人形姫の視る夢は…

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管理人かりんの日々のつぶやきです。
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もう笑っちゃえ

セリアで見つけたハンカチ。

息子にいい!と即、買った。

価格破壊の昨今だけれど、

若い男子向けのリーズナブルな服、

雑貨って女性向けほど多くはないな、といつも感じていて。

トップスにしろボトムスにしろ靴やバッグや小物にしろ、

見かけたら買っておく、を心がけている母の私。

 

その愛しい息子は自閉症スペクトラム。

小さな頃は可愛いままで、ずっと時が止まっていてくれればと思うこともあった。

でもうれしい成長を遂げてくれて、

たくさんの温かな手厚い支援もいただけて

(そう甘くはない世の中だけれど、多分とても恵まれている方)

企業就労をめざす施設に通えている今日この頃である。

 

企業就労がゴールではない。

就職が決まることは嬉しいことだけれども、

就職してからがまた長く、要は定着していくことがまた大変な道のりなのだ。

故に施設は、就労後も長く手厚く、定着支援をしてくれることになっていて、

親も子も長い長いおつきあいとなっていく。

 

そういうコミュニティにはやはり当然、保護者会というものがあって、

そういう会にはもれなく「役員」というものがついてくるのだった。



昨年、私は息子が入所したばかりのその施設の初日に、

役員を引き受けることになった。

書記なら今までもしていたし、

会長・副会長・経理と上にいてくださる下っ端である。

気楽なものだ。

 

今年度はもうお役御免かなあと、4月の集まりの日にうきうきと考えていた。

その日、新元号が発表される日で、

11時すぎとのことだったので、

その頃にはもうお役目を解き放たれて気楽に、

友らと楽しいランチを駅前あたりでしていることだろうと、

呑気に出かけたのだった。

 

今年度の新たな役員極めとして、1年目のお母さんがたに

昨年、私が受けたように、仕事を受けていただくことをお願いするのはわかっていた。

2年目のものから重い役目を選ぶのも仕方ないだろうと。

就労移行支援施設に通えるのは原則2年、特例として3年である。

昨年度会長だった方は私の家の近所で、

娘の幼稚園時代からのおつきあい。

ご縁があって仲良くしていただき、

その方が今年度も残って会長をしてくださるのだろうと思っていたら、

3年目に入ってしまっていつ就労が決まるかわからないので、今年はできないという。

一人の方は親御さんが大変重いご病気で介護があり、

そうでなくても女医さんでいらして、冗談抜きで多忙だけれど、

昨年に引き続きて会計をしてくださるという。

なんとご立派な。本当にごめんなさい、ありがとうと皆で頭を下げる。

もう一人の方は、ただ一人の子がこういう知的障害ある子なので、

残りの人生で少しでも自分が働いて将来に備える経済力をつけるため、

これから正社員として就職予定だという。

おお、それは確かに。

もうお一方は本当に心身不調で通院中でなんとか今までやってきたため、

今年度は解放していただきたいという。

それも確かに。ご無理なさらず。

あれ?

私だけ、なにも、ないの?

あれ。私って幸せだったの!?

「お願いします」

と皆に頭をさげられて、え、あ、う、はい・・・と頷いてしまった。

 

まさかの会長。

年に4回くらいスピーチがあるという。

うち1回はかなり大きな行事で、区長も来られるようなお式でのスピーチだ。

昨年、先輩がされているのを大変だなあと心から同情してみてましたよ。

あれを私にやれってか!!

 

おかげさまで駅前の小さなイタリアンでの素敵なランチも

あんまり味がよくわからなかったし、

新元号が令和と発表された時もほろ苦い気持ちでききましたとも。

 

GW中は忘れておくことに専念していて、

今日、息子が持ち帰った施設のお便りに、

新会長としての私の名がプリントされているのを見て、

冷水を浴びせかけられたかのように現実感を覚えたところ。

もう笑うしかない。

なんとか腹はくくれると思うけれど。

子育てちゃん | comments(0) | trackbacks(0)

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