休みたい 休めない

  • 2018.01.05 Friday
  • 22:00



年末に頂いたもの二つ



招き猫の米菓子




獺祭のスパークリングボトル

会社の忘年会で頂いたのを楽しみにとっておいて、新年のお祝いで頂きました。


今日からオットも出勤、でも私はまた休みをもらっていて(月14日と働く日数が決まっているので、どうしてもどこかで調整して休むことになる)それが本当にありがたかった。
なんだか風邪が治りきっていなくて、すっきりしない体調だからだ。
この冬休み、毎日かなりの早寝早起きな上、ずっとみっちり家族の世話に追われ、化粧もきちんとして出かけなくてはならず、早い話がくたびれている。
寝ていたい。
とにかく気を抜きぼうっとしていたい。
コンタクトレンズも入れず、お化粧もしなくていい日が1日は欲しい。
そんなことが私の悲願みたいになっていて、その夢が今日果たされるはずだったのだ。

けれどキナ臭い空気が朝からあった。
やけにオットが何度も何度もわたしの予定を確認する。
私は頼んだ。
今日はお願いだからゆっくりさせて欲しい、と。

ペラペラ喋りに喋るのがオットの身上なのに、うん、としか言わない。
こういうときはまずい。

案の定、出勤して1時間半後電話があった。

明日はオットの趣味の合唱の新年会があり、明後日はお正月から延期したオットの実家訪問、明々後日は娘の成人式と予定ぎっしりな中、オットも息子も髪が伸びてしまってヘアカットに行かないわけにはいかない。

美容室には明日の午前中と今日の夕方に一人ずつ空きがあると言われたので、今日の夕方、自分が息子をカットに連れて行く。連れて行くけれども、仕事が終えられなかったら、ママが連れて行ってくれないか。

来た。

早く帰ってくれると信じてるよと言うと、変な笑い方をして電話が切れた。

帰って来る気がないんだなと思えた。

そもそも我が家はここ何年も、そんなにひどく風邪は引かないし、引いてもそう長引きはしない。
今回こんなに治りきらないのはやはりスタミナが切れてしまっているからに違いないし、そのスタミナ回復にはとにかくまず休むことだ。
やりたいことはあるのに体は重く、少しなのだが熱もあるので、ちょっとしたことをするにも体が重い。

息子がまだ冬休みで家にいるので、最低限の食事の世話と掃除と洗濯をしたあとはソファに寝たとたん、動けなくなった。
風邪独特の眠さ。でも関節などが痛いからか心地よく熟睡もできない。
辛い。
でもこのままじっとできるなら、明日にはきっと回復できる…そう思っていたら午後3時過ぎ、オットからラインが来た。
『業務多く帰れません。○○○を美容院に連れて行ってください』
今まで何十回オットは初出勤をしてきただろう。
いつも初日は仕事なんかなく、皆で神社に初詣して飲みに行って、早く帰宅してきた。
いつもそうだった。
それきりオットにラインしても返事はない。
明日は息子もデイサービスに行く予約があり、明後日、明々後日の予定に私もガチガチに縛られている。
今日を逃すと息子は神伸び放題の無様な様子で、9日の新学期始業式に登校することになる。

美容院に電話して、せめて今、明るい昼のうちにカットしてもらえないか聞いたけれどダメだった。

夕方6時に出かける…私にはとてもうれしくないこと。


多くの主婦が子供のために、オットのために、普通に5時台に起床し、朝食どころかお弁当まで作っていると思う。そのために眠る時間を逆算すると12時前には床に入りたいわけで、そうすると家族の為の夕食の支度や洗濯物を畳んだり、眠る為の準備や明日のための準備や諸々を11時には終えたいわけで、つまり夕食を作って食べさせて後片付けをして、という怒涛の主婦業務とぶつかる6時の外出というのは、最悪の予定になるのだ。
(結婚していない、家族のいない中年女性に夜11時前後を『夜遅く』と言うと.嘲るように『夜遅く!』と鸚鵡返しされたけれど、実際、こうして朝5時起きで支度しないと間に合わない家族がいるものにとっての生活を描くと、夜11時半は遅い時間なのだと想像はつくことと思う)

苦しい。辛い。
何よりなんだかすごく、不愉快。

悔しいほど自分の心を掻き乱された状態で、コンタクトレンズを入れ、化粧をし、服を着た。
知的障害ある息子に優しく諭して、出かける支度をさせ、車に乗せて、暗い中を運転して行く。
暗くて寒い。
結局私の休みは朝から不快に悩まされたまま、心も何も休めないままなような感じだった。


街は明るく楽しいし、美容室の方達は優しく好意的で、とても暖かな良い時間を過ごした。アルバイトが終わった娘からラインが来たので、直接美容室に来させて一緒に帰ることにした。

「ママ、どうしたの?今日はどこにも出かけないで、のんびりして風邪を治すんじゃなかったの?」
開口一番気遣ってくれた娘だが、やはり朝からオットの口ぶりに、私にこの仕事を押し付けようとする意図を感じていたといい、ああ、もう、パパは…とため息をつく。

時間短縮のため、私と子供達で食べて帰ることも考えたがそれでお金を無駄遣いするのも何やら腹立たしいし、と美味しいテイクアウトを持ち帰って夕食にした。
喉が枯れて出なくなってきている。

21時を過ぎてオットから、ごめんなさい、会社のみんなと飲んでいますとラインが入ったが、私も子供達も返事はしていない。

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