オバケと息子

  • 2018.01.16 Tuesday
  • 23:15

可愛いものは好き。

それがお安いとありがたい。
コスメもそんなにこだわりないので、

長いこと、それなりの良いお値段のものは買ってない私。
ドラッグストアのキラキラした可愛いコスメ空間が好きで、
何か足りないものがあると、いそいそと出かけて、
色々眺めて選ぶのを楽しみます。

このコンシーラーも三色パレットの可愛さ、

気が利いている使い分け仕様が気に入って購入。
大雑把な私は

そんなに細かく丁寧に使い分けしないんだけれども、

持っているだけでなんだか嬉しい。

 

 

子供もおおきくなったとはいえ、日々、子供らのことばかり考えて生きてる感じがまだまだ抜けず、進路がまだふわっとしか決まっていない息子のことは特に今、色々考えることがあるのだけれども。

とにかく今の息子の課題は社会性をもっと身に付けること。

社会性・・・そういう先生、あなたが全然身についてないでしょ、というツッコミはこの際おいておいても、実際に障害あることへ配慮をお願いするとはいえ、できる限り、健常に近い状態にもっていけることへの努力は日々必要なことはもちろんなのだ。

きちんと挨拶する、わからないことを質問する、報告する、ちゃんと並んで順番を待つ、などなど日常のそういうことはまあまあできていて、敬語も一生懸命使い分ける努力を周囲の人が感じてくれているのでなんとかなりそうなのだが、

そういう配慮で補いきれない弱点がある。

 

一般に障害ある人はそれぞれになにかこだわりを持つことが多いと言われていて(でも健常な人でもこだわって譲れない人は多いとおもうけれど)、息子についてもよく聞かれるのだが、

たとえば上着は全部きちんとボタンやファスナーを閉めないと気が済まない、着崩す、という観念を嫌がる、などの他に、鳩を非常にこわがることと、昼間であっても、一人になるのをとても怖がる、ということがある。

だからどんなに窓の多い明るい部屋であっても一人でそこで作業をする、などはできないかもしれない・・・と先方にお伝えして、配慮をお願いする。

これは小さい頃からそうで、学校でも更衣室に一人だと入れなかったり、教室に忘れ物をして、一人で取りに行くよう支持されても、できなくて廊下をずっと「困ったな、どうしよう」と呟きながらさまよっていたりすることがあった。

そのことを先生とお話していたところ、実は今年になってから学校でそれがないという。

教室で一人になっても平然としているというのだ。

去年はすさまじく怯えて大変だったのに。

年相応の成長ですかね、やっと大丈夫になったのかなと笑った私は、前に区のケースワーカーさんにもその息子の弱点をお話したとき、

「もしかしたら何か視えているのかもしれませんよ・・・じつは、そういう子、多いみたいなんです」

と真顔で言われ、きゃー、こわい、なんて盛り上がったんですよ、知的障害で心が純粋な分、犬や猫や赤ちゃんなんかが視ているらしいものが視えていることが多いんですって、とお話したら、担任の先生が奇妙な顔をなさった。

実はもう一人、クラスメイトの女の子が、去年の教室ではずっと

「オバケがいるよ。オバケがいるの」

と言い続けていたのが、今年、教室が変わってからは全く言わなくなったそうなのだ。

先生と無言で見つめあった後、ふたりできゃー!!と騒いでしまった。

学校は古く、周囲を二つの大きな病院に囲まれている。もう、何がでてもおかしくない環境ですよね、やっぱり何か、あの教室にはいたんだ、と私と先生とで納得してしまった。

 

息子は今年度、3箇所の就労移行支援施設と企業に1度、実習に行かせて頂いたのだが、そのうちの企業も含めた3箇所では、鳩も出現しなかったし、トイレも更衣室も一人で平気ではいっていて、問題ありませんでしたよ、と言って頂いたのだが、ある施設でだけは実習期間中終始、一人で更衣室やトイレに行けず、指導員の方を呼びに来て、一緒に来てくださいとお願いして付き添って頂いたそうだ。

綺麗で明るい、建物は新しい施設なのだけど・・・何かいたのか。

 

今後、たとえば引っ越しなどの予定が入るときには、とりあえず息子にお伺いを立てようと密かに思い始めている。

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