負けないもんね

ディズニーシーでの、自分へのお土産シリーズ。

日記好きの私が愛用しているのは色ペン。

可愛くデコる気力がなくとも、文字を何色か使い分けるだけで

遊び心が生まれて、ぱっと見が楽しい。

日々の私のダイアリーへのモチベーションをあげさせてくれる大切な小道具で、

長年STYLE FITを愛用しているから、これを見つけた時は嬉しかった。



大好きなアリス。

どことなくゴスロリしよう。

いいわ〜。ゴシック大好きなのだ。

普通のSTY LE FITはこのノック部分がカラフルだけど、

レッド・ブラック・オレンビ・ベビーピンク・スカイブルーの5色であっても

ノック部分はあくまで薄闇色のスケルトン。

お洒落ではないですか?

シックだわ、デザインにこだわりを感じるな、とお気に入り。

来年の日記と共に使い始めるのを楽しみに待ちましょう。


なぜ私は夏に太るのだろう、と自問した次の瞬間、答えはもう浮かび上がってくる。
それは暑くて、外に出るのがいやだから。

極力こもって家で涼み、いつも通りに食事して、運動量は減っているから。

どうやら娘も同じ傾向で、今、母娘そろってヤバイ。

せめても白米を玄米に変えて、おやつも気持ち減らして努力してみる。

でもきっと秋冬は動くから、それなりに痩せはするでしょうと楽観しているのだけれど、髪が伸びるのはどうしようもない。

 

髪が伸びるのが早い私は3ヶ月も前に、ベリーベリーショートにしてもらって、それでも今やふさふさしてきてしまっているのだ。

シャンプーのたびに髪が重く、乾きが遅くて面倒臭い。

でもこの真夏の日々、せっかくの休みの日に家から出るのが嫌でならない。汗びっしょりで美容院に行くのもなあ・・・と煮え切らないでいたが、伸びた髪の暑さに苛立ちついに決意した。

会社帰りに髪を切るのだ。

 

いつもは夕方早くに帰宅する息子のためにとんで帰るのだけれど、今は娘が夏休みで家にいてくれるので、弟を優しく迎えてくれる。

二人でおやつを多めに食べて待っていてね、と会社帰りに大好きな美容室に向かったのだった。

 

髪を切ると思うと、仕事中もなんとなくウキウキして楽しかった。

小さいけれど、実によく工夫された美容室店内はシックで洒落ていて、壁や床やロールブラインド、飾られているものなどなど、店長がこだわり抜いたというもの全てを拝見するのがとても楽しい。

担当美容師さんの優しく穏やかな声、お人柄、楽しいおしゃべりに癒されて、シャンプー、カットにヘッドスパとしみじみリラックス。

素敵な時間を過ごして、心から気持ちよく、素敵に軽くなった髪も嬉しくて、夕闇に包まれた街の中を帰る。

日頃あまり夕方以降は出歩かないので、それもちょっと新鮮で、ただもう、今から帰ってご飯を作るのは面倒だな、ということで、子供達の分を何か買って行くことにした。

 

常々思うが近頃のコンビニのご飯は何もかも本当に美味しい。子供達も大好きで、たまに買ってあげると大喜びするから今日はなおのこと問題がないだろう。大好きな麻婆豆腐丼がちょうど二つ残っていた。

食物アレルギーのある私はちょっと普通のものを食べるのは自信がないので、チキンを買うことにした。

駅近くのファミリーマートで、レジ横によくあるアレである。通称ファミチキ。これも安くて美味しくていい。

私も問題なく食べられる。

明日は仕事が休みなので、すっきりと髪をカットし、美味しいものを買ってご機嫌でお家に帰った。

子供達はお土産がわりの夕食を見て大喜び、早速食べようとテーブルに着く。

そこで愕然とした。

私のファミチキちゃんが入っていないのだ。

レシートにはしっかりファミチキ分の値段がうちこまれているのだけれど、ご本人がいらっしゃらない。

ああ、と私はため息をついた。

思い返せば店内は、私のように帰宅前の、食物確保に立ち寄ったお客さんたちであふれていた。二つのレジの方は大忙しで、大行列をさばくのに必死のご様子。私を呼んでくれた店員さんはとても若くて、いかにも慣れない、バイトを始めたばかりのように見える青年・・・というか、私から見ると男の子だった。

一生懸命慣れない敬語を使う感じ、バタバタと必死で袋に丼二つと牛乳やパンなどを詰めてくれ、私がレンジでの温めは必要ないというと「ありがとうございます!」と助かったように言った。

Tポイントのカードと私が出したクレジットカードを切るのに必死で、その瞬間にファミチキのことが彼の頭から飛んだのだろうと推察される。私も注意していればよかったのだが・・・しかもスプーンが1本しか入ってなくて、笑ってしまった。丼二つかったらスプーンは二つが普通でしょう。

たまたま彼の名札を見たから覚えていた。

仕方ないので電話をする。でも怒るまいと決めていた。

最近の私の仕事柄、いわゆるニート、引きこもりで仕事ができず、病んだりもして、なかなかに社会復帰できない人の問題に触れることが多いのだ。そういうことになる原因はきっと色々あると思うが、私なりにやはり社会の厳しさ、人間関係の難しさ、煩雑さ・・・怖いとも思える何かの印象がそもそも、もう嫌だと家にこもった原因になったんだろうなと思うことがある。

あの若い子にそんな思いをさせる怖い大人の一人には今は私はなりたくない。

厳しく怒る、怒られることも時に人には必要だと私は通常思っているけど、それを今は実行するタイミングではないなと思った。

オットと一緒でなくてよかった、オットは絶対納得しないなと思いながら電話をすると、しばらくコール音が鳴り響いた。

相変わらず忙しいんだろうなと一回切ってからもう一度掛け直すと、今度は出た。しかもさっきの男の子で、私が事情を話すと「あっ!」と小さく叫び声をあげた。ほんの10分前のことなのでもちろん覚えていたのだろう。

来てくださればすぐにお渡しすると言われたけれど、私はため息交じりで、やっと家に帰って来たところで今日はもうとても疲れているので、もう一度往復20分を歩きたくはない、明日も(休みなので家から出たくないから)いけない、なので明後日の夕方4時45分ごろにお店に伺うから、その時そのファミチキをいただけるよう、あなたでなくても誰でもわかるように伝えておいていただきたいとお願いしたら、彼はそうしますと了解してくれた。

ついに一度も「すみません」ということはなく。

やれやれ。私はいいけど、他のお客さんには気をつけなよね。私も何かすごくストレスが溜まっている時だったらもっと怒っちゃってたかもだしねえ・・・やっぱり。(なるべくニート予備軍を増やさないように大人として気を遣いたいとは思っているけれども)

 

気をとりなおして自分の分だけ適当に食事を済まし、さて、と息子のバッグを開けて日誌をとりだした。

息子の施設の方とは特別支援学校同様、毎日日誌のやり取りをしている。そこに今月の息子の工賃を渡したと書かれている。

なのに息子は工賃を持っていない。

ざわっとした。

知的障害ある子がお金を持って歩くことに不安を感じない親はいないと思う。当然いつも大金は持たせていない。が、この春から通い始めた施設は労働の喜びを実感してもらうためにと、利用者に直接手渡しなのだ。それには受取証が入っていて、保護者がかならずサインと捺印をしてまた日誌につけて返すことになっている。

職員さんが息子に渡すつもりで渡したと書いて、渡すのをわすれた、ということがまず考えられる。

息子は私の質問に軽く怯え、忘れた、とまず言った。どこに?と聞くと、食堂と答え、食堂に忘れるなんておかしいんじゃない?というとロッカー、更衣室と言い直す。じっと顔を見ると、「もらってない」と答えた。私が何かに気持ちを荒立てていると敏感に察知する息子はいつもまず混乱して、とっさにすぐに思い浮かんだことを口にしてしまう。それから遅れて落ち着いて、何を言われているかを理解し、それから本当の答えを言うのだ。

もらっていないと言うのが正解だろう。

いつもならすぐに電話すれば職員さんに確認できるのだが、生憎今日に限って私が美容院へ行っていたため、もう誰もいないであろう時間だった。結果がすぐにわからないのは気が揉めるタイプの案件である。

ため息をついてあきらめて、この疑問を日誌に書き込んだ。

 

ああ。仕事を楽しくして、髪を切って楽しく帰って来たのに、プチストレス2連発とは。

でも負けないもんね。

こんなことで気分を悪くしたりしない。今日という日を楽しくなかったことにはしない。

お風呂に入って髪を整え、やっぱりこの髪型が好き、美容院の方達が好きでありがたいと思った。

職場の方達も優しくて、立派なお仕事をされていてとても素敵。大好きだ。

さっぱりとして、ワインを飲んで、今日も良い1日だったと結論づける。

 

それでいいのだ。

 


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