人形姫の視る夢は…

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管理人かりんの日々のつぶやきです。
コレクションしているお人形のこと、育児のこと、主婦業のこと…
いろんな日々のつれづれ日記です。
メガネ生活

5月のある夜。
本当に仲の良い息子のクラスのお母様方で集まって、
2年続けて同じクラスになれたことを喜び合い、また1年よろしく!という想いを込めての「親睦会・夜の部」があった。
子等の相性がいいから母達も嬉しくて、毎回開催するたび全員出席。
この日もとても楽しく、語り合い飲みあって、別れたその後に一人のお母さんから、クラスのグループラインにトークが流れてきた。
『ねえ、空を見てみて!月がとっても綺麗なの?』
おお、と家路につきつつ見上げた夜空に、月は本当に美しく輝いていて。
そんなトークをくれた彼女の気持ちも嬉しくて。

本当に素敵な夜だったな。
* by かりん * 22:40 * 日々のつぶやき * comments(0) * trackbacks(0) *
授業参観 ~ザ・社交界


タイトルと関係ない写真をよく載せます。
これは先週末、家族で行った豪徳寺での光景。

願い事を託されて奉納されている招き猫達
絵馬もあるけれど、こちらはこの招き猫ちゃん奉納の方が断然多いよう。

和やかな、とても良いお顔の猫ちゃん達

しっかり御朱印も頂きました。

今年度初めての、息子の学校での授業参観が始まった。

バッチリ仕事のシフトを調整して小雨がぱらつく中を学校へと車を走らせる。

車の運転も久しぶりで、やっぱりたまにはしておかないとなあ、と思う。

時間に余裕を見て家を出たので(歳をとっていいことの一つは、どんなに疲れていてもそう長くは寝ていられないこと。おかげでかつてでは考えられなかった動きを朝することができる)
渋滞にも動じない・・・が、あまりにも遅い、迷い悩みながら運転していらっしゃる様子の、40キロの道を20キロ弱で走られる車の方がいると、さすがに辛い。
区内のよく使われる道路は1車線で、追い抜くこともままならず、ひたすらじっと我慢してついていくしかないのだ。
あるタレントさんが強引な追い越しをかけて事故を起こした現場もこの道に含まれるのだが、若干お気持ちがわかると私の周りでは言われている。
お客を乗せたいタクシーの運転手さんも、しばしば非常にゆっくり走られ、頑張れば行ける信号もあえてゆっくり溜めて赤信号になるのを待ちたい、という様子をみせることもあるからだ。
(信号待ちをしている間に、タクシーに乗りたいお客さんが走ってくることもないわけではないからなのだろう)。

私はほとんどクラクションを鳴らしたことがない。
(昔、逆走してきた車には鳴らしたけど、さすがに)
信号待ちの間、うつむいてスマホなどをいじってらっしゃって、青信号になっても発車しないような方の後ろにいても、もう次の瞬間には気がついてくださるかも、と待ってしまう。
そうするとたまりかねて、私の後ろの車の方がクラクションを鳴らされるのだ。そうして気がつかれた前の方がとっさにミラー越しに見るのは私、である。

私じゃないです。私は鳴らしてませんよ〜!

そう思う、とばっちり気分で運転せざるを得ないことが私にはよくある。

極度のトロトロ運転もまた然り。
本来もっとすいすい行けるはずの道を、おそらく遠いところからいらして慣れていない道で、どこか脇道に曲がって目的地に行くのであろうその方の、
超絶ゆったりな運転(しかも、運転そのものが多分お上手ではない)で妨げられ、朝の貴重すぎる時間を相当数奪われ続けた挙句、カーブの一瞬で前方が実ははるかにずっと空いているのがわかった瞬間、私の車の後ろの方が猛烈にクラクションを鳴らされた。

そしてまたいつも通りの目に合ってしまう私だった。

・・・まあいいけど。

危ない運転というと猛スピードのものを想像しがちだけれど、その真逆も時に人の憎悪をかきたてるものだな、とよく思う。

そんな余計な苦労を少しだけど得つつ、息子の学校に到着。

三日間あるうちの初日で、1時間目の授業が始まったところだったからまだ人少なで、そっと息子がいる教室にすべりこんだ。

なんと前に立って、クラスの出席をとっている。

特別支援校とはいえ、さすが高等部3年生。しっかりしてきたなあとびっくりしてしまった。

決められた手順で慣れているのだろう、淀みなく出欠確認を進めて、先生への挨拶もすませ、決められた手順を終えて着席後は指示に従って、将来に向けた訓練となる作業にとりかかる。

息子は昨年度後期からずっと事務班に所属している。文字を書くこと、PCの入力をすることなど好きなことなので、とても楽しんでいる。

小さな頃から手先が器用で細かい仕事に集中するのが大好きな息子は、知的障害者を採用してくれる会社に将来的には勤められるように、日々訓練を重ねている中でも、職人的な仕事をするのを得意としている。
なので最初はそういう細かな作業ができるような訓練をお願いしていたのだが、事務補助としての内容を身につけることになる事務の仕事は案外とても丁寧で、単純かつたくさんこなさなければいけないような、書類の仕分け、ホチキスどめ、スタンプ押し、ラベル貼り、何かを切り抜いて作ること(やはりラベル系か)、丁寧に糊付けして行く仕事などが案外多く、そこに配置されたら、大好きなクッキー作りの作業班よりはまってしまった。

週2回ある作業の時間はとても張り切って楽しんでいるので、今日は是非ともその様子をまた見たかったのである。

昨年よりもさらに慣れて落ち着いてこなしている印象があり、嬉しい驚きを感じた。

そうなると余裕がでてきて、他のところも見て回ろうかなという気になる。

それで外に出たら同じように考えて移動中のお母様方がたくさんいらして、ぱっと楽しいおしゃべりの場になった。

接客を学ぶための訓練の場として開かれている学校内のカフェに移動してあれこれとおしゃべり。
カフェに行きながらの途中で合った人たちとも、お茶し終わって帰る途中に会った方達ともおしゃべり。

とにかく母らのコミュニケーション。

さながら、ザ・社交界といった光景が繰り広げられる。

障害ある子たちの未来は当然ながら健常な子ほど多様ではない。

多くの方は福祉作業所に進まれる。そこで簡単な作業を行い、工賃をいただくのだ。

障害の度合いは十人十色で判断は難しい。
もちろん発達検査(何種類かある)を目処にはするけれど、当然個性というものはあるので、向き不向きを長年かけてじっくり判断していきたいと親は当然思うわけで、先生方もそう願ってくださっている。
特別支援学校の最も強い部分はそこであって、先生方も障害のことと、その進路に詳しいという、至極当たり前のことにあると思うのだ。


この子が一番幸せなところは?
この子の力が発揮できることと、その幸せは一致するだろうか?
などなど、子を愛するほどに親達は悩む。

親達の思いを受けて、先生方もかなり大変である。
健常な子との最大の違いは、知的障害のある子のほとんどは自分で進路を決められない、ということだろう。

可哀想だと思う。
だから、親達は思い、悩み、学校という限られた、でもだからこそ保護されていた世界から出た後の遥か未来をみつめ、自分たちの老いと死を考えながら、子供の進路のまず一歩を決めることに慎重になる。

我が子は流暢ではないが会話ができて、自閉症の割にはコミュニケーション能力が高い、とよく言われる。

ユーモア感覚もあってシャレの効いた受け答えができるのも意外な、嬉しい個性になった。 求められていることを理解し、丁寧に確実に作業を行えるように、特別支援学校では本当に着実に成長させて頂けたと思う。
生来、温厚な性質で乱暴をしたことは一切なく、保身に長けていて素早いので害ある相手にむざむざ傷つけられたこと、はほとんどない。(4歳の時にあって、それで学習したのだと思う)


障害ゆえのこだわりも少ない方で、そう厄介なものではない。
なので将来的には社会で働くことを、一旦は目指すことに決めた。
最初は自宅近くで保護性の高い作業所に行くとずっと思っていたのだけれど、
何人かの人にはっきりと、そこに行きたい、そこしか行けない子達がいて、入れる人数は限られていて大変なのだから、あなたは他に行ってよ!と言われ、あ、すみません、と素直に思えてしまったのだ。
一昨年から福祉作業所以外の進路、特例子会社を持つ企業や、そこに到るまでに2年、延長を含めて最長3年通うことのできる就労移行支援施設を見学するようになった。
それで私も、息子の近い将来へのビジョンを含めた覚悟みたいなものが出来てきてきた感じだ。

お母さん同士のやりとりの中で、教えられることがたくさんあり、力もいっぱいもらう。
これは関係が良く保てているからこそ。
こじれると逆に母同士の摩擦で心の力をごっそり削られることもあるから怖いのだけど、良いことだけしかないものもそうはない訳で、大抵のものと同じく人付き合いも諸刃の剣と思っていれば間違いないのだろう。

我が身一人のことなら、さして人とのやりとりの中から何かを得たい、なんて私も思わないかもしれない。

いや多分思わない。
面倒臭いという気持ちの方が先に立つ、全てに勝る。
が、可愛い子供のためならばその本能さえ抑え込んででも、諸刃の剣の中を渡ってゆこう、泳ぎ抜いてみようという気になれるから不思議だ。

そして、それは私だけではない。
学校に来るお母さん方お父さん方、時にはおばあちゃま、おじいちゃまさえも。
煩わしい気持ちを押さえて、愛しい子のため、頑張って来るのだ。
大袈裟だけど、ザ・社交界。そんな気分でとりあえず、皆と仲良く群れ集う。
これも防御の一つとして。

* by かりん * 23:25 * 子育てちゃん * comments(0) * trackbacks(0) *
いつかの、あの日


先月のある日の、綺麗だった海。
相模湾を見下ろす丘からの眺め。
 


昨日も出勤前の慌ただしい時間に途中でアップしたブログだったが、中途半端であってもアップしておいて正解だったと思う。
やはり昨日も忙しくて、あっという間に夜中近くになり、結局のところ文章をまとめて書くなんて出来もしないまま、寝落ちしてしまったからだ。
本当に、心ではいつもいろんなことを書いているのだけど。
 

 

梅雨空が続き、蒸し暑いけれど(本当に苦手な季節がもうやってくる)仕事が楽しくて心は軽い。

でも基本は、仕事がしたいというわけではなかった。本当は家でずっと引きこもっていたかった、それが本音。

けれど現実、娘の通う大学の費用は高いし、老後破産も予感されないわけもないし・・・と仕方なく重い腰をあげたのだ。

これでついた仕事が性に合わないとか、職場での人間関係が辛いとかいうことになったら相当不幸感が増したと思うが、その両方を回避できて嬉しく、しかも仕事を通してまた新たに、いろんなことを学んで、この歳になってもまだ己が何も分かっていなくて、見えていなくて知りもしないでいたことを知り、驚いたり、感動したりしている。

 

好きな本を読む時間がないこと、ネットサーフィンすらもろくにできない、その状況が今は残念。

でもだんだんに心に余裕はできてきている。

 

4月は怒涛だった。アルバイトとはいえ久しぶりの就職、しかしその当日、母が倒れた。遠い神戸の空の下のこととて、私はとっさに何もできず、ただただ妹夫婦が奔走してくれるのに頼むにまかせるしかなかった。。

幸い母の症状は困るけれども深刻ではなくて、でももう一人暮らしは無理だろうということで、今年末にはこちらに呼んで、同居を開始することにした。そのための準備にはいることを家族で決めた。

今、母にはとりあえずの措置として、ケアマネージャーさんが選んでくれた施設に入ってもらっている。ずっとそこにいるわけではない、来年にはこちらで新しい暮らしだからと母にはなんとか納得してもらっているので、本気で色々計画している。

と、今だから整理して落ちついて言えるが、その当時は、母の不調に心は痛んだし、慣れない職場への緊張でアップアップだったのだ。

娘は安定して、良い調子のまま大学2年生になった。息子も、昨年とても良いクラスで、だから変わりたくないと願ったクラスが今年度も持ち上がりになったのはよかった、すごくよかった。

が、オットがぎっくり腰で倒れた。・・・何も今、ぎっくり腰にならなくても。

それがその時の正直な気持ちだった。

 

それらもなんのかんので乗り越え、どうやら自分が自分に向いた職場で、好ましい人たちとの新たな出会いで救われつつあると気づいたあたりで気分は上昇。忙しさはすさまじいけど、なんとかなる。

気力って本当に大事だ。

もうすでに2回、お給料を頂いているのだけれど、自分の収入ゼロだったこの数年のことを思うと、とんでもなくありがたくて嬉しいと感じる。たとえ右から左に生活費として消えていっても、である。

5月も6月もいろんなことがあって、間も無く7月になる。

いろんな瞬間、いろんな「あの日、あの時」が思い出される。すでに上半期が過ぎ去ったのだ。

時の経つのはなんて早い!と本当に、心の底から思う。

 

これからいよいよやってくる、あの暑い季節。

苦手、でも今年は仕事があるから引きこもってはやり過ごせない。ああ、汗いっぱいかいちゃうんだろうなあ、嫌だなあとは思いつつも・・・存外、そううんざりはしていない自分がいる。

この分なら夏もきっとなんとかやっていける。今の私はそんな強さをきちんと中に溜め込めている気がする。

いろんなことを経験して、くぐり抜けて、知って、知られて、少しばかりは体得したからだろうか。

やはり人生に無駄はないんだと思う・・・人を傷つけること以外には。

* by かりん * 23:57 * 日々のつぶやき * comments(0) * trackbacks(0) *
梅雨空の下

おもむろに、母の日に家族に送ってもらったアレンジメント。

この可愛いわんちゃん、久しぶりの鮮やかなピンク。

一月以上経ってさすがにお花は枯れてしまったけれど

(それでも結構長く咲いてくれていた)

このわんちゃんは現役で、今もキッチンの片隅のプランターで

明るい色を投げかけてくれている。

 

さて。

心では毎日ブログを書いているのに、いや、なんならもう1分ごとにツイートしてますけど、という心境だったのだが、どうしてもゆっくり落ち着いてPCの前に座ることができなかった。

色々といい意味で忙しかったのである。

毎日全力、精魂込めて生きてましたというと大袈裟なのだが、大したことない日常なので恐縮ながらも、私からしたらそういう感じで、だからいつも寝落ち寸前、脱力状態の夕暮れ以降だったのだ。

 

まず4月から久しぶりに働くことになった。

10年前から5年前まで、近くの小さなクリニックでスタッフとしてパート勤めさせて頂いていたけどその時は胃の内視鏡の洗浄をメインとした医療器具の消毒、治療室の清掃担当、そして検査にいらっしゃる患者様のご案内お世話、備品の在庫管理に発注担当・・・などなど。最後の二つがわずかにちょっと事務職らしかったが、基本は全然事務ではなかった。(忙しい時はお薬を先生の処方通りに数えてセットするお手伝いもしていたけれど)

その前というと10年ほどのブランクがあって・・・そこから数えるとなんと20年ぶりくらいに、事務職としての就労である。

アルバイトだけど。

 

嬉しかったのは自宅からまあ多めに見ても30分しかかからない勤務地だということ。本当は徒歩5分で行ける本部勤務を希望していたのだけれど、登録してからなるべく意欲が下がらぬうちに仕事を始めて見たかったし、空きがあるから行って欲しいとお声をかけて頂けただけでありがたく、嬉しく(息子が通った小中学校のある場所で馴染みがある、3年ぶりにそのあたりに行くのも楽しそうだと思ったので)、勤務を決めたのだった。

 

時間も素晴らしくて、1日6時間、毎月14日勤務。週に3、4日行くのみである。そして半年契約。

いい!と思った。常に障害ある息子の登下校時間を気にし、家族のこと最優先である身でなおかつ事務の仕事がしたいという贅沢な希望を叶えるのに、4、5ヶ月就活したけれど頑張った甲斐があったと今は思っている。

 

家から徒歩4分のバス停からバスに乗れば12分ほどで職場につくけど、始発である駅前まで歩いても10分足らずなので、毎日駅前まで歩いて始発に乗って通うことに決めた。そうして終点まで乗っていればいいのだから楽々である。しかも終点の駅前についたら職場はもう目の前。

これが毎朝の楽しい気楽なドライブになった。

 

その会社の本部に面接を受けに行った時には入室するなり、かなり年配の方達の様子が目についた。

私だってもう立派な半世紀モノだが、そんな私も下の方かなと思えるくらいの雰囲気に、イケる、ここなら私もきっと違和感なくやってイケると思ったものだ。

ところが。配属されたところは行ってびっくり、若い〜。

平均年齢35歳。一番上の人でもまだ40にならない。トップの所長様は35歳の好青年。

これは・・・一体なんの罰ゲームかと思ったけれどもうやるしかない。恥ずかしながらも、(こんな年齢なのにきちゃって)すみません、よろしくお願いいたします、とお勤めさせていただくようになったのだった。

 

そして。もう2ヶ月と3週間がすぎて。

とても楽しく働かせてもらっている。

実感したのは、私、やっぱり事務の仕事(主に補助)が好きだなということ。何を言われても嬉しく楽しい仕事ばかりで、ご機嫌でザクザクと仕事を進めさせて頂いている。

年齢のことも楽しく受け入れ合わせて頂いていて、友人たちには「大丈夫!?」と案じられたが、職場のみなさんには「大丈夫ですよ!かりんさん、それほど(50歳)には見えないですよ〜笑」「全然違和感ないです〜、お若いです〜」と気を(めちゃくちゃ)使って頂きながら機嫌よく働かせて頂いている状態だ。

それでなかなかのお給料を頂いているので、長年の無職の時に比べれば気分もぐっと明るく元気で、高い娘の学費に泣く度合いも減って・・・とめでたい感じなのである。

 

息子の学校の本部役員も5月にめでたく解任された。そのあとすぐ、クラス委員になり、学年の代表になりはしたけれども、本部役員の時に比べればチョロい、チョロい。

親友と組んでやっているので、ストレスフリー。いや、若干のストレスを別の人から受けているけど、それはまあ織り込み済み。誰もが嫌がる役職をその人物だけが立候補して決まり、その後誰もやりたがらない無言の時間経過の中で友と目で話し合い、ある意味覚悟して手をあげたので、それはいいのだ。

きっとうまくやって行けると、最初の小さなトラブルをいろんな方のお心配りによって乗り越え、次の仕事の準備を進めて段取りをつけた今、実感している。

* by かりん * 08:25 * 日々のつぶやき * comments(0) * trackbacks(0) *
雨と桜と



今年も満開の桜を見ることができた。


今年の桜はまた美しくて、

とてもバタバタ忙しいのに、

それでもふっと目を奪われ、心を捉えられて、

その瞬間の景色の中でしばし、日常の煩雑さを忘れてしまう。

それほどの力はもう魔力かと思うほど。


ああ、この国に生まれてよかった、

とまで思えてしまう。



区内至る所に桜並木があり、美しい場所はたくさんあるが、
私の住む町では今日明日とお祭りなので、

人も多く集まって、

商店街からたくさん出店されているものをながめながら、

小雨の中を皆さん、ゆっくり通り抜けられる。


がんばろう、

花を見上げて、わけもなくそう思った。

元気をもらった。

 

桜の美しさにはいつも翳をも感じる。

だからか、美しければ美しいほど、胸締め付けられて悲しいような、ふとした不安を一すじ胸底に帯びたような気持ちになる。

それがあるから尚、美しさは強調されているのかもしれないし、去来する不安や悲しみ、後悔なんかを紛らわせたくて、桜の下でお酒とご馳走でも楽しもうよと、お祭りごとに変えたくなるのかな、なんて勝手に思う。

どんな花も咲けばとても美しいのに、桜は本当に特別すぎて、毎年驚いてしまうのだ。

 

私は花見の宴は得意ではない。

いつも寒いし、

ゴツゴツとした地面にレジャーシートを敷き、不安定な中で食べ物や飲み物を並べて

なんとか人の数を頼んで盛り上がろうとする気まずい宴を何度か、

社会人時代に経験したせいかもしれない。

アドレナリン嫌いなので、場所取りに必死になる時点でもうダメというのもあるけれど。

 

こんなに写真を撮っても仕方ないけど・・・と苦笑しながら、それでも時折、カメラを向けて撮りたくなるのは、名残惜しさから来る感情か。

今年もとにかく、桜の季節を楽しめてよかった。

 

* by かりん * 15:20 * 日々のつぶやき * comments(0) * trackbacks(0) *
代々木

朝、そそくさとご朱印帳を持つオットに、

私から提案して、代々木八幡宮へお詣りに行く。

石器時代の遺跡が発見された地だという。

だからか、こんな展示があるお社。

 

境内ではちょうど、手作り作家さんたちがお店をだしていらして、

すごく素敵なものがたくさんあった。

 

美しいお嫁様がいらして

ご親族で記念撮影をされている幸せな瞬間を拝見した。

 

気持ちよくお詣りさせていただいて、

夫婦で御朱印をいただく。

素敵な手跡だなあと夫婦で惚れ惚れと見入る。

 

第2の新年ともいうべき4月初旬に良い感じでスタートを切れた気がする。

 

* by かりん * 20:50 * 日々のつぶやき * comments(0) * trackbacks(0) *
ドラマティック!

オットと連れ添い26年。

正直、こんなに野球に関しては感化されないものか・・・と我ながら感心する。

 

常々オットはアンチ巨人を唱える人は実は内心巨人ファン、と言っている。気になって仕方ない、常に注目してくれている、それはもう愛だと。

なるほど、それはいろんな人間関係なんかでも言えると思う。

本当に情のない心理状態は無関心ということだ。

とすれば。

伴侶が熱愛し、寝ても覚めても思っている球団、ジャイアンツに対しての私はかなり情のない方になる・・・。

 

が、そこはまあおつきあいというもので、夫婦でたまには野球観戦に行くのである。

 

チケットをいただけたりしたならば。

 

 

 

 

 

 


雨女の私が出かけるというと、雨が降るのはもう当然のような気がしてしまう。

こんな日はでかけるのが億劫だろうに、野球ファンの心意気は熱い。

多少の雨なんかファンの方のオーラに弾き飛ばされそうな勢いだ。

結構早めに球場に行ったのに、大変な人出とその熱気に驚く。

ライト側の席。見渡せる感じが心地よい。

 

正直、今の私はほとんどの選手を知らない。

それくらいの音痴ぶりだ。

 

けれどスタジオを埋め尽くす人たちの顔は輝いていて、華やかな雰囲気、

それは一途な巨人への愛・・・

応援団の方達がそばにいらして、

その見事な応援ぶりに、間も無く私は感動してしまった。

相手方の中日ファンの方達もそうだったのだけれど、

なんて一体感があって、団結して、見事な応援をなさるものだろう。

この皆さんの愛に対して不敬であってはならない。

いかなる理由であれ、この場にきたからには私も、

この熱意ある人たちの心意気に同調して、ちゃんと試合に向き合うべきだ。

そう思ったのだ。

 

ところが。

はっきり言わせてもらうけれども、今日の巨人はさっぱりパッとしなかった。

何だろう・・・早々に相手ピッチャーのバルデスにホームランを打たれ、

次の回でもさらに追加点をいれられ、

やっとこちらに1点入った時はフォアボール押し出しの1点。

時はずっと単調にすぎて、お尻は痛いし、

最初に買った竹鶴の水割りはすぐなくなるし、

予想以上に退屈で眠くなり始め、スマホのゲームでもしたくなる。

これは辛いとオットですらいいはじめ、6回くらいでもう帰ろうかとまで言いだした。

まあ、息子を迎えに行く時間があるということもあったし、

周りでもちらほら帰る人がいたのである。

しかしさすがにそれは気の毒で、いいから一応9回まで観ましょう、と野球嫌いの私が引き止めた。

オットは私に気を使っていて、これではますます私が野球嫌いになると心配したようだ。

私は、試合は正直つまらなかったけれども、

応援が楽しかった。

応援団の方達のさまざまなバリエーション、選手ごとに変わる様子が素敵だと思った。

試合展開もそうめちゃくちゃに遅いようではなかったし。

 

 

9回裏ツーアウトでの巨人の攻撃。

代打に村田修一選手。

さすが!の鮮やかなヒット。

今日初めて思わず立ち上がった瞬間だった。

 

そして阿部の打球が、

目の前を、

綺麗な放物線を描いて中日ファンのスタンドに飛び込んで行くのが見えた。

寸前、私はそれを追う外野手を見ていた、

追いかけて、ふと諦めて追うのをやめた瞬間を。

あ、よくドラマで見るやつだと思った。

うぉぉぉぉぉ〜〜〜〜〜!!

という無数の雄叫びの中で私もきゃー!と叫びながら立ち上がり、手を叩いていた。

 

人生で初めて、逆転スリーランというものを観たのだった。

 


あの白い衝立の向こうで阿部選手がヒーローインタビューを受けている状態。

 

息子を迎えに行かないともう予定時間をすぎていた。

立ち上がってコートを着ながら、阿部選手のヒーローインタビューを聞いた。


観客がで始める前にオットと球場を飛び出し、

オフィシャルショップに走って息子にお土産を買った。

阿部選手のTシャツ!

春から縁起がいいものを見せてもらったから、

そのご利益を分けていただけますように、と。

 

こういう経験はオットも初めてだという。

勝つべくして勝つ流れの試合、もしくはその逆が普通であって、

ここまで雰囲気悪くて、だらだらとつまらなくて、

それが一瞬でひっくり返って劇的に終わる、

という展開の試合を生で見たのは初めてだと。

私がオットに付き合って野球を観戦するのはこれが4、5回目だから、

運がよかったのかもしれない。

 

テレビのスポーツニュースで見ると、

9回裏までどれだけだらだらと間延びした流れの試合だったかは誰にもわからないなと、

それがおかしくて夫婦で笑った。

私のお隣で観戦していらしたご夫婦は、

3回くらいにいらして6回くらいで帰られてしまったのだが、

(実はかなり熱心なファンでいらっしゃるのだが、

本日はどうしてもご用事があって、一瞬だけでも見られたら、

というお気持ちで来られたらしいのは、会話のはしばしで窺えた)

一番面白くないところだけをご覧になったことになる、

きっと後で驚かれたことだろう。
ちょっと気の毒だわ。

* by かりん * 23:59 * 日々のつぶやき * comments(0) * trackbacks(0) *
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