復帰

  • 2019.08.01 Thursday
  • 20:10
私の夏休みが終わった。

今日からまた職場復帰である。
6ヶ月のアルバイト契約を更新していただくこと5回目。
大変、有難い。

もう若くはない私を採用してくださり、その後何度も継続させてくださるなんて、なんて懐の深い会社だろう。
感謝の気持ちで一杯になる。


しかしながら。
夏が苦手で堪らない私は、この暑さの中を出かけていくのが嫌な一心で、その有り難さにも苦味が混じる心境になっていた。

もう間も無く娘の大学の費用も払い終わる。
働き出した最大の動機がなくなる訳だから、もう辞めてもいいんじゃないか。
家にいても主婦とは決して暇になるものではなく、実際この1ヶ月はあっという間で、まだまだ私には物足らない、やりたいことが一杯あった。
もういいかな。
また専業主婦に戻っても罰は当たらないんじゃないか…、という考えが何度も胸をよぎる。

罰あたりだと思う。
全て夏の暑さが悪いのだ。
いくらなんでも暑すぎるから!





しかし朝、久しぶりに自分のお弁当を作ろうとして、まず割った卵の黄身が二つだったのだ。
双子の卵、かぁ。
これはきっと、吉兆なんだ。
そう思うことにした。



そうして作ったお弁当を、お気に入りのミニトートバッグに詰め込んででかける。



お弁当箱と水筒、お化粧ポーチと手帳が入ってぴったりのミニトートバッグは私のマストアイテムである。
友人がプレゼントしてくれたものを2年使い倒して、擦り切れてしまったので、自分で同じようなものを探し出したら案外なく、やっと見つけたお気に入りだ。



縦横の寸尺、マチの幅、ビニールコーティングされていて水分に強い素材、とやっと納得できたものだ。


内側に布が一枚。これを上にひらりと被せると、中身が見えない。

なんて気が利いているのでしょう、とちょっと感激。



日常の、身の回りの物(あくまでも「物」)を、自分の好きなものだけで固める。
これは今も昔も変わらず、私の中での一番のエネルギーチャージになるし、嫌いなものを遠ざけるバリアーにもなっているように思う。

「好き」は力だ。それがたとえば大音量でかける音楽とかで、勝手に人の生活エリアを侵害するなどの迷惑をかけるものでないならば。

(あと、強すぎる香りとかもそうかなあ。強制的に人の耳に聞かせる音、鼻孔をつき、気分に大きな影響を与える臭いなどは、どんなに自分に心地よくても、他人への侵略感が強くて、良くないかと。)



更新明けの最初の日はいつもなんだか少しだけ、照れくさい。 またよろしくお願いします、とご挨拶に、身近なお店のお菓子をお配りして。

再会は新鮮で、職場の皆さんがとても優しく、暖かく、待ってたよ、お帰りと言ってくださったことが、ただただ素直にとても嬉しかった。
「忘れたよ」と思っていたいろんな仕事の細かいことも、ごくごく自然に思い出し、
あれ、なんだやっぱり働くって楽しいな、という感覚を思い出した。
こんな私でも少しは誰かのお役に立てる、社会に小さく貢献できるんだ、と実感できた一日。

長梅雨の七月の間、罰当たりな倦怠感に浸りきっていたことを反省した。
まあ、あれもささやかな贅沢だったと言えるけれど。

気を引き締めて、改めて、
誠実に、丁寧に、またお仕事に取り組ませて頂こうと思う。
そうしているうちに夏はきっと終わるよね。
乗り切れるよね、私…。
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