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人形姫の視る夢は…

着せ替え人形コレクション公開サイト「人形姫」http://ningyouhime.vivian.jp
管理人かりんの日々のつぶやきです。
コレクションしているお人形のこと、育児のこと、主婦業のこと…
いろんな日々のつれづれ日記です。

ちょっぴりスローな初詣
アドレナリン噴出が基本的に好きではない私が日頃とっている方策は、なるべく人混みを避ける、に尽きる。
お正月の初詣も然り。誰もがいざとばかりに出陣する時間や場所になだれ込んでも,私のような性質の人間には害こそあっても益は無い。のんびりゆったり人が捌けるのを待ち、なるべく余裕でゆったりと、何事にものぞみたいので、初詣も例外ではない。
お正月三が日もあけ、もしかして初出勤の人もいらっしゃいましょう、という本日、家族揃って初詣にでかけた。
初詣でもうひとつ決めているのは絶対近所のお社、いわゆる氏神様に参るということ。有名どころの大きな神社はなじみがなくてよそよそしい…やはり地元にずっとおわします神様にこそ、地元民である我が家の無病息災を心からお祈り申し上げたい。
というわけで、往復になんの時間もかかる訳がなかったのだが、オットと息子は2時間辛抱強く待っていてくれた。
というのも…実に,恐れていたことではあるが、私の着付けのカンがすっかり狂い切っていたからである!!
実に,8ヶ月ぶりに袖を通す和服は、絶好調時には20分で着ることもできていたはずなのに(そして10分で着られるようになるのをめざしていたのに!)、トホホなことに今日はどうにも決まらなかった。それでもまだ、長襦袢(これが和服の形を決める。襦袢をきちんと綺麗に形良く着ることができれば、和服はほぼ半分成功したと考える)と、数本の紐で着物を着る所まではよかった…がお太鼓が!お太鼓結びが!……頭から,手から,綺麗に消えていたのである…。
えっと、えっとどうだっけ?あれ?手先は前から後ろ?後ろから前?…とこんな風に悩みだしたのだからもういけない。10時に着替え始めてようやく羽織紐を結び安堵したのは正午近かった。最も最初の20分は娘にウールの着物を着せつけ、髪型をまとめていた時間だから正味、自分にかけた時間は1時間半くらいよ…と強がりをいうのも虚しい。
で、苦労して結んだ帯も,外出している間中ずっと羽織を着ていたから全然誰の目にもふれなかったんですけれどね…。こんなことでアドレナリンだすってどうよ…。
まあ、気は心、というから。
でも以後気を付けよう。こんなに和服を着ないで間を空けるのは,絶対これを最後にしよう。
地元氏神神社でお参りをし、そのあとなぜか多摩川の土手で着物姿なのに凧揚げに月合わされながら、しまいに冷えきってプリプリしながらお寿司屋さんにはいってやっと暖まりながら、心から誓ったのだった。


今年も,私の幼い日に亡き祖母が縫い上げてくれたウールのアンサンブルを着た娘。
この格好で凧揚げに走り回っていた。(ちなみにプードルのマフラーとミトンはクリスマスに私の母がプレゼントしてくれたもの。意外に着物にも合うのでびっくり…っていうか、小さな女の子って本当になんでもあり、なのね。着せ替えがいある存在です、小さな女の子って)
朱色が好きではない私なのに、このアンサンブルを着た娘の溌剌として見える様子に、ああ朱色が好まれるのはこういう所かと気がつく思いがした。これが私が好きな、すこし暗みのある紅だったら、この年齢の少女には少し重たい感じがしただろう。和服をこよなく愛した祖母ならではの選ぶ目の確かさを改めて思う。縫いがたくさんあるから来年はそれをほどいて娘はまだまだこの着物を着られそう。嬉しい。
祖母が私のためにそうであるようにと仕立ててくれたのを、ほどきながら私が着て、それをまた私の母が孫娘のために縫い縮めて体に合わせてくれた。
この反物を30数年前の神戸の水道筋商店街の呉服屋さんで見つけた祖母が衝動買いし、2日かけて縫ってくれる様子を、当時の私はワクワクしながら横で眺めて待っていた。羽織紐も良いものがあったと祖母が喜んでいたのを思い出しながら、娘に着せていた時、懐かしいと、ありがたいと本当に思った。それを大切に保存し、よみがえらせ、時期を見て私の元に送り届けてくれた母にも本当に感謝した。
実家の箪笥にはまだ、同じく祖母が「いい柄があったから…」と衝動的に買って縫ってくれた十三参り様の,桜の模様の桜色の着物が眠っている。あれが我が家にやってくるのももうそう遠い先ではないのだと今気付いて、びっくりしてしまった。お宮参りをした川崎大師に、今度は十三参りで娘が行くのはもうほんの数年先。
そう考えると,歳月の過ぎる早さは夢のよう…というか、浦島太郎の玉手箱の中からでてきた煙のようにすら思える。…あれはまさに実感のこもった物語なのに違いない。


フェリシモの,和小物雑貨の会で買ったがま口バッグとウールのショール。
祖母が見たら「遊び着にいいね」と褒めてくれたんじゃないかな、と。
着物ライフ comments(2)
コメント
なんと可愛らしい!
お嬢さんが溌剌とたこ揚げに興じている姿が目に浮かびます(*^^*)
マフラーもミトンも、手に持ったくまさんのバッグもお嬢さんにぴったりですね。

かりんさんのお祖母様はとてもセンスの良い方だったんでしょうね。
zunko 2007/01/08 00:56 Monday
zunkoさん、こんばんは♪
うーん、娘って可愛いものですよね〜。
息子も勿論可愛いけれど、華やかさ,遊びの幅の広さでは娘にはとても叶いません。
どんどん大きくなるから今のうち今のうち、と言いながら色々、生の娘の着せ替えを楽しむようにしています。
zunkoさんも、ちいさな可愛いお嬢様でうんとうんと楽しんでくださいね!(…って、こういう言い方って変かな?^_^;)

私の祖母はいつも自分のことを「いつまでたっても少女趣味やねん」と言っている人でした。
可愛くて綺麗なものが大好きで、好きなもののためには労力もお金も惜しむことなく、
そのせいで家族としてはちょっと大変な人でしたが、
でも…そうですね、祖母が言っていたこと,選んで残しておいてくれたものを見ると、
祖母の美意識、バランス感覚に感心することがよくあります。
人生の先輩には叶わないですね!
かりん 2007/01/08 22:39 Monday
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