この夏も過ぎて行く

映画「銀魂 2」を早速観て来た。

銀魂の映画を、歌舞伎町の映画館で観ることの、

なんと正しき・・・と少し感慨深く思いながら。

 

知らなかったけれど、実写版の「銀魂 1」は昨年の邦画で興行収入第1位だったのですね。

確かに面白かったし、先日の地上波放送でも家族で大笑いしながら観て、そのまま流れで今日、2も観て来たのだけれど、

冒頭から意表を突かれて(いや、非常に銀魂らしいといえば銀魂らしいのだけれど)大笑いしてしまい、そのままずっと面白く、楽しく、観終わったあと良い映画を観た〜という充実感がありました。

 

こういう人気漫画とアニメ原作を実写化するということは、普通に映画の作品を作るのとはまた違った負荷が、作られる方々にはあるだろう、ということは想像に難くない。昔は原作をないがしろにされががちという負のイメージを、私なんかは持っていた。

好きな漫画がアニメ化されるのは嬉しくもあるけど、原作と違う!という違和感、嫌悪感、失望を味わうことを予想してしまうから怖、嫌だなと思うことが多くて。実際にそういうことも多々あり・・・。

 

けれど、そんな原作のファンの心を壊すようなことがもう今の作り手さんたちは誠実に避けてくださろうとしているのかな、すごいなと思えたのが、今からもう6年も前になってしまうけれども、娘と一緒に観に行ったミュージカルだった。

いわゆる2.5次元というもので、大好きな作品「BLEACH」を観劇した時。

実写も実写、しかも舞台上という限られた空間の中で、あの壮大なスケールの物語をどう再現するのだろうか、と失望する怖さを胸に抱きつつ、けれど好奇心も抑え難くて観たのだけれど、役者さんたちの素晴らしい演技に見惚れ、聞き惚れ、衣装はもちろん髪型の再現度の高さに驚嘆し、難しすぎる特殊能力は光とシルエットで表現されている巧さにも驚き、本当に感動してしまった。

その時の舞台がのちにDVD化されたものも購入していまだに娘と時々観て楽しんでいるのだけれど、感心するのは俳優さんたちが、なにげなく、アニメ作品で役を演じられている声優さんたちの声や話し方をほどよく再現してくださっているように感じられること。

独特の抑揚、言い回し、声音。声ってものすごく大切な表現なので、人気ある作品でアニメが浸透していれば浸透しているほど、そのキャラクターへのイメージの刷り込みは多くの人に、もうそのキャラクターの確定した声として、否が応でもかなりされてしまっている。

そこにさりげなく寄せて行ってくださることで、こちらもかなり受け入れやすくなるものだということを、今日の映画でも感じたのだった。

原作とアニメの良さそれぞれを生かし、俳優さんたちの振り切った演技に笑い、固唾を飲んで物語を見守った。

真撰組動乱篇。トッシー化への解釈はむしろこの映画の方が無理がなくて良かったかもと感心してしまう。

メインの万事屋3人はいうまでもないけれど、2では改めて真撰組の面々の再現率の高さに感動した。中村勘九郎さん演じる近藤さん素晴らしい、柳楽優弥さんの土方、吉沢亮さんの沖田もそれぞれ素晴らしすぎた。

松平片栗虎の堤真一さん、将軍様の勝地涼さん、猿飛あやめの夏菜さん、万斉役の高杉役のお登勢さんの・・・と数え上げたらキリがない。もう全ての方がとても素晴らしかった。

観終わって、すぐもう一回観たいと思えた映画はこの夏はこれで2作目である。

1作目は半月前に観た「イングレディブルファミリー」。抜群に面白かった!

 

 

と、朗々と銀魂話で熱くなってしまったけれど、このブログに書き込みをするのが、すごく久しぶりになってしまっていた。

私はとても元気で、オットも娘も息子もまた大変に元気である。

 

娘の高額な学費のために5年のブランクを経て、アルバイトとして月の半分だけ働き始めた私だが、おかげさまで仕事の内容にぴったりはまり、周りの人との出会いにも恵まれて、とても楽しく充実した日々を送っているうちに1年半経った。

家事との両立は大変だなあ、私には難しいなあと思いつつも、子供達が本当にとても大きくなって、今では色んな部分で助けてくれるので、昔々の大昔に、泣きながら子育てし、家事をし、オットの感覚との温度差に苦しんだ日々も(許せる気はしていないけれども)落ち着いて振り返れるようになった。

働くきっかけになった娘の学費もあと三回払えれば終了というところまできて、最近俄然元気が湧いて来ている。

娘は楽しく元気に、好きな勉強を頑張ってくれているので、それでもう私たち夫婦は満足なのだ。大学もはや3年生になったので、就活させなくてはとオットが近頃焦りだしているけれど、しっかり者で真面目で、コツコツとした努力を惜しまぬ娘はきっとなんとかなるだろうと、私はどこか楽観している。就職のことはもちろん気になるけれど、当座のところはまあ安泰かなあと思えている。

 

 特別支援学校の高等部をこの春卒業し、4月から就労移行支援施設に通い始めた息子もまた絶好調で、私とオットは大いに安心し、これまでお世話になった方々(恩師や移動支援のヘルパーさんたち、区の保健福祉課のケースワーカーさんなどなど)も喜んでくださっているところだ。

笑ってもらっていいのだけれど、私たち夫婦的には子供二人が揃って最高学府に入ってくれたくらいの達成感、満足感である。

 

思えば、その息子の学生生活最後の日々から卒業式、新しい施設への入所式。そしてしばらくその新生活の様子を見守り、どうやら大丈夫と安心できるまでに、たぶん今までくらいかかったのだ、私。

前回のブログ更新から今までには色んな出来事があって、得たもの、感じたこと、人と分かち合ったものなどなど、とてもたくさんのことを経験した。

この歳になっても新しく知ること思うこと感じることはこんなにもあり、心は大きく震えるのだということに嬉しい驚きも感じている。そんな小さな感動の積み重ねを、日々、心に熱く綴り続けていたのだけれど、実際に文字として起こすことができなかったことはとても残念。

毎日、明日はブログを書こう、ブログにアップしよう・・・と思いながら寝落ちして。朝が来たら、いつもだるい私なりにまあ元気に1日をスタートして、引き受けた仕事にだけはとにかく全力で打ち込んで、少しでも誰かのお役に立てたら幸せで。

ささやかに、単純ながらも私には大変な日々をせっせと重ねていたら、夏まで来てしまった。

苦手すぎる夏がまた今年は酷くて死ぬかもと思ったけれど、数日前からどうやら少し秋の気配を感じられるようになり、なんとか乗り切ったかとホッとしている。

いやいや、まだまだ残暑は厳しいだろうけれども。

 


本来なら、子供達が離れていく年頃なのだろうが、障害ある息子を囲むようにがっちりと固まっている我が家、私はいつも家族一緒で一人でいることがあまりない。

(近頃では出勤して自分のデスク前に座るとむしろホッとするくらいだ・・・)

そう愚痴をこぼすのは贅沢というものなのかな。

3月の息子の卒業式から4月の入所式、オットの誕生日、5月の母の日、6月の結婚記念日と子供二人の誕生日、7月の息子の保育園での実習・・・と怒涛のように駆け抜けている間も、家族でよく出かけた。

鎌倉へ、江ノ島へ。

(新江ノ島水族館へは息子の19歳の誕生日に家族で出かけた)

今月はオットの実家の墓参に

義母の施設へのお見舞いに・・・と

嫁仕事夏の部も終了させた。

いつも、海辺の景色を眺めていた気がする。

普段は海のない区に暮らしているけど、

だからか、休みの日には海を横目に車を走らせていることが多い。

(泳ぐことは決してすきではないので、眺めるのみ)


空もよく見る。

オフィスの窓から空と、その下に広がる街を眺めがらお弁当を食べる時間、

気に入っているけれど、

たまのお出かけで海岸沿いを走りながら見上げる空も格別。

嫌いな季節だけれど夏の空と空気の魅力を認めないわけにはいかない。

気がつけば8月も半ばをすぎて。

まだ夏の休暇の予定は残っているけれど、

それらを精力的にこなしたらもう、あとはあっという間。

 

近頃、「お母さん、よく頑張りましたね」と言われることが多くなった。

ああ、本当に、と我ながら思う。

なんだかずっと頑張って来て、途中、本当に疲れた疲れたと思うこともあったのだけれど。だけれど子供達がすくすく元気に育ってくれて、全部報われたともう思っている。この先何があってもそれは人生だから当然のこと。その時その時でまた頑張るしかないのだけれど、現時点ではひとまずもう、やれやれとちょっと型の荷をおろしてしまっていい感じなのだ。

それを周りの方も見て言ってくださっていての、言葉なのだと思っている。

辛いこともあったけど、それも確かに何かの役にはたった、無駄ではなかった。

だからこそ今この毎日の時間が、当たり前と思える全てのことも愛おしくなる。

 

夏が過ぎれば秋がくる。

私の大好きな季節が。

 

がんばろう・・・!

 


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