好きになったら

間違って切ってしまったモンステラの葉をオットが悲しそうに持ってきた。
でも大丈夫。
モンステラちゃんは結構丈夫。
挿し木にしてもいいけれど、今の我が家はグリーンがいっぱい。
なのでひとまずお水の中に避難させる。
オットが飲んだカールスバーグのボトルが素敵。
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綺麗なグリーンでボディにロゴが浮き彫り、
ラベルもクラウンのイラスト。
捨てるに忍びないと思っていたので、ちょうどよかった。



オットと子供を送り出したらもう、今日も私は家から出ない。
マーガリンがなくなっていたら(トランス脂肪酸ってとても怖いものらしいのだけれど、マーガリンをやめるってちょっと難しい気がして悩んでいる。何より手軽で塗りやすいから忙しい朝にはとても便利で助かるのだもの。バターはもちろん美味しくて好きだが、お値段が高いし、ベストな状態で慌ただしい朝にパンに塗るのは案外難しく。しかも最近ローソンさんオリジナルのマーガリンの美味しさにハマっているのでお別れし難く・・!)受験準備講習会帰りの娘に買ってきてもらい、
ボディーシャンプーが切れているのも、仕事帰りのオットに買ってきてもらう、というように徹底して暑さを避けている私。
この夏の暑さはまた格別なようで、毎日ニュースで猛暑の記録更新!みたいなことを言っているけれど昨年も確か同じことを言っていたはずだけれど、そんな中にわざわざノコノコ出て行きたくない。それくらいだったらボディーシャンプーもマーガリンも無しで済ませますとも。

と、そんな私の希望通りに家で涼しく過ごせる日々は、なんて豊かで贅沢なこと。
好きな音を聞きながら料理をしたり手芸をしたり。・・・読書とゲームもちょっとしたり、とか。

音をしみじみゆっくり聴くのはやはりとても素敵なことで、最近流行りの音楽アプリの提案してくれるプレイリストを聞いたり、時にはラジオを聴くこともある。
テレビも観るのは好きなのだが、実は音があまり好きではなくて、従って結構多いのは、朝からテレビはつけつつも音だけ消して、別に好きな音楽を小さなスピーカーで流しているというもの。
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これが大層心地よく、私一人の時間はほぼそうしていて、時々ちらっと気になる画面の時だけテレビの音声を聞き、観たい話題が終わったらまた消音にして音楽を流す。
そうして色々聞いているうちに最近やっぱり好きなんだなあと思うようになったのが、
SEKAI NO OWARI、BUMP OF CHICKEN、UNISON SQUARE GARDEN・・・など。ゲスの極み乙女。も気になるけれど、無意識に好んで聴く回数はそれほど多くないかもしれない。
いいものはいいんだなあと、この歳にしてまだ音楽を楽しめることが自分ながら嬉しい。
それは確かに、我が青春のヒットナンバーを聴くのもかなりときめくのだが、だからといって今の流行りの音を否定すること、受け付けないなんてことはないから、まだまだ私も気分が若いなあと悦にいったりもしているのだ。
ま、そのこと自体が歳だけどもねえ。

とはいえ日々は忙しく、時間があった若き日のように自ら何か新しいもの、好きになれるものはないかと探し求めるような形での出会いはほぼ、もうない。
今の私が何かを新しく知るということは、すべては日常、何かをしつつも気がつかされたもの。つまりはとても強く、多く発信されていてその結果すでに流行っているものに、その段階でやっと気が付き、目がいったり耳を傾けたりしている感じだ。
だから若い人には何を今更という感じだろうし、そんないかにも世間一般に流行っているもののことを言ってるようじゃダメだなあなんて笑われるだろうが、まあ歳をとるってそういうものさ(で、歳をとるってそう悪いことばかりじゃないのだ。おっとりできてね)、とひとりごちつつ、好きな音を聞いている。
 
SEKAI NO OWARIさんたちのことを初めて知ったのは何年前だろう。テレビの音楽番組初出演と言われていた時だったような気がするけれど、その時に聞いた曲がなんだったのかもう思い出せない。
ただバンド名に衝撃を受け、なんて厭世的な、寂しく暗い名をつけるのだろうと苦く笑うような気持ちであったことは覚えている。(そのごに”ゲスノ・・・”さん達のことも知って、ますます苦笑いした)
『炎と森のカーニバル』という曲だったのかな・・記憶が曖昧だけれど、その曲を聞いて可愛いと思った。そして紅白での『DRAGON NIGHT』。素敵な歌で、声にもメロディーにも惹かれたけれど、何より歌詞の物語に驚いた。
聴くなり一瞬で、もう何十年も前に読んだ漫画家のめるへんめーかー先生の短編を思い出したからだ。
今もきっと家の中に持っているのに、書籍類を手近なところに整理できていないのですぐに探せずもどかしいのだけれど、確かにめるへんめーかー先生の昔の短編に、素敵な小さな恋の物語のお話があって、それが敵味方に別れてずっと戦い続けている青年と少女のお話だったのだ。
だから二人は、とても貴重で大切な休暇、休戦の日に互いを求めて戦場である街の中を探し回る。そして出会って、その瞬間にもう気持ちは通じていて・・・という、短いけれどとても印象的なお話だった。
それを彷彿とさせる歌詞。
それから気になってなんども聞いて、機会があれば観たりしているうちに好きになっていた。
フカセさんの声は流れていても私の思考を邪魔しない。つまりはちょっとした書物もできるということで、これはすごいことだと私は勝手にそんなことでも評価させていただいている。
バンドのメンバーみんなの関係、雰囲気も好きで、一緒に暮らされているというお家も前にテレビで拝見する機会があったけれど、私もオットもとてもそれを好きだと思い、印象に残った。今でも何か可愛い雑貨やインテリアなどを見ると「セカオワの家にあったみたいなの」とオットもよく言う。
近頃では「世界の終わり・・・」とつぶやくようなバンド名にも暗さを感じず、その先にある未来、希望みたいなものを感じるようになった。やはり私一人の勝手なイメージだけれど。

VAMP OF CICKENさんは長く、名前しか知らなかった。というのも当時はまだ私は本当に音を聴く余裕のないバタバタな暮らしっぷりで、ただ日々のストレス解消のネットサーフィンの中に、俳優の松坂桃李さんのブログを入れていて(今はもう閉鎖されているよう)その中で、松坂さんがよく、とても好きなバンドとして名を挙げられていたのだ。
近頃になってやっと音を聴く余裕ができ、羽海野チカ先生の「3月のライオン」の特装版封入のCDの音や、子供が好きで一緒に見ていたアニメ「血界戦線」のOPに感動したりと、しみじみ楽しく聞かせていただいている。
バンド名は「弱者の反撃」という意味でつけられているとか。いいなあ、そういうのも。

UNISON SQUARE GARDENさん。
やはり子供が好きで見ていたアニメのOPだった。「ソウルイーター」再放送のものだったと思う。気になって、当時はまだ音楽アプリなんてなかったので(あ、スマホもなかったのか?)オットにCDを買ってきてもらって、なんども車の中で子供たちと聞いた。その後も「Tiger & Bunny」の OPが好きだったり、今もやっぱり血界戦線のEDが娘の目下の一番のお気に入り曲だったりする。

音楽って楽しい。やっぱりとても心地よい。あいにく私は才能がなく、ただ聴くばかりのファンだけれど。
心が潤い、清まり、力が湧いてくるようなエネルギーを絶えず、素敵なアーティストの皆さんの作品からいただいている。
ありがたいことだ。
同年代の友人とも全く同じ趣味と好みで盛り上がり、こんなアラフィフ女性たちにも受ける曲を作れるなんて、やるな若者、とやはり勝手に思っているのだ。
好きってやっぱり嬉しいことね。

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