桜があまりに綺麗だから

  • 2020.02.20 Thursday
  • 22:24

息子は愛の手帳をもらって、いろいろな福祉サービスを受けている。

今、通っている区立の就労移行支援施設もそうで、

4ヶ月ごとに個別支援プログラム会議を設けてもらっている。

施設の担当職員と保護者、相談支援事業所のケアマネージャーさん、

区の保健福祉課のケースワーカーさんで集まって、

息子の現状を確認し、将来に向けての計画を立てる、という感じだろうか。

非常にありがたいといつも思う。

 

これらは大切なこととして、なるべく、オットにも同席してもらうようにしている。

私だけでやりとりしたことを、あとでオットに伝えるだけでは、

状況理解、事態の把握に温度差が生じるからだ。

やはり直接、息子が通う施設に足を運び、支援してくださっている皆さんと会うのがいい。

 

そんなわけでオットの、有り余る有給を今日も1日消化してもらった。

面談は午後からなので、午前、夫婦で近くの神社にお詣りに出かける。

 

桜が、河津桜がそれはそれは美しいのだ。

 

桜といえばソメイヨシノが王道だけれど、

この鮮やかで花期の長い河津桜もなんて素敵なんだろうと、ため息を尽きながら見上げる。

枝葉の間に垂れ下がっているのはピンクのリボン様の恋の願い事みくじらしい。

乙女だわぁ、と微笑ましく見る。

 

言葉はいらない。

祈るなら、ただただ世界の平和、日本の平和。皆が幸せであること。

 

 

この時期限定の、桜とウグイスの判を押した御朱印を夫婦でいただき、

私はまた思い切っておみくじを引いた。

私は今年、2回おみくじをひいて2回とも大吉を頂けている。

なので、もう引かない方がいいとオットが慌てたように私を止めた時には、

もう私はおみくじを握っていて、

どんな結果も受け止めるよ、といいながら開いてみると

 

またも、大吉だった。

よっしゃ!

 

先月の25日、たまたまその日は旧正月の日だったのだが、

その日も流れで神社に参拝して、ひいたおみくじが大吉だったのだ。

 

おみくじは、神様からのアドバイスと思う。

どんな結果がでても奢らない、落ち込まない。

大吉だけど、気をつけて注意深くあるように書かれていたことが、

本当に身に染みて、そうだなあと思って、自戒を決意した。

 

 

 

近くのレストランで、ランチをいただく。

オットが一緒にいてくれる時、ランチでいただくワインが私の楽しみ。

このレストランはグラスで、縁ギリギリまでワインを注いでくれるので、

ものすごく好きなのだ。

 

食中毒からまあまあ復活したオットもしっかり食べる。

美味しそう。

 

場所をデニーズさんに移して、ティータイム。

 

ここの「白玉あずき」を私は熱愛している。

いつでもどこでもデニーズに入るとこれをお願いして食べていて、

つられた友人たちが同じものを頼み、気にって、

以降ずっと食べる様になったとよく言われるから、

ちょっとした布教活動をしていると言ってもいいかもしれない。

 

息子の個別支援会議は順調だった。

やがて社会に出ていくであろうことを想定して、

今から気をつけておくこと、

今後、体験実習をさせていただく会社のことなどお話して。

 

普段なら、これで1日は終わるところだけれど、

今日は夕方から、私にだけ、もう一つ出かける場所があった。

亡き人の通夜式である。

 

昨年の春まで、一緒に2年間職場を共にしていた方がなくなった、と

急な連絡をいただいたのは一昨夜のことだ。

驚き、言葉を失った。

元気な、本当に激しい人だった。

楽しむこと、悲しむこと、怒ること、とにかく全てに全力投球。

すごく真面目で何事にも手を抜けず、力一杯どんなことにも激しい気力で取り組む。

優しいこと、誠実なことは間違いなく、愛情の深さはあふれんばかり。

それゆえに全力で全ての感情を剥き出しにして、

泣いたり笑ったり怒ったりとめまぐるしく、本当に感情豊かな人だったのだ。

本来の大好きな仕事である場所への転職を決めて、去られてから半年。

そろそろ連絡しないとなあと、ここのところ何度となく思い出していただけに、

知らせを聞いた瞬間は、しまった!と近年ではないほどの悔いに駆られた。

世の中大抵のことはなんとかなる、取り返しのつかないことはそうはない、

と常日頃子供たちに言っている私なのだが、

これはもう取り戻せない。

どうしてLINEのひとつも打たなかったのか・・・と後悔に苛まれながら、

夕暮れの中、通夜式に伺った。

 

突然の頭痛から始まった病気だったとご両親に伺った。

元気で、新しいお仕事に頑張っていた秋のある日、急な頭痛で倒れ、

脳にできた血栓を取り除く手術をしたのだと。

それは成功したはずだったのだが、

不意に彼女は逝ってしまったのだという・・・

そんな・・・と言葉もなかった。

 

遺影は素晴らしい笑顔の、本当に素敵な彼女で、

大好きなピアノの演奏会のときのものでは、と思われた。

音楽が本当に好きな方だった。

ピアノが上手で、絵も上手だった。

祭壇に飾られたお花の可憐さにも、集まる人たちの中にお子さんが多いことも、

彼女らしさにあふれていた。

あなたはまるで、この地上にいる時間が長くはないことを、

わかっていたかの様に生きていらしたのね、と

何度も遺影に心の中で話しかけずにはいられなかった。

あれほどに激しく物事を感じ、全力で人生を、感情を味わっていたのは

知らず知らずにこの短命を知っていたからではないかしら、と、

不思議にそう思えてならず。

生き急ぐ、という言葉がぴったりの人だったなあと、改めて思って

胸が痛んだ。

 

そのこともあって、今日の晴れた空の美しさと、

圧巻の桜の美しさが身にしみたのだ。

彼女がみたらどんなにはしゃぎ、喜んだだろう、と。

 

 

 

自分用に、お守りを買った。

前から、この可憐な桜模様を織り込んだお守りを欲しいと思っていたのだ。

 

破魔矢も購入。

お正月からどこかで買おうとずっと思っていたのだけれど、

こちらの神社は破魔矢までこんなに可愛くて素敵なのだ。

 

帰宅後、珍しく胃が痛い気がして、しばらく困ったけれど、

塩を入れたお風呂にはいったら普通に直った。

やっぱりちょっと疲れたのかも。

それと、やっぱり彼女の死が悲しくて、残念でたまらなくて。

 

こんな風なお別れもあるんだなあ。。。

 

桜、見せてあげたかった。

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