人形姫の視る夢は…

着せ替え人形コレクション公開サイト「人形姫」http://ningyouhime.vivian.jp
管理人かりんの日々のつぶやきです。
コレクションしているお人形のこと、育児のこと、主婦業のこと…
いろんな日々のつれづれ日記です。
<< September 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
<< 作れども 作れども | main | パネェ…? >>

2013年の、あの人は・・・


久しぶりの猛暑がやってきた今日という日に、よりにもよってだが、
家族で海へ出かける。
鎌倉の由比ガ浜。

暑い。
でも素敵。


娘の夏期講習にあわせてオットが早退し、
その2人を駅に迎えに行って家族合流、そこから出発したので、
海辺に到着したのは午後3時過ぎ(最も暑い時間!)
ひとしきり子等が泳いで楽しんで引き上げるときにはそろそろ夕方近く。

しかし本番はこれからだった。
よりによってこんなに暑い日に私が外に出ることも特殊なら
それが海辺で,家族の海水浴を見守りつつ
ずっと太陽光に炙られながら、だらだらと汗を流して
ちょっと軽めの色んな方達の言動に耐える・・・なんて苦行を
私が普通だったら受け入れるわけがない。


今日ここに来た真の目的はこれ。

鶴岡八幡宮『ぼんぼり祭り』

今年も竹宮惠子先生が奉納され、
その絵は『地球へ・・・』のソルジャー・ブルーだという。

竹宮先生が奉納されるぼんぼりの絵が、
『地球へ・・・』だと聞いては足を運んで・・・
今年で何回目だろうか。
もう家族も習慣として覚えていて
オットなど「去年は確かこのあたり・・・あ、やっぱりおんなじ場所だ!」
とまで。

そこにおわしたのは、ブルー。
ソルジャー・ブルー。



あなたですね、なんて呟いちゃったりして。

ジョミーの大切なあなただから、
私もあなたを大切に思う。
私はジョミーが大好きだから。

あなたもジョミーが大好きなんですよね。
何もかも、全てを託していくほどに。
だから私達はある意味同士。
彼という人に惹かれ、その力を認めた者同士、という。


会えてよかった。
会いに来れてよかった、今年も。

竹宮先生がこの鶴岡八幡宮のぼんぼり祭りに
ぼんぼりの絵を奉納されるのは今年最後かもしれないとのことでもあるし・・・





ぼんぼりは、こんな感じで立っているのだ。
なんだか「おいたわしや、ブルー様」という感じだった。



願わくば、来年もやっぱり先生の絵が奉納されればいいなあと願う。


家族でまた海を見ながらドライブをして
美味しいしらすと小エビのパスタを食べた。


夏キライの割には、結構夏を楽しんでいるんじゃないかと思う今日この頃。
ま、なるべく太陽を避けてますけどね!

| かりん | 「地球へ…」 | comments(6) | trackbacks(0) |

この記事に対するコメント

かりん様

初めまして。
「地球へ…」大好き人間のひとりです(^_^)
中学1年の時に原作と出会って、その世界観に魅せられました。
2007年当時、アニメ化されていたのは知っていたのですが、正直、あのビジュアルが受け入れられずに、「これはジョミーじゃない!ブルーじゃない!」と、観る気になれませんでした^^;

最近になって、久しぶりに原作を何度目かの再読。やっぱり深く感動し(いや、本当に読み返す度にこの物語の深さに改めて嘆息させられています)、今更ながら、アニメを観てみようという心境になりました。

それから「地球」関連の様々な感想サイトをさすらい、かりん様のブログを拝見させて頂きました。
すごく共感させられるところが多くて、読みながら、「分かる分かる…!」と何度うなづいたことでしょう。
(おそらく)同年代の方が、この原作に同じような思いを抱いていらっしゃることが、すごく嬉しくて、思わずコメントを書かせて頂いたのですが、いきなりでゴメンなさいm(_ _)m

かりん様は、すごくすごくジョミーを愛して大切に思ってらっしゃるんですね。
文章の随所、いえ全てにその思いが溢れていて、読んでいて、こちらも切なくなるほどでした。
全てのカテゴリーで考えたことはないので、私は、漫画のキャラクターというのに絞って考えれば、ジョミーとブルーがナンバー2になるんじゃないかなと考えます。
ちなみに1番は、吉田秋生先生作「バナナフィッシュ」のアッシュです(*^_^*)
読んでらっしゃいますでしょうか?

「地球」の中で1番好きなキャラクターはと聞かれると、 ソルジャーブルーと答えるんですが、でも、ジョミーも本当に好きなんですよね…。
上手く説明できないんですが、好きのベクトルが違うというのでしょうか…。
私にとっては、比べることが難しいくらい、2人ともに魅力的な人物なので(^_^)
だから、かりん様のブログで、ファン同士が対立しあったり、ブルーファンがジョミーをけなしたりしていると知って驚きました。
ええっ&#8264;
ジョミーが存在感ないとか…&#8264;
あり得ないでしょ!
って(*_*)
ブルーをもってして「神よ…!」と言わしめるほどのエネルギー。
太陽のような生命力。
強烈なリーダーシップ。
圧倒的な孤独。
繊細でしなやなかな感性と優しさ。
枚挙にいとまがないほどの個性と存在感なのに…!
原作でブルーはジョミーのこと、幼いころからずっとストーキング…もとい(笑)見てきたって言ってましたが、たぶん最初にジョミーを見た時、ま…まぶしい…!って目をつぶってしまうくらいだったのでは?なんて思うんですけどねぇ。笑

原作ファンのことは分かりませんが、アニテラファンの方達がジョミーをそんな風に思うのなら、やっぱり、アニメでの描き方を考えずにはいられませんね…。
ブルーファンの私から観ても、アニメのブルーは、違ーう&#8252;&#65038;と叫びたくなってしまいましたもの。
ジョミーに関しては…もう、かりん様が何度も訴えてくださってるので、言いますまい(*_*)
あくまでも私の主観ですが、あの描き方は、ジョミーは言うまでもなく、ブルーの存在感さえも薄めてしまったように感じました。

ブルーが、死の間際、ジョミーを長にすることについて、ハーレイから「貴方を信じるしかない。それが命令なら、あえて従います」と言われて、「では、命令だ」と返すシーン。
そして、船のミュウ達に「私の願いを聞き入れよ」と、語りかけるシーン。
その後で、最初は戸惑っていたミュウ達が「ソルジャー」って、ジョミーに握手を求めに行きますよね。
ミュウとして目覚めたばかりのまだ幼いジョミーを長とするのは、ハーレイを始め、みんな、不安でいっぱいのはずなのに、ソルジャーブルーの願いなら、と受け入れようとしている。
あそこを読んで、私は「すごいな、この人!みんなから心から慕われて敬愛されてる本物の長なんだな!」と、感じ入り、またそのブルーの深さ優しさ、そして何より悲しみを若干14歳の身で全て理解し、受け入れられるジョミーの器に「彼もすごすぎるー!」と、激しく感動したんです。
だから、アニメであんな風に戦うブルーを表現しなくても、ブルーのすごさは原作の中で充分感じとれたのになー。むしろ、あそこで一切をジョミーに託して幕を引くブルーの人生だからこそ、強烈な余韻を後に残してくれるのになー。
なんて、心の中で、散々ツッコミを入れてました。あくまでも私ビジョンですが。
いわんや、ジョミーの数々の名シーン、名セリフをブルーにあてがうなんて…いやいや、だから、もう言いますまいって。

それこそ、かりん様が書いて
ゆづき | 2015/07/15 9:46 PM
ゆづきさん

はじめまして。
何年ぶりでしょう、ジョミーのことをお話できるのは。
とても、とても嬉しいです。
ありがとうございます。

「地球へ・・・」がテレビアニメ化されたのが2007年。
あれから8年経ってしましました。
けれど今も気持ちははっきり、強く残っていると思います。
というか、ジョミーのことはずっといつも考えています。
大人になってもまだ、ジョミーに教えられることは多いと
いつも思っています。
彼の生き方、在り方が好きなんです。
尊敬していて、憧れていて、
だからこの気持ちは
当時もよく書きましたがトォニィと近いのかもしれません。

アニメ化の賛成しかねる部分も私なりにもう書かせていただいているので、
再度ここで繰り返すのなら良かったことを。
それは「再びジョミーに会えてよかった・・・!!」ということ。
何より、原作者の竹宮惠子先生がたくさんのジョミーを、
ブルーを、キースを、シロエを、マツカを、トォニィを、
新たに描きおこしてくださったのです。
アニメ放映後もなんども新たにジョミーとブルーを描いてくださって、
その姿に出会うたびに私は嬉しくて嬉しくて、
本当に泣きそうな気持ちになりました。
竹宮先生の個展に伺って、お話をさせていただいて、
ジョミーの声を担当してくださった方が斎賀みつきさんで
本当に、いろいろなことがよかったとも言えます。
だから、アニメ化には感謝だったなあ、と思っています。

何があってもジョミーが汚されることはありません。
あれほどに強い、真のソルジャーのジョミーですから。
誰も彼を貶めることはできないです。
ジョミーを好きな私も、それに倣わなくてはと今、改めて思います。
ゆづきさんのように、わかってくださる方もいるのですから!

本当に嬉しい気持ちです。
ありがとうございます。
これもやっぱり、ジョミーとブルーのお導きですね(*^^*)

かりん | 2015/07/19 10:04 PM
かりん様

今回のコメントは、途中で切れたりしてませんように…&#8252;&#65038;

お忙しい中、返信を下さり、ありがとうございます!
とっても嬉しかったです(*^_^*)

最初に送らせて頂た私のコメントですが、後半部分がプッツリ切れてしまっていました…&#8252;&#65038;
かりん様のお返事を拝見した時に気づいて、すごいショック…(*_*)
あんな中途半端なところで切れてしまってて、ホントにゴメンなさい!
機械に弱くて、使いこなせてないんですよね(*_*)
大変失礼しました。

消えてしまった後半部分に書いたことですが、アニメ化のこと、した方が良かったか否かというと、私も絶対、した方が良かった!と言えます。
いろんな方達の感想を読んで、アニメから入ってファンになった方や、アニメの後、原作も劇場版も見て、アニメが1番好きと仰る方もいると知り、長い年月を経て、あの名作がまた沢山の人達の心を動かしたんだなぁと嬉しくなりました。

私の主人は原作、アニメ共に見て、トォニイが1番好きで、次がジョミーと言ってました(^_^)
トォニイ、良いですよね&#8252;&#65038;
かりん様もとても共感していらっしゃるようですし(*^_^*)
彼は、本当にジョミーが大好きで、ジョミーの全てを受け止めようとしていたんだと思いました。
ジョミー大好きな私ですが、原作を読んで1番分かりづらかったのは、ジョミーのトォニイ(達)に対する本音ですかね…。
なぜあそこまで冷たい態度を取り続けたのか…。
あの戦いの最中、全てのミュウ達(もちろん自分に対して1番)に厳しかったんでしょうが、トォニイ達への厳しさが際立つ描き方をされていたので、今でも、ジョミーの本心はどうだったのかなぁと考えたりします。
まぁ、真実はジョミー(竹宮先生)にしか分からないことなのでしょうが…。
アニメが終了して何年も経つのに、こんなことを書かせて頂ける場所があることを改めて嬉しく思います。
かりん様の仰るように、本当にジョミーとブルーのお導きでしょうね(*^_^*)
ゆづき | 2015/07/23 4:46 PM
ゆづきさん

こんばんは。
嬉しいお話をまたありがとうございます。
アニメ化されてよかったということ、本当にそうですよね!
そしてトォニィとジョミーの関係、
ジョミーの心情についてのお話も、
私も想うことがいろいろありすぎまして、
とても一口では言えない気がします。

原作でジョミーが
「強く産まれよと祈ってはいたが、そういう強さではなかった」というようなことを心の中で想うシーンがありますよね。
その部分でいつも胸がズキリと強く痛みます。
トォニィの一途さ、ジョミーのためを想っての行動が
ジョミーの希望に沿っていないのだということがまず悲しい・・・
ジョミーが思い描くミュウ達の未来の理想形態では、
ナスカの子供達はなかったんですね。
けれど、そのミュウ達の未来をつかみとろうにも、
心身ともに脆弱傾向の強い一般のミュウ達では戦い通すことができない訳で、
強靭な肉体と能力、精神力を持って生まれたナスカの子供達だけは
非常に優秀な戦力となるという事実。
ミュウ達の存亡をかけて指揮をとるジョミーには、そこを冷徹に割り切るしかなかったのでしょう。
勝たなければミュウ達に未来はないのですから。
そのジョミーの思考、心情をまたトォニィは理解しきっていて
それでいいのだと思い切る、そのまっすぐな気持ち。
・・・泣けて仕方ありません。
心の中にブルーを捉え
常にその彼ならばどうするか、どう動くかと思い続けていたジョミーもまた悲しく、
彼には彼の道があるとジョミーの深層心理の中でつぶやくブルーもまた・・・
切なさで溢れた物語です。

竹宮先生はキャラクターに厳しいですよね。
夢を楽しく甘く見ることも漫画の特徴の一つですが、
厳しい現実についての問題提起、可能性の示唆なども創作世界ならではのもの。
その部分を竹宮先生はいつも真摯に表現され、
けして甘いばかりの終わり方を見せて、いかにもフィクションぽい大円団なんかでは安心させてくださらない。
そこにむしろ読者達への愛情、誠実な姿勢を感じられる気がします。
投げかけられたクエスチョンを読み手がどう受け止めるかという様子を
竹宮先生も楽しんでいらっしゃるのかもしれませんね。

ソルジャー達からの影響は永遠に続きそうです(^^)
かりん | 2015/07/26 10:47 PM
かりん様

早くコメントを書きたいと思いながら、ずっと忙しくて…(*_*)
ちょっと落ち着いたので、またまたお邪魔してしまいました。
しつこくてゴメンなさいm(_ _)m

ジョミーのトォニイ達への接し方、かりん様の考察を拝見して、すごく頷いている自分がいました。
ご自身のお考えを丁寧に書いて頂いて、とても嬉しいです。ありがとうございました。
原作のジョミーの行動や考え方は、どれもがすごく好きなんですけど、中でも特に切なく印象に残っているシーンは、彼が長老達の攻撃を受け止めて、深層心理の奥に沈んでいったところです。
あの時、フィシスが「あなたが全ての人々と繋いでいた信頼の手を離した時」みたいなことを言っていましたよね?
読んでいて、ジョミーの孤独や苦しみがすごく胸に迫ってきたんですけど、その後のジョミーの心の台詞が「どうしたら戦いに勝って、地球ののどもとに歩みよることができる? か弱く優しいミュウ達よ…」って…。
あそこは、なんというか、すごくやられましたねー。
上手く言えないんですけど、あんなに苦しく孤独な中で「か弱く優しいミュウ達よ…」って思えるジョミーの心根がもう…。
このシーンだけでも充分に彼の魂の品格を表しているように思えました。
だからこそ、ジョミーは、戦える者として、トォニイ達を求めざるを得なかったんでしょうね。
はい、私も竹宮先生は登場人物に厳しい方だと思います。読者にも、容赦なく問題提起をして下さいますし(^_^;)
また、それこそが、時代を経ても色あせない名作たる所以だと思います。

そういえば、最近ドリカムの「優しいキスをして」を聞いていて、なんかこれって、トォニイのジョミーへの気持ちに通じるものがある気がするなーと、ふと思ったんです。
恋愛とかじゃなくて、あくまでも漠然としたイメージなんですけど。
それで思い出したんですが、以前にかりん様がこの曲のことを書いてらしたような…。
確か、ご自身のジョミーへの気持ちと同じだと言ってらっしゃいました…よね?
それを思い出して、すごく納得!
だって、かりん様のジョミーへの思いは、トォニイに近いとも書いてらしたでしょう?
あ!符号が一致した!って、一人で合点がいって納得してました(*^_^*)
いい歌ですよね。
私も大好きです。
かりん様は、ミーシャは聞かれますか?
彼女の歌に「僕はペガサス 君はポラリス」っていうのがあるんですが、なんとなくジョミーとブルーを連想させる曲なんですよね。
もし覚えてらして、機会があれば、一度お聞き下さい(^_^)

どなたかのサイトでジョミーは太陽でブルーは月という例えがありましたが、なるほどなと思いました。
ジョミーは明るいブロンドらしいので、やっぱり光のイメージが強いですね。一面のひまわり畑とか(*^_^*)
でも、原作のナスカ以降のジョミーはまた違う印象ですけど。
あくまでも私の勝手なイメージですが、ブルーはなんというか、悲しみの具現化みたいな感じなんですね…。亡くなった後、ジョミーの中で生きて?いる彼を見てもそう思いました。
彼の悲しみというより、大きな命そのものの悲しみみたいな…拙い表現力ですいません(*_*)
ジョミーは、孤独、ですね。悲しみよりも、その強さの分、孤独が際立つ感じがします。
そして、かりん様が仰るように、ジョミーの気持ちを考え、ただ彼の為にと生きたトォニイも、強さと切なさに溢れています。

やっぱり、この作品は、何年経っても、何度読み返しても、間違いなく名作ですね!
今、こうして、この作品のことを熱く語れることに改めて幸せを感じます(*^_^*)
かりん様、また折に触れて「地球へ…」のことを書いて頂けたら、嬉しいです。
そりたら、また、コメント欄にお邪魔させて頂いてもいいでしょうか?
私にとっても、この作品は心の奥の大切な場所にいつまでもあり続けるでしょうから(*^^*)
ゆづき | 2015/08/04 11:11 PM
ゆづきさん
こんにちは。
ありがとうございます、
私もまだこうしてジョミーのことをお話できることが
とてもとても嬉しいです(*^^*)

ジョミーが自身の深層心理の底深く、深くへと降りていくあのシーンは
何度読んでも心を揺さぶられ、泣きたい気持ちにさせられます。
ジョミー自身の魂の奥底に、
思い出としてではないソルジャー・ブルーがいるという、
そんなことまでできてしまったの?という驚きと共に。
俗にいう、成仏できない状態にされてしまっていたのですよね、ブルーは(笑)
「ジョミーの強い思念波はぼくをそっくりとらえてしまった
ぼくの体は朽ちたというのに まるで生きているもののように!」

初めて私が「地球へ・・・」を読んだのはまさに14歳の時でした。
それから思えばとんでもないほどの時間が経った今でさえ
ジョミーの生き方、在り方に考えさせられ、教えられます。
また今の年齢だからこそ、
ジョミーが、おそらくまだ20代そこそこの青年の身で
これほどの大きな責任を負っているのですから、
深すぎるその悩みの中で深層心理の中にブルーを蘇らせ、
自分を殺してでもその意志を知ろうとした、
という切実な気持ちがわかります。
「人はすべて この世にただ一度の足跡しか残せない」
「ジョミー 君らしさを失うな」
「どの道を選ぼうと 君は君自身の力で闘え!」
ブルーの言葉はなんて大人らしい的確な、
そしてやはり曖昧な助言であることか。
そうとしか言えない気持ちも、
とうに大人になってしまった私には痛いほどわかり、切ないです。

孤高の中で誰も責めず、
ただまっすぐに歩み続けたジョミーの
何事も放り出さなかった精神力に学ぶことは
私の小さくささやかすぎる凡庸な人生の中でも
とても多かったです。
ばかみたいですが、自分なりに窮地と感じくじけそうな時も
「ジョミーはもっと辛かった」
と思うと、不思議に堪えることができ、道が開けてきたものなんです。
心にジョミーがいてくれてよかった。
もう何十回もそう思っています。

孤独というのは竹宮先生の作品では
しばしば大きな軸にされているテーマですね。
こどに「地球へ・・・」はそうかなと思います。
まず、ブルーの孤独ありき、で。
たぶん、誰も本当にはブルーの重責も悲しみも理解できなていなかったのでしょう。
ジョミーが登場するまでは。
そのブルーを完全に理解することで
ジョミーはブルーの悲しみも引き受けたんですね。
そんなジョミーを理解したトォニィもまた・・・。
キース、マツカのこともあります。
ハーレイもフィシスもそれぞれに強い思いがありながら、
特に誰とどう分かち合っているわけでもありません。
ある意味、地球へ・・・の中の人物たちは皆、
人との間にとても強い一線を引いており、
それを越えて寄り添いあい、喜びも悲しみも分かち合って生きよう、
なんて努力を全くしていません。
寂しい、悲しい人たちです。
けれどだから誇り高くて、凛とした美しさを感じさせてくれます。

夢を見るのは楽しいです。
2007年のアニメ放送以降、
地球上の、美しい景色を楽しみながら歩くジョミーを、
キースを、ブルーを、想像するのを本気で楽しむようになりました。
普通だったら、彼らはどんなに明るく楽しい人生を生きたことでしょう。
(キースはよくわからないけど 笑)
本当に亡き人を思うように、日々、
ジョミーやブルーに捧げるような気持ちで人生を楽しむようにしています。
気分はずっと供養中、みたいな。
そこまでの意識は、いかに原作の「地球へ・・・」を愛していようともなかったのですよ。
だから2007年のアニメ化で本当にさらに
「地球へ・・・」を好きになれたのだと思います。

ミーシャさんの「僕はペガサス 君はポラリス」
聴いてみました!
ありがとうございます、本当にジョミーとブルーを思わせますね。
「やさしいキスをして」は、
誰かを愛している人にはとても共感部分が多い名曲でしょう。
初めて聴いた時確かにジョミーを思いましたが、
その後はジョミーでなく、娘や息子のことも思うようになりました。
私にとって、髪を撫でて肩を抱いて・・・としてあげたくなるのは子供たちなんですね。
それでふっと、ジョミーが生涯愛したもう一人の人、
マムを思い出すことがよくあるのです。
できることなら私はジョミーのマムになりたいかもしれません・・・!
息子のことは生まれた時から時々、ジョミーと呼んでみています。
(あいにく家族の反対でそう名付けられなくて残念でした。
サイン会の時に竹宮先生にそうお話したら「そりゃ
かりん | 2015/08/06 12:04 PM
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://blog.ningyouhime.vivian.jp/trackback/904121
この記事に対するトラックバック
PROFILE
ARCHIVES
RECENT COMMENTS
RECENT TRACKBACK
地球へ…


おすすめショップ
空に咲く花


RECOMMEND
ラチとらいおん
ラチとらいおん (JUGEMレビュー »)
マレーク・ベロニカ,とくなが やすもと
こわがりなお子さんって、自分でもそのことをよく知っていて、そのことを悲しく思っていたりします。そんなお子さんの慰めと励ましになるんじゃないかなと思える、素敵で可愛い絵本です。
ホビーラホビーレ ニーナの着せかえブック
ホビーラホビーレ ニーナの着せかえブック (JUGEMレビュー »)
主婦の友社
木綿の布で頭と体を、毛糸で髪を、お顔は刺繍で…そうして出来る手作りの着せ替え人形ニーナ。
素敵な着せ替えドレスの作り方もたくさん掲載されていて、本当に手をかけ、自分で作り出すお人形の魅力に夢中になれます。
私的には「大草原の小さな家」でローラが大事にしていた布人形シャーロッテの現代版?とも思っています。我が家の娘も夢中になった素敵な本。
ちいさな刺しゅう
ちいさな刺しゅう (JUGEMレビュー »)
佐藤 ちひろ
タイトル通り、ちいさなちいさな可愛い刺繍の、なんて大きな存在感、ぬくもりであることか!
ページをめくる度にその愛らしさにハッとします。大人だから判る愛らしさ、感じよさなのでしょう。ぜひ自分でも刺してみたい素敵な可愛い図案ばかりです。
病気にならない生き方 -ミラクル・エンザイムが寿命を決める-
病気にならない生き方 -ミラクル・エンザイムが寿命を決める- (JUGEMレビュー »)
新谷 弘実
健康についてのさまざまな常識の嘘と本当に、目から鱗の一冊。
人の体に必要な栄養素とは何か、どう食べるかがどう生きるかということになるという深い心理に、思わず唸りました。私の周囲でも食べ物の嗜好を変えたことで、心理状態も変わったという人がいるので、余計に実感がありました。
影との戦い―ゲド戦記 1
影との戦い―ゲド戦記 1 (JUGEMレビュー »)
アーシュラ・K. ル・グウィン, 清水 真砂子, Ursula K. Le Guin
ファンタジーを、大人のものだと私に最初に教えてくれたのはこの小説でした。
真の名という魔法の力の源になる発想は今ではもう、ほとんど全てのファンタジーに受け継がれていて、この作品の影響力のはかりしれない力を実感させてくれます。
スター・ウォーズのフォースという考え方もこの作品から生まれたそうで、やっぱり…と思わせられたのでした。意外に派手ではないお話です…それだけに、ずんと重さが来ます。
MOBILE
qrcode
OTHERS