人形姫の視る夢は…

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管理人かりんの日々のつぶやきです。
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春一番と息子帰還

昨日まで穏やかに晴れていたのに、今朝は強い風が吹いていて驚いてしまった。

普通じゃない・・と思わず呻く。

春一番というのがある季節だということをすっかり忘れていた。

よりによって今日でなくても〜、と思ってしまうのは、今日は息子が帰って来る日だから。

飛行機は大丈夫なのか悩んでしまった。

 

この季節では当たり前だが、インフルエンザの猛威もすごい。

体調管理がものすごく難しい時期である。

 

感染力の強い病気が流行って、気をつけても気をつけても逃れられない、ということがある。

この時期になるといつも思い出すことがある。

 

昔、娘が通っていたバレエ学校の発表会もこの時期で、いつも本当に大変だったのだ。

幸い我が家は困ったことはなかったが、周りではまさかという人に限ってインフルエンザやノロウイルスに罹患して、せっかく今まで練習を重ねてきたのに、舞台に立てなかったという子もいた。

それはシビアな問題で、単に練習の成果をお披露目できなかったことが残念、では済まない。

他のところはどうかよく知らないけれど、少なくともうちが通っていた学校は、発表会参加費用に数十万円、衣装のレンタルに数万円払っていて、それは舞台に出なかったからといって返って来るものではなかったのだ。

それからもちろん役への執念・・ということもある(ことに、センターポジションだったり、ソロをとったりしていると・・・)

だからか、ある年は具合が悪くてろくに挨拶もできない状態で連れてこられたお嬢さんが、ついに楽屋で嘔吐してしまって阿鼻叫喚の地獄図になったことがある。

人数の割には小さな楽屋で、窓もない地下室のそこは空気が悪く、しかもかさばるけれども美しい衣装の数々がある場だったので、大変だったことは今思い出してもぞっとするほどだ。

また別の年にはインフルエンザなのに、やってきてしまった方がいらした。

もちろんその子も親御さんもその時はちょっと風邪気味だけれど大丈夫としかおっしゃらない。

しかしその子の具合の悪さは側から見ても明らかすぎたし、困ったことに、その発表会の直後、お友達7、8人がばたばたとインフルエンザに倒れてしまう事態となった。

感染源は間違いなくその子だというということで多くの人の意見が一致してしまい、かなり困った雰囲気になった。なんというか・・・少女漫画の中の揉め事のようなことが起きてしまったのだった。

幸い我が家はいつも風邪もひかず、無事にのりきってきたので直接揉め事とは無縁だったし、中学受験を控えて辞めることを決めていたのでよかったのだけれど、それにしてもいろんな話を耳にして、色々なことを肝に命じたものだ・・・。

 

今回、息子のクラスメイトの一人が、出発の朝から具合の悪そうな様子で登場した。

いつもは笑顔が素敵なお子さんがひたすらだるそうにしているのだが、お母様は明るくて、ちょっと風邪を引いたけれど大丈夫、熱はない、薬も飲ませたと笑顔でお話され、元気に息子さんを見送られる。

息子さんの方はいつもより寡黙な様子で、ややノロノロとした動作で空港に消えていった。

こんな空気、前にも覚えがあるなあと記憶を探った私の脳裏に蘇ったのが上記の、娘のバレエ学校時代の思い出なのだが、やはり予感的中で、そのお子さんは向こうに着いてからろくに観光もできずに寝込んでしまい、現地でインフルエンザの診断を受けたそうで、翌日にはお母様が飛行機で飛んで迎えに行き、連れ戻ったと連絡があった。

ああ・・・。

 

でも気持ちはわかるけれどね、と今日、空港にお迎えで集まった私たち保護者はうなづきあったのだった。

発表会ならまだ毎年あるから・・・と思えなくもないけれど、修学旅行にリベンジはないものね。

 

一つ言えるのは、会場を抑える都合だったり、ツアー料金の都合だったりなど、色々事情はあるにしても、それでも、少しでも皆のために良い形をと願うお気持ちがあるのなら、この時期に大きなイベントを持って来るのはやめていただきたいということだ。

全ての学校、習い事の関係者のみなさんに心からそう訴えたい。

バレエ学校のインフルの親子さんなんて、その後とても辛い思いをされて、多分一生の傷になっていると思うのだから・・・。

 

今回の修学旅行では前日に発症して行けなくなったお子さんも一人いらして、さらに言えば、先週末からから校長先生自身もインフルで倒れていると風の噂に聞いていた。

修学旅行の前の週にノロウイルスで倒れて、治ったけれど吐いたり下したり散々し尽くした後で、と、ボロボロになった直後の体で旅立ったお子さんも何人かいたという。

本当に無理のある企画だった気がしてならない。

 

それに比べれば何事もなく、行って帰ってこれたことは大きな幸運だったと思う。

でもその結果が出るまで、私はものすごく緊張して、ずっと息子の体調に気を配ってきたので、当然だよと言いたい気持ちもある。

母たるもの、子らの体調を気遣わぬ日は1日たりとて無いと言えるが、それでもこの1ヶ月は本気で神経を使い、修学旅行1週間前にはその神経を削るようにして、あらゆる用心を重ねてここまできたのだ。

 

ずっと見つめ続けてきた我が子だから、顔をみたら色んなことがすぐわかる、とも自負している。

三日ぶりに息子の姿を認めた瞬間、こちらと目が会う前から、友達と笑顔で楽しそうに歩いて来る様子で、元気で、この数日間がとても楽しかったのだということがわかった。

目が合った瞬間の笑顔で幸せな気持ちになった。

解散式が終わる最後の時まで係の仕事を果たして、先生からも笑顔で問題なく立派でしたと言っていただいて帰ってきた息子を、オットも娘もハグして迎えた。

実際に先生方が、忙しい日々の中でとても丁寧に描いてくださった連絡帳を読むと、本当によく遊び、よく食べ、よく寝て、元気一杯だったようである。

飛行機の到着が40分あまり遅れて解散までかなり時間がかかったけれど、ほっとしてとても幸せな気持ちだったので、何もかもが輝いて見えた。

 

 

オットが行きたいお店があるからと、国際線ターミナルに移動。

とても綺麗な雛人形が飾られていた。

 

食べたのは、とても大きな器でたべる美味しいうどん。


家族が揃って食事できるっていいね、と言いながら舌鼓。

幸せ。

 


シーグラスや貝殻をつかって息子が作成してきた時計と、

 

iPhoneImage.png

記念の小さな守り神。

 

良い旅を息子がさせていただいたことに、とにかく感謝の気持ちでいっぱい。

 

ミッションクリア!と心の中で叫びつつ。

 

 

 

 

 

 




 

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