくりすぎて、しばらく立ち尽くしてしまった。

         

        やっぱり左狛犬様はお子を抱いていらっしゃるんだけど

        やっぱり怖いし、お子も怖いよ。

        いや、可愛いけど。

        玄徳や張飛は神様になっていないのだろうかと素朴な疑問。

        私が無知なだけで、ちゃんとどこかで何かの神様になってるかもしれない。

        でもこの中華街にはいなさそう。

         

        なんか、空にいっぱい龍が来てない?と初めてムスメが言った。

        確かにそんな気がする空の下。

        中華街散策を始めます。

         

        近くで見ると北京ダックちゃんたちはみんな可愛い顔をしていて

        ムスメは悲しすぎて辛いと目を背けたけれど、

        食べると非常に美味しいことを知っているから

        なんだかやっぱり複雑な気持ちに。

         

        ローズホテルのバルコニー手すりの

        アジアンテイストさがたまらない。

         

        交番も空気を壊さない!素敵。

         

        そして、開店前から人が行列する素晴らしいお店、菜香新館さんへ。

        オットの知人の方のご紹介で、

        ありがたくも個室を準備していただいた。

        晴れがましい気持ちで思わずテンションが上がる。

         

        いただいたお料理の数々があまりに美味しすぎて、言葉にならない。

        これは確かに人も並びもしますでしょう。

        行列嫌いの私も次回は思わず並んでしまうかもしれない。

        本当に美味しくて、最高の時間、空間、贅沢だった。

         

         

        山下公園へと歩いて腹ごなし。

         

         

        曇天の港横浜もまた非常に風情があり、

         

        かつてここの市民だったこと、

        まさにこの景色の真ん中でムスメが生を受けた奇跡に改めて感謝したり。

         

        その後、オットの転勤先の名古屋で思いがけずムスコも授かり、

        なんだかんだで小さな横浜のマンションは売って、

        都内での暮らしになったのだけれど。

        今もやっぱり好きな街。

        その魅力に存分に浸れた1日だった。


        2022.03.18 Friday

        満月の日に清明様を

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          午前の、雨がまだ降る前の時間に、

          葛飾区立石にある五方山熊野神社様にお参りさせて頂くことができた。

          雨の予報ではあったけれど、午前中はまだ降らないでいてくれた。

           

          八咫烏の御神紋。

          何度もお参りさせていただいているけれど、数ヶ月ぶりなので懐かしく、

          また来させていただけてありがたいと心から思う。

           

          満月の日に来させていただきたくて、今日、夫婦でおやすみを取ったのだ。

          狛犬様素敵。

           

          正しく美しい狛犬様だなとなんとなく思う。

          お写真を撮らせていただく時はいつも、心の中でお許しをいただく。

           

          石灯籠にもカラス。

          三本足には視えないけれど。

           

          ちょうど神社用の御朱印帳を新しくしたかったので、

          こちらで2冊目となる御朱印帳を購入。

          以前は安倍晴明様柄で、思わず同じものにしたくなったけれど、

          やっぱりここは違うものにしようと思い直した。

          この柄にして良かったと思う。

          御神紋と晴明桔梗の紋が素敵。

          彩も美しいし。

           

           

          最初のページに御由緒を貼っていただけるのがありがたい。

           

          八咫烏さまの印が嬉しすぎる。

           

          満月の日限定の御朱印。

          輝くような美しさ。

           

           

          一番頂きたかったのはこの晴明さまのお札でもあった。

          やはり満月か新月の日にのみ授与していただけるものなのだ。

           

          撫で牛さんもピカピカでした。

          帰る時も名残惜しくて何度も振り返ってしまった。

           

          今日もオットとドライブを兼ねてのお参りだったのだが、

          次の目的地である日比谷に向かう途中、両国橋で回向院の前をとおりかかり、

          時間に余裕があったので、是非お参りしようと急遽、車を停めた。

           

          全体の外観を撮り忘れてしまったのだけれど、御由緒に深い感慨を覚える。

          数多の無縁の方たちを弔うことを目的とした慈悲深い寺院さまだったのか、と。

           

          とても美しい境内に訪れる人は多く、皆さん新しい卒塔婆を持って墓地に向かわれていた。

          そうだ、今日は彼岸の入りなのだった。

          このタイミングでこんな由緒あるお寺にお参りさせていただけたのは幸運だったのかもしれない。

           

          一際、丁寧に祀られた墓所があると思い、近づいてみてびっくり。

           

          なんと、鼠小僧さんのお墓だった!

           

          ご由緒にも感動。

           

          皆さんが縁起をかついで削り取られてゆくと言うお墓、

          そうさせないために、同じ効果がありますよということで、

          お前立ちという石がおかれているのがさすがというかなんというか。

          オットが削ろうとしてみたけれど、結構固くて、大変そうですぐ諦めた。

          私たち的にはどう縁起をかついでいいのかよくわからなかったし。

           

          義賊と言われた方に敬意を評して深々と頭をさげた。

          関西人の私の先祖だってもしかして元は江戸にいたこともあったかもしれず、

          小判に救っていただいたことがあったかも、とちょっと想像してみるのは楽しかった。

           

          檀家でもないのに伺ってはいけないのだろうか、と気後れしながらおずおずと入った寺務所では

          大変暖かく丁寧に迎えていただき、

          御本尊であるたいそう美しくて立派な阿弥陀如来様の像を拝むことができた。

          本当に綺麗で荘厳で、しばらく言葉もなくしてただ祈り続けた。

           

          事務所の方は年配の女性だったのだけれど、

          私たちが御朱印のことを伺うと、若いお坊様に声をかけてくださった。

          とても若くて綺麗なお顔をした青年のお坊様がバーっと身軽に走ってきて、

          ぴょん!とジャンプするように寺務所に飛び込まれて、

          「書いておきますからその間にお参りをどうぞなさってくださいね」

          と女性に教えていただき、お参りしたわけだが、

          戻ってくるとお願いしていた御朱印が夫婦二人分2種類書き上がっていて、

          御本尊の阿弥陀如来さまと

          馬頭観音さま。

          綺麗な文字で、後でオットと、あの若くてイケメンの元気なお坊さんが

          書いてくれたんだよね、

          すごく上手だよね、と感心しあって、そんなことも楽しく嬉しいお参りとなった。

           

          しかしゆっくりしすぎて、今度は時間がなくなった。

          慌ててミッドタウン日比谷の地下一階で牡蠣のパスタやワインでランチ。

           

          優雅なるランチ。

          たまにはこんな贅沢も許されたい。

          生牡蠣大好きなのだ。大変美味しゅうございました。

           

          ペペロンチーノパスタにも牡蠣たっぷりよ。

          栄養とった〜っと言う感じ。

           

          そして本日も夫婦で映画鑑賞。

          話題の映画「ドライブ・マイ・カー」

          静かな悲しみと後悔、焦燥感や焦り、救いが満ちてゆく3時間。

          私的にはお約束の眠くなる時間なので中々に過酷だろうと予想していたのだが、

          そうでもなく、

          オットは非常に感動したと観賞後、何度も言っていた。

          私的にはそんなに意表を突かれるお話ではなかったのと、

          最近、西島秀俊さん主演のドラマ「真犯人フラグ」も身終えたところだったので、

          なんかこう、かぶっている感じがしたりもして。

          映像、オットがいうところのカメラワークの良さ、そして丁寧に、丁寧に、

          登場人物たちの心の機微を描き出していく過程が評価されている理由だろうか。

          悲しい気持ちが私的には浄化されなかったけれど、

          主役の二人が救われたと言うならそれでいいかなと言う感じで、

          ただ、広島の景色は懐かしくうれしかった。

          若い頃の3年間の暮らしを思い出して。

           

          夜は金曜ロードショーで「奥様は取り扱い注意」

          またしても西島秀俊さん。

          ちょっと私の中で渋滞気味だわ、と笑って

          素晴らしい俳優さんの売れっ子ぶりを楽しませていただいた。


          2022.03.12 Saturday

          春が溢れる

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            今年に入って毎月思っている気がするが、

            あっという間に月半ば近くになってきたので、氏神様にお参り。

            本当に、大変清々しい気が溢れていて、いつ来ても心地よく、ありがたく。

            美しい白梅満開。

            なんて清らかで可憐、美しいのだろうと思う。

            また紅梅の華やかさ。

            古来より日本の人たちが愛してきた気持ちが本当によくわかる。

            氏神様はありがたい。

            今、子供たちは皆、この氏神様のお近くで職を得ていて、

            それが何よりミラクルだと私は思っているのだ。

            例えば震災などの非常事態が起きても、

            歩いて帰れる場所に家族がいると思えることは、私に取っては本当に有り難いことなので。

            ことに障害ある息子に関して私がそれを願い続けてきたことは周知のことなので、

            本当にそれが現実化した時には、皆が喜んでくれたもの。

            だから。

            ただただ感謝。

             

             

            こちらもお馴染み桜神宮。

            河津桜が盛りの美しさで、そのためか通常以上に参拝の方が多くてびっくり。

             

            この美しさなので無理もないけれど。

            大好きなお社と桜の花。

            そして春の青空。

            なんて美しい景色かとしばし、感動に浸った。

             

            先月、今月と限定御朱印を楽しんでいる

            夜桜を思わせる黒い紙に金色の文字が美しい。

             

            桜にウグイス。

            そういえば、我が家の隣は公園なので、

            数日前から毎朝「ホーホケキョ!」の鳴き声を聴いている。

            幸せなことだと思う。

             

             

             

            そのお名前の通り、桜満開の美しい御朱印。

             

            春来たる。

            ただただ有難し。

             

            夫婦で参拝したあと一旦帰宅して昼食をとり、

            それからまた二人で出掛けた。

            息子がお世話になった施設での、保護者の学習会として、

            生命保険会社の方から子供のためにできること、

            将来への思い、

            信託保険のことを学ぶ。

            ご自身にも障害あるお子さんがいらっしゃるという方のお話は

            非常に参考になり、貴重。

            得難い体験、学びになった。

             

            オットと一緒にできることは全部共有して、

            温度差を作らないことにして数年が経つ。

             

            元はと言えばやはり、

            子供の進路で様々な迷いや問題が生じた時、

            非常に夫婦仲が悪化したことが原因になる。

            こんなに夫婦ですり減り、悪感情が増えていくのは、

            現状把握や情報によって生じる感覚について、

            夫婦で温度差がありすぎることが原因だと

            夫婦で認識したからだった。

             

            知らないのだけれど、聞く限りではたいしたことがない様に思う。

            だから、そのつもりがなくても上から目線で、

            いかにも「そんなことは大した問題じゃないんじゃないか、

            はっきり相手にいえばいいだけだろう?」

            とか言ってしまう様な、

            こちらからみたら全て馬鹿げてるよ、俺には全部最善の道が見えているよ、

            的態度を取られる不快感に私は耐えられなかったし、

            オットはオットで、「実際に知りもしないのに、あなたは一体何様なの?」と、

            あからさまに私に不信感を抱かれる原因を潰したかったからだろう。

            それぞれの思惑、原因はどうあれ、

            オットのあまりある有給休暇は子供のための問題解決はもちろん、

            情報収集のために使ってまずはしっかり自分も知るところから始めましょう、

            というこスタイルをとる様になったのは遅く、

            息子が特別支援学校の高等部になってからのことだた。

            ここらが本気の進路の分かれ目だったので、当然といえば当然なのだが。

            そうするとうちの場合、前の様ないがみ合いはなくなった。

            オットが私と同じ問題や困難さを感じ、「別に大した問題じゃないでしょ」

            と言わなくなっただけで私の心はざわめかなくなったからである。

             

            本日の学習会も夫婦で参加しているのは私たちだけだったが、

            もはやそのことは論議にもならない。

            (前はオットはよく、「他にきているお父さんなんかいないじゃないか!」

            と言っていたけれど)

            よそはよそ、うちはうちだ。

            よその旦那様はきっと、奥さんだけが勉強し、情報収集してきても、

            それを素直に受け入れ、自分でもちゃんと感じられる人なのだろう。

            うちは残念ながらあまりそうではない。

            共感力も個人差のうち。

            そこは責めても仕方ないので、

            ただとにかく一緒に向き合ってもらうばかりである。

             

            子供たちに、とにかく幸せでいて欲しい。

            願う気持ちは一緒だから。

             

             


            2022.02.08 Tuesday

            小網神社さま参拝の日

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              夫婦で休暇を取った本日、朝一番に日本橋の小網神社さまに詣でた。

               

              もう7,8年前になるだろうか。

              当時も2回ほど夫婦で参拝している。

              まだスピリチュアルにハマっていると人に思われたくない、みたいな

              妙な抵抗感を心に持ちつつも、

              神仏に気持ちが惹かれていく一方だった頃だ。

              ネットで大変なご利益があるというのを読んで、参拝したのだと思う。

              お参りさせて頂いて、

              その敷地の小ささにまず驚いたし、

              平日でも多くの人が参拝に来られることにも驚きを感じた。

              本当にたくさんの方に信仰されていらっしゃる神社さんなんだなあと、つくづく感じた。

               

              それが今、当時以上の大人気で、暦的に良い日となれば大行列、

              ご祈祷希望者は引きも切らない、という。

              私も観たけれど動画配信で、有名な占い師の方が

              ここだけ参拝していればいい、願いが叶います、とおっしゃったからみたい。

              ご祈祷を受けると特に、願いが叶うとか。

               

              ご祈祷は受けてないけど、そういえば当時お祈りしたことって・・・

              あ、叶ってた・・・!

              思い出してびっくりな私。

              当時、子供たちの進路について不安を覚え、心配し、

              こうなったらいいのに、夢みたいだけどここには入れればどんなにいいか、と

              思い描きながら、なんとかうまくいきますように、とおすがりしたと思う。

              その後、適切な時期を経て、

              いくつかの偶然のタイミングからへえ!と思うような情報を得たり、

              良い方と知り合えたり、

              逆にもともと信用おけなかった人(当時の先生の一人だわ)と

              大変トラブって嫌な思いをしたりして、でも、

              そのおかげでたまっていた毒を出せてスッキリし、

              相手にも常識的な対応をしてもらえるようになったのでかなりましになった・・・、

              みたいなことも含めて、バタバタと大いに揺れ動き、

              でも結局は子ども達の進路は希望以上の展開が開け、

              今の機嫌のよい日々に繋がっているのだ。

               

              ああ。

              何にもわかっていなかった。

              感謝もせず、ああ、あそこ行ったね、くらいしか思い出さず。

              罰当たりでごめんなさい!

              という猛烈な反省の気持ちでお詫びとお礼をしたい、ということと、

              やはり今また別のお願いごともさせて頂きたいから、

              お参りしたいなあという話を年末からオットにしていたのである。

               

              しかし当時のまだ大らかだったころと違い、今は参拝客がひきもきらず、

              ご祈祷の申し込みはわずかの数分で数カ月先まで予約一杯になり、

              あきらめきれない希望者の皆さん殺気立っていらっしゃるほどだという。

              ツイッターなどでチェックしていても連日、

              長蛇の列の様子の写真があげられているし、

              Instagramでは神社の方からの切実なお願いが掲載されてもいる。

              ちょっと行ってササっとお参りして帰る、というのは難しい。

              じっくり並んで、一瞬のお参りになる、それでもいいから行こう、と

              夫婦で決めた昨日の夜、

              私なりに覚えている小網神社様のお社を思い描き、

              神様にお祈りした。

              明日参拝させて頂きたいです、どうぞよろしくお願いいたします、と。

               

              今朝は朝から気分がよく、オットとのドライブは快適で楽しかった。

              難関は駐車場と思っていたが、まだ探し出す前から、

              あと少し、もう小網神社の目の前だよと話した瞬間から、

              路上パーキングスペースがぽっかりと1台だけ空いていた。

              本当に神社のすぐそばである。

              私たちが前に停めて、今回も行くつもりだった公共の駐車場は後で見たら

              すでに満車だったので、これがどれだけ運が良いことだったか分からない。

              しかも、ど平日なのが幸いしてか

              (でも後で見たらちゃんと大明日という良き日だった)

              社務所が開いてまだ間もない時間の到着だったためか、

              あまり人がいなかった、のである。

              少し待つと、こんな状態の写真が撮れたくらい!

              嬉しい、ありがたい、すごい、

              神様ありがとうございます!!と

              もう思いっきり感謝一杯の気持ちで参拝させて頂いた。

              嬉しくて気持ちがキラキラしていた。

              ご祭神は宇迦御霊之神様、福禄寿様、弁財天様の3柱でいらっしゃる。

              なんと福々しいラインナップであろうか。

              こんな風に、建物の隙間のような敷地に小じんまりとお可愛らしく鎮座されている。

              けれど千年の歴史と、

              東京大空襲でもここだけ焼け残ったとか、

              出征前にこちらで祈願された方が、全員無事に帰還されたなどの

              素晴らしい実績で信仰を集められている。

               

               

              入ってすぐに有難い福禄寿さまがいらして、にこにこと

              参拝の方をお迎えしてくださるご様子。

              しみじみとお顔を拝見して手を合わせ、

              感謝のお気持ちを伝えさせていただく事ができた。

               

              数人の参拝客同士で志を同じくする者同士、

              気持ちよく気を使いあって参拝できたことも幸せと思う。

              それからちょっとお金を洗わせて頂ける銭洗い弁財天様。

              印度より参られたサラスバティ様ではなく、

              日本の水の女神様、宗像三女神の市杵島姫命様であられる。

              葉の形の船に乗られて、渦巻く波に揺られつつも

              穏やかで福福しいご様子の、とてもありがたい女神様だ。

              お足元に流れる水を見守る亀。

              ちろちろと流れるお水でお金を洗わせて頂きました。

               

              御朱印は3種類とも頂くことに。

              「強運厄除」の言葉が頼もしい。

              福禄寿さま。

              いつか日本橋七福神巡りもしてみたいです。

              弁財天様。萬福の文字が本当にお似合いのお姿。

              ちょうど新しい御朱印帳が必要だったオットは

              このタイミングが有難いと喜びながら御朱印帳を授与して頂いた。

              裏にはお稲荷様と弁財天さまのご神紋。

               

              私は今年ずっと買いそびれていた熊手を!

              小さく、シンプルでお可愛らしい。

               

              そしてこの迫力の絵馬を持ち帰らせて頂いた。

              おみくじは可愛い繭珠を。

              昔は白だけだった?今回はピンクと淡い金色もあり、

              夫婦でそれぞれ選ばないようにして手だけ入れて触ったものを引かせて頂いたところ、

              オット、大吉!

              私は中吉。

              でも中吉なのにこんなにも

              素晴らしいお言葉を頂いて、感激。

              この下の部分も完璧で、唯一「待ち人 おとずれなし」が残念な感じだけど、

              別に誰も待ってないので・・・いいかな(笑)

              中吉でこれだけのすばらしさだから大吉はどんなのだろうとオットのを見せてもらったら、

              運勢すべて良し、ただし心がけ悪ければすべて凶となる、などなど

              かなり厳しめのお言葉に「大吉なのに脅されてる」と愕然とするオット。

              オットあるあるで、すごく良く大吉を引くのだが、

              どれも必ずと言っていいほど厳しめのご注意が記載されているのだ。

              こんかいもまたか、と笑いが止まらなかった。

              神様はなんでもお見通しなんである。

              振り返ると、薄曇りの雲の中に見える太陽が優しく、美しかった。


              2022.01.24 Monday

              服部半蔵の墓所 西念寺

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                今日は朝一番で会社でPCR検査を受けたのだが、

                それに関する写真はないので、まず、

                 

                先月、つまり令和3年12月に参詣したお寺の記録をここにとどめておきたい。

                 

                私がどうしても行きたかったこちらは新宿区若葉町にある西念寺さま。

                四谷の駅から歩いて大都会だなあと思っていたら、

                普通の住宅街になったその一角に在られる。

                 

                服部半蔵のお墓があるお寺様だ。

                あの服部半蔵である、と字を太字にして言いたい。

                 

                門に立派な葵のご紋。

                紋としては日本一有名じゃないだろうか。

                徳川家康の旧臣で徳川十六将に数えらえるほどの武将だった服部半蔵(正成)が

                家康の長男信康が切腹する際の介錯を命じられながらそれを果たせず、

                (信康をめぐる物語を思えばその心中察してあまりある)

                信康を供養するため仏門に入り、西念となった。

                それほどのことだったのだ。

                 

                 

                家康から寺を立てて信康の供養をするよう命じられたが、

                果たせないまま55歳で没した。

                その後、建てられたのがこの西念寺様である。

                元は麹町の方に合ったそうだが、江戸城の外堀拡張工事の際に、

                この地に移られたとのこと。

                 

                ここでオットがやっと、「え!服部半蔵ってあの忍者・服部半蔵!?」

                と気づいた。

                その後、オット、「すげえ!すげえ!」の連発。

                お御堂。

                ご本尊様をガラス越しに拝して参詣。

                 

                そして私は念願の御朱印帳を授与して頂いた。

                じゃーん!

                かっこいい!!

                墓所周りの碑文には「忍者・服部半蔵」とは一言も書かれておらず、

                ただ勇猛な武将だったのかなあ、と思ったりしたけれど、

                この御朱印帳でぱ〜!!っと気分が上がった。

                忍者よ!やっぱり忍者です!

                 

                裏もこのカッコよさ。

                涙でそう。

                御朱印帳は黒字に白の絵柄もあります。

                 

                とてもありがたい御朱印。

                 

                お守りは夫婦で色違いで授与して頂く。

                これを授与して頂かない手は絶対なかった。

                裏にもシビレまくりです。

                もう内心興奮しっぱなし。

                ああ。私はこんなにも忍者が好きだったのね。

                忍者ハットリくんの前に実は先にカムイを刷り込まれている。

                そして近年はもちろんナルト。

                忍者と聞くと血が騒ぐ遺伝子。

                敬愛する磯田道史先生も忍者の研究をなさっていらっしゃるし。

                 

                こうして私は大満足の参詣を終えて、新しい年を無事迎えることができたのだった。

                 

                 

                 

                さて、今朝の私たちの予定では、

                順に社の指定医のところにPCR検査を受けに行くつもりだったのだが、

                この週末で状況は悪化し、病院ではとても対応しきれないとのこと。

                急遽、本部の係長が希望者分の検査キットを持って我が事務所に来所し、

                説明を受け、それぞれが指示に従って頑張ることになった。

                つまり、割と大きなガラスのスポイト?試験管?みたいなものの2のメモリのところまで、

                唾液を溜めるというもの。

                いや、なかなかに大変な苦行だった。

                唾液なんてそう出るものではないし、出たとしても結構泡になるのが、

                女として絶対人に見られたくない光景である。

                皆、各自、事務所の中に散ってなんとかプライベートスペースを作り出すことにまず工夫をした。

                私は隣で壁を向いて頑張っている先輩との間に衝立を立て、自分のロッカーの扉を開いて、

                中に顔を突っ込むようにして場所を作った。

                なんか動物が巣穴を探す、作るときの作業なんかがふっとイメージに浮かぶが、

                とりあえずすっぱいものを連想しながら

                黙って静かに唾液を垂らした。

                レモンとか梅干しを空想すると確かに唾液がよく出た気がするけど

                私はそれだけでは限界があった。

                ふと思い出したのはムスメとムスコが乳児のころの、かわいい小さな口だった。

                ぱかっと開けた可愛い口からこぼれる涎の、なんて透明で可愛かったこと。

                それさえたまらなく愛おしかったことを思うと、

                不思議と私も唾液がわいて、無事ノルマを果たすことができたのだった。

                結果はいつ出るかわからない。

                通常なら翌日らしいが、今は非常に検査機関も混んでいるため、

                そんなに簡単ではないかもしれないと聞くと納得しかない。

                とりあえず、自分的には抗原検査で陰性なので安心はしている。

                その抗原検査キットを買えたことも運がよかった。

                今はもうそれも手に入りにくくなっているとのこと。

                 

                コロナのために一体あとどのくらい、

                わちゃわ茶と何かしら踊り続けなければいけないのだろう。

                私もしっかり御仏に祈りたい。

                ニンニン♬


                2022.01.23 Sunday

                新宿区西早稲田 穴八幡宮

                0

                  有名な『一陽来復』お守りが欲しくて、

                  家族で西早稲田まで行く。

                   

                  10年以上前にも霊験あらたかという噂を聞いて、授与していただいたけれど、

                  その当時も人は並んでいたけれど、普通に一列の行列だった。

                  それすらもういいやと思って(自分的にそれほどご利益なかった・・・むにゃむにゃ)

                  それ以降は、毎年話題になっていても、ああ、と思うだけで気にしなかったのに、

                  今年はなぜか無性に欲しいと思えて、

                  節分までの日数が残り少なくなってきたことを思い、

                  今日あたり授与して頂こうかと出かけたのである。

                   

                  甘かった。

                  この時点ではまだわかっていないのだが、この後階段を上りかけて

                  すぐ止まることになる。

                  もうそこまで参拝の行列はできていた。

                   

                  階段を上り切り、寺院のような壮麗な門をくぐってからもこの行列。

                   

                  やっと本殿の全容が見えてきてこんな感じ。

                  密なところが心配なようだが、

                  やはり神社にご参拝の方々はお連れの方がいらしも、

                  ぺちゃくちゃとはお話にならない方がほとんど。

                  我が家も4人、黙りこくってお参りさせて頂いたけれど、

                  なんだかお参りできたことがとてもうれしかった。

                  本当なら、並ぶの嫌い、待つのが嫌いな私なのに、

                  今日は一体どうしたんだろうかと思う。

                   

                  狛犬さんウォッチングも忘れない。

                  こちらは右が玉、

                  左が子狛ちゃんを抱かれている。(っていうか足のせてる)

                   

                  気に入ったのは本殿脇、授与所の手前にある神武天皇遥拝陵を守る

                  狛犬さまたち。

                  頭に球を乗っけてるあい〜ん。

                  烏帽子を被ってる(?)あい〜ん。

                  なんてキュート!

                   

                   

                  お手水の左隣りにいらした大黒天様?も思わず撫でたくなって

                  失礼します、ちょっとだけすみません、と謝りながら

                  お腹や手をさすさす、なでなで。

                  なんだかすごくほっこりした。

                   

                  帰りは北参道の鳥居をくぐらせて頂いて外に出た。

                  一礼して見上げた空が美しいなと写真を撮ったら、

                  綺麗な日輪が映っていたことに後で気が付いた。

                  この鳥居の足元を支える玄武様に夢中になりすぎていたので。

                  なんて長い蛇の尾でしょう。

                   

                   

                  今日これたことを幸せに思う。

                  後でカレンダーを見たら、節分前の日曜日だからというだけではなく、

                  一粒万倍日という良き日でもあったらしい。

                  だから余計に参拝の方が多かったのかも。

                   

                  無事に授与して頂けたお守りの数々。

                  今年の金運爆上がりを願います。

                  …せめて。出費だけでも抑えて頂けますように!!


                  2022.01.09 Sunday

                  夢に見た場所

                  0

                    初夢は、どこか知らない駅の前から、オットと二人でバスに乗ろうとする自分の夢だった。

                     

                    見慣れない駅だった。

                    街の雰囲気も違う。

                    私の生活圏とは違っている。

                    使ったことがない沿線の、見知らぬ土地の名前。

                    バスに乗り、振り返ったところで目が覚めた。

                     

                    私にしては珍しい。

                    随分はっきりした夢だったのだ。

                    普段の私は起きた時にもうほとんど夢を覚えていない。

                    切れ切れの場面が鮮やかでも、起きて数分経つごとに消え、忘れていく。

                     

                    でもこの夢の事は覚えていた。

                    なので戯れにネット検索してみたら、

                    当たり前のようにすぐ出てきて、びっくりした。

                     

                    私は出不精の方向音痴で、毎日家と会社の往復しかしない。

                    地元の駅も家から最短の西口しか使わないので、

                    もはや東口やら南、北の光景も判っていない。

                    たまに行動範囲を広げて見て、なくなっている建物や、

                    新しくできた建物にかなり驚いている。

                     

                    そんな私にとって、車で30分の距離はかなり遠く、

                    ましてやそこと繋がる直通の交通手段がないとあっては、

                    どう考えても接点がなくて、その沿線には一度も乗ったこともないし、

                    友人知人がその近辺にいるということも全くなくて。

                     

                    つまりはだから、本当に知っているはずもない沿線と駅名だったし、

                    近々で何かテレビの番組とか雑誌で見た覚えもない。

                    申し訳ないけれど、何かすごく人を集めるような感じの駅ではないみたい・・・

                     

                    でも神社様があるのが分かったので、

                    伺ってみようよ、という話に家族でなったのだった。

                     

                     

                     

                    冬ばれのあたたかな今日、初参拝させて頂く。

                    六郷神社様。

                    非常に素晴らしい立派な神社様。

                    混んでいるということはないけれど、絶え間なく参拝の方がいらっしゃる。

                    地元の方たちの深い愛を感じる。

                    ご祭神は誉田別命(ほむたわけのみこと)応神天皇様でいらっしゃる。

                    八幡様だ。

                     

                    写真を撮ったらそれが写っていた。

                    明るくて綺麗な光だからきっとお怒りではないと思いたい。

                    お参りの折には太鼓の音も響かせてくださったし。

                    (つまりどなたかのご祈祷のタイミングだったということ。

                    いつもその辺運が良い我が家)

                     

                    御朱印をいただき、

                    おみくじも引かせていただく。

                    おみくじは神様からのメッセージ、アドバイスと伺っているので、

                    いつもワクワクしながら引く。

                    よければ嬉しいし、悪くても貴重な注意をいただけたんだと思うので、

                    何が出てもありがたいと思うから。

                    今年初めて引くおみくじなので、どんなお言葉でもありがたく頂戴します、

                    と思いながら引いたら、

                    大吉をいただけるなんて。

                    それも「おもうがままになる運です」

                    なんてありがたすぎる。

                    でも慢心せず、用心深くまいりますね。

                     

                    私の初夢に付き合い、ここまで家族を車で連れてきてくれたオットにも、

                    別の番号での大吉、しかもオットが一番望んでいた言葉のおみくじ、

                    ムスメは吉、ムスコは末吉。

                    しかしながらムスコにも「次第次第に運が開けて盛んになります」

                    という非常にありがたいお言葉を冒頭にいただいているので、

                    焦らずゆっくり時期を見ることを気をつけながらがんばります。

                    (何を?たぶん、ムスコの好きで得意なことを・・・)

                    オットとムスコが前厄なので、お守りを二人に購入。

                    八方にらみ御守り。

                    綺麗なブルーが一瞬、波のように見えたけれど、

                    よく見たら本当に八方に目を配っている4組の目の絵!

                     

                    今年も神社にたくさん参拝しようとか、お寺をめぐろう!とか

                    実はあんまり思っていない。

                    それはいければいいのだろうけれど、行けなくても、神仏を思う気持ちに、

                    神仏は差をつけられはしないだろうと思うからである。

                    行けるタイミングで行けたら行く。

                    無理をしない。

                    今年も私はきっとそんな感じだ。

                    それでも神様はやっぱり要所要所でお呼びくださる、導いてくださるのだ、きっと。

                     

                    素直にありがたく感じる。


                    2021.12.15 Wednesday

                    冬晴れの空と文房具の時間

                    0

                       

                      昨日の朝、雨が降り出す前に見た空では、ドラゴンがお散歩していた。

                       

                      今朝は美しい朝焼け。

                      空は晴れて、美しい青空が広がり、休みの日には家にこもりたがりの私すら、

                      在宅ワーク日のオットに誘われるまま、思わず車に乗って軽くドライブ。


                       

                      お気に入りのお店で、美味しいランチ。

                      臨席のマダーム二人が関西人の悪口を言っている。

                      なんでも取引相手の関西人女性が非常に手厳しく、

                      簡単には商談が成立しないそうで、二言目には「で、どれほど勉強してくらはる?」

                      と言われて手こずっているそうな。

                      文化を笑い、女性の品格を笑い、関西女性全員が

                      テレビで有名な某タレント女性のようなものだと嘲っている。

                      なるほど、なるほど。

                      どちらのご出身かは存じませんが、そのような上から目線の意味のない優越感こそ

                      品の無さの極みだと思いますよ?と神戸っ子の私は思う。

                      ことビジネスに関して、しっかり損得勘定するのは当たり前だろう。

                       

                      元々私は、物心つく頃にはなんだか標準語の子供だった。

                      というのも母が生まれが台湾であり、終戦まで育ったその街は

                      全て東京スタイルで、しゃべっていた言葉もしっかり標準語だったからだそうだ。

                      母が普通に標準語を喋り、

                      絵本もテレビも標準語なので、私にはそれ以外の喋り方がわからず、

                      小学校に入学して突然、「あんた、なんで東京弁しゃべってんの?」

                      と聞かれて、なんのこと!?と驚いた思い出がある。

                      だから小学校に入ってまず私がした勉強は、

                      周囲の関西弁を吸収し、自分も使いこなして周囲に溶け込むことだった。

                      でも時々それが剥がれてしまい、

                      東京から転校してきた子と普通に話していたりすると、

                      またしても、小1の頃と同じ問をぶつけられていたりした。

                       

                      なので、成人してなんだかんだで神奈川県出身のオットと結婚したときは、

                      周囲がみんな納得で「やっぱりそうなる思ってたわ」と言われ、

                      「東京の人は冷たいから気をつけや」

                      と心配されたりしたものである。

                      優しい人温かい人、意地悪な人冷たい人、両方がいるのは、

                      関西も東京も変わらないなというのが私の実感で、

                      ただ喋り方を誰かにいちいち気にされないというのは非常に気楽なものだと、

                      それはこちらにきてからちょっとだけありがたく思った。

                      姑だけ、私が思い通りにならないと、「関西の人だからキツいのよ!」

                      と非難してきたがそういう姑ははるか九州宮崎の人だったので、

                      ちゃんちゃらおかしかった。

                      相手が思い通りの反応をしてこないとき、相手の出身地に原因を求める嗜好は

                      関西人にはなかったと思う。

                      出身を言いたがらない人も関西にはいなかった。

                      東京の人のこだわりとマウンティング感覚はすこし痛みがどこかに伴っているように思う。

                      というわけで、

                      郷里を離れて30年といえど、いまだ神戸を、関西の街を文化を愛しているなあ、

                      私、と何気ない臨席のご婦人たちの会話で思ったのだった。

                      どこにもそれなりの良さがあり、どちらがいいとか悪いとか論じることは無意味だ。

                      ひとたび震災や事故などあれば団結し、他者を思いやり、

                      世界が驚くほどの人情を示したのが関西人である。

                      ちなみに千年の時を日本の都としていたのも関西。

                      明治天皇が西京(京都)から東京へ行幸されてからまだ150年ちょっと。

                      「ひがしきょうと」は暫定首都で、

                      天皇が動けばまたそれも変わるのである。

                      大地震が来たら西京へお戻りになることもあるかもしれない。

                       

                      昼食後、近くの神社に参拝する。

                       

                      氏神様ではないけれど、区内でもう何十回も参拝している親しみある神様で、

                      お参りできてとても嬉しい。

                       

                      月替りの御朱印が可愛すぎる。

                      対応してくださった巫女さんが朗らかで優しくて、とても嬉しい気持ちになった。

                       

                      おみくじは中吉。

                      でもとても嬉しいお言葉ばかりいただく。

                      私のおみくじはいつもそんな感じで、

                      オットは大吉で大喜びしたものの、手厳しめの注意が書かれている、

                      それも本当にいつもそうで「大吉なのに怒られてる!」とオットがショックをうけるのも、

                      いつものことでとても面白い。

                       

                       

                      帰宅後、さてゆっくり休日を楽しもうと、また手帳を広げた。

                      お気に入りの3月のライオン手帳にちゃんとカバーをかけたんだけど、

                      ボールペンにシャープペンシル、カラーペンと

                      色々使い分けて書き込むのでそれらを挟むのに悩み、

                       

                      新兵器購入。

                      普通に大人なシンプルデザインを探していたのに、

                      機能性と可愛さに惹かれてついハチワレ猫ちゃんを選んでしまった。

                       

                      かなりしっかりしたシリコンとゴムバンドで思っていた以上の厚みがあるけれど、

                      布製ファスナー製のブックバンド型ペンケースより出し入れが簡単にできること、

                      手帳もしっかりホールドできるところが、

                      面倒くさがりでガサツな私にはちょうど良い。

                       

                      本当は黒猫かベアかで悩んだのだが、手帳のカラーと猫ちゃんに合わせてのチョイス。

                      ブルーが綺麗で気に入った。
                       

                      そして先月、なぜかスーパーの文具コーナーで見つけて即買いしたペンを下ろす。

                      大好きなアナスイ。

                       

                      綺麗な色のリフィルセットには非売品のマスキングテープがついていた。

                       

                      カラフルで胸がときめく。

                       

                      こうしてトップを開いてリフィルをセットする。

                       

                      リフィルセット前だけど、このボディだけでもテンションがあがる。

                       

                      つけるとこんな感じ。

                      黒猫ちゃんにした方が汚れがめただなかったかも。

                      この手のシリコン素材は汚れを吸い込みやすい気がするけれど。

                      でもこれでやる気十分。

                       

                      それにしても若い頃より可愛いものをあえて選んでいる私。

                      年をとった証拠かもしれない。

                      いや、

                      気分次第でシックにも子供っぽくにも傾く心の天秤は

                      昔から変わってないかな。

                       

                       


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