変わりゆくもの

  • 2020.01.02 Thursday
  • 23:08

恒例の、二日はオットの実家詣で。

この日は、富士山が綺麗に見える確率が高いと本当に思う。

毎年、富士山に向かってドライブできているもの。

神戸にいる私の母なら、ずっと手を合わせて拝んでるだろうな、

といつも想像してはちょっと可笑しい。

 

義父や親類の家やご近所の人に持っていくお土産を買いたくて、

早めに開店してくれる近所の菓子店で買い物をしてから出発したら

大渋滞に巻き込まれてしまった。


オットの実家近くまでたどり着いてこの景色を見たのは、予定より1時間以上もあとのこと。

お腹も空いて、待ちくたびれているであろう義父を案じて電話をしつつ、

たどり着いたオットの実家では、

今まで何もなかった居間の隣の仏間に、ドーンと大きな介護ベッドが。

そしてそこに義父が横たわっていた。

 

思わず、お父さん、具合が悪かったんですか!?と緊迫したら、

そうではなくて、

娘(私にとって義妹)の指示でよく訳がわからないまま、介護認定なるものを受けたら、

全然よくわからないけど要支援2だと言われて、

もう2階の部屋で寝るのはやめようということになり、

介護ベッドがレンタルで運び込まれたのだという。

すると確かにこれが便利で、日々の生活が楽になり、

最近やたらと眠いので、だるくなったらすぐ横になるようになっただけで、

特にどこも悪くない、元気だとのこと。

 

そうですか・・・と安心しつつも、やはり義父の、急激な老いが気になってしまった。

 

いつもなら食事の支度にもまめに動く義父がじっとしているし、

お墓参りにも私たちと一緒に行かないで、家で待っているという。

仕方のないこと、なのだろう。

 

さみしさと不安を感じた。

明らかに老いていく義父、

人が少なくなり、誰ともほとんどすれ違わない過疎化した町、

なのに見慣れぬ新しい建物がポツポツと増え、

反面、古くからあったお店や人は消えていっている。

住んでいないとはいえ、オットと結婚して30年、

年に数回は通っていた町の風景や人の変化い儚さを感じる。



墓地の片隅にあるお地蔵様。

その前には子どもに囲まれて目隠ししている鬼。

優しく一緒に遊んでくれているんだな。

鬼も仲良し、仲間なのね、と微笑ましくなる、

好きな像。

 

気をつけながら今年も、義父を時折訪れようと思う。

頻繁に、来ることができない今の生活サイクルが悩ましいけれど。

親が老いてくると、多くの人がこういう感じになるんだろうな。

衰えゆく親の心配と、現在の自分が抱える仕事や家族などの日常の忙しさと。

噛み合わない二つの間に挟まり、どこか不安が募る感じ・・・

年相応の悩みというものかもしれない。

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