ミステリアス

  • 2019.10.04 Friday
  • 22:40

もう毎年のことのような気がするけれど、

10月になるというのに、30度を超える暑さでしかも湿度が高い。

少し外出すると汗が吹き出し、肌がべたつく。

そんな自分を想像すると朝からすでに嫌になるので、

メイクをするとき、少し目元を明るくする。

気に入っているのは白のアイシャドウ。

2年くらい前に、無印良品で見つけたアイシャドウ。

マットタイプとラメ入りの2種類の白。

ほんの少し瞼を彩るだけで、明るく見える。

 

毎日慌ただしくて、いろんなことに手も意識も回りきっていないのだけれど、

スマホのカメラロールの写真整理も懸案事項で、

整理しなくてはとずっと思っていて。

それで見ていたら、2年前から撮りためていた雑貨類の写真があり、

それだけブログをサボっていたのだなと苦笑してしまった。

このアイシャドウも買った頃嬉しくて、

すぐそのことをブログに書きたかったのに、書かないまま、

ただ写真だけ残っていたのだ。

今も、こうして楽しんで使っているから、今更ながらアップしてみた。

ちょっと無印良品のサイトを見てみたら、もうこの色は扱っていないようだけれど。

時が立つのはなんて早いことかとため息をつく。

自分ではほんの少しサボっているだけのつもりが、

2年くらいとは。

 

2年とは、私が専業主婦とは言えなくなってからの月日である。

月半分程度の出勤であるが、福祉系の会社で働いている。

 

先々週のことだが、いつも福祉事業に協力してくださるJAさんが

届けてくださった箱の中に、小さなカタツムリがいた。

青々としたとても綺麗な空芯菜を提供してくださるばかりか、

それが少しでも新鮮さを保っていられるようにと心づくしで、

氷水に漬け込んでくださっていたのだが、

そのみずみずしい葉の影に見つけたカタツムリを、

うちの社の女性職員さんが、いやだと顔をしかめて

(ものすごく優しい方だが、虫嫌いなのだ。私もだけど)

さっと水の中にはたき落したのを、カタツムリなら、と私が拾いあげた。

何分か氷水の中に落ちていたので大丈夫かな、と心配したが、

すくい上げて空芯菜の葉っぱの上にのせ、

うちの所長が飲みきって、

空っぽになっていたインスタントコーヒーの瓶の中にいれて

様子をみていたら、

からの中からうにょ〜っと体がでてきて、

長いツノを2本、ひょこひょこ動きだしたので、

生きてる、生きてると皆で喜び合った。

責任を持って私が家で飼うことにした。

家族LINEで報告したら、いいじゃん♪と喜んで受け入れられた。

 

iPhoneImage.png

最近はカタツムリも減っているという。

昔、息子が見つけた小さなカタツムリをやはり何年も飼っていたことがある。

常に水分に気をつけて霧吹きで水をあげ、

旅行にも連れて行くくらいだったのに、

猛暑の日に家族で1日外出していて、帰ってきたら干からびていたのだった・・・

申し訳ないことをした。

もうそんな目には合わせないよね、と家族で誓い合う。

その当時のガラスの瓶をまた引っ張り出し、

100円ショップで綺麗な砂利を飼ってしきつめ、

卵の殻と、庭のさくらんぼの木の葉っぱと、

餌ようにキャベツをいれたら、

さっそくキャベツの上に這っていった。

小さな小さなお家のフィギュアがあったので、

飾りに入れてみると、とても可愛い。

 

生き物を飼う、というのは

命の喜びを感じることだなあ、とふと思う。

たとえそれが小さな小さなカタツムリであっても。

名前は息子が一瞬で「ツムリン」と決めた。

通称ツムちゃんである。

 

 


さて、

ここのところ何度か、こんな通知がLINEからなされた。

私はPCからLINEにログインすることはないし、

オットなんてもっとない。

私のLINEにはいったって何もないけれど、

数年前、

息子のクラスメイトのお母さんがLINEのアカウントを乗っ取られて、

「悪いんだけど、コンビニで一万円のiTuneカード買って

送って」なんてトークがきて、

全然、そんな仲の人じゃないから、

あの、誰かと間違えて私にトークきてますよ、と返事をしたことがある。

それから程なくしてアカウントを乗っ取られました、と連絡がきて、

へえ!と思ったものだ。

そのお母さんと仲がよかった人は一瞬かなり本気にしたらしい。

 

なんのためにそんなことをするのか、

お金を取るためにしても割りに合わない犯罪のような気がするなあと思いながら、

よく考えたら私は今後もPCからLINEを使うことはないからと、

PCからのログインをしない設定にした。

 

そうしたら今日はこんなショートメールが。

笑ってしまう。

この時間、私はもう帰宅していたし、ポストには不在届けもなかった。

届くようなものを買った覚えもない。

会社名もないのに誰がタップをするでしょう。

ネットで調べたらよくある詐欺で、

タップしてリンク先に飛んだだけで、スマホ情報などを抜き取られ、

ひどい悪用をされるらしい。

 

いろんなところで、電話番号の記入が求められ、

プライバシー保護の約款を見せられるけれども、

結局それをどこかが守れていないということなのだろう。

私の電話番号だけを入手した誰かが、

なんとかしようと頑張っているらしい。

 

なにもそこまでせずとも。

私なんて何もないのに。

 

世はもっと平和で穏やかであるべきなのに、

善意でない誰かの接触。

不快感がかすかに胸に漣を起こすけれど、

こんな世の中だから仕方ないのかもしれない。

無視が一番ということかな。

なんでも鵜呑みにしない、簡単にクリックしたりしないということが、

今の世の中ではとても大切なことのようである。

ミステリアスなお話だ。

SかMか

  • 2019.10.03 Thursday
  • 21:33

靴の話である。

私のズボラ根性は折り紙つきで、
いついかなる時も判断基準は、
『どうすることが一番面倒がないか』だ。
そこからスタートして、
面倒だけどここはこうしたほうがいい、とか、
ここは面倒を省いてもう執着しないことにしよう、など決めている。

つまり何が言いたいかというと、
買い物に出るのが面倒だから、
よく通販で物を買ってます、ということだ。

割と平均的な体型なので、
今までに、
サイズが合わなかった、買い物を失敗した、
と感じたことは、ほとんどない。

が、靴はまずい。
特に、36とか37とか海外のサイズがやばい。

何年も前に、
硬い素材で、しかも予想していたより小さめな靴を買ってしまい、
でも爪先など痛くなくて履けてしまったので、
まあいいか、と履くことにしたものがある。
でも結局、
歩いているとどんどん靴の縁がアキレス腱あたりに食い込み、

皮膚を突き破って、半端なく出血してしまった。
私よりも先に後ろを歩いていたオットが気付き、
彼に恐怖の悲鳴を上げさせた、という惨事も経験している。

もう靴を通販で買うなと言われたが、
それでも私は、通販で気に入った靴を買っている。
だって、
実際にお店に出かけて、気に入ったものが見つかるまで、
何店もまわるなんて、面倒臭すぎるもの。
もう今の私にはそれは苦行すぎる。
たとえ、オシャレのためであっても。

私の足のサイズは基本22.5なのだけれど、
メーカーによっては23なこともある。
別に幅広でもないし甲高でもないと、
過去、靴店の方によく言われたので、
そこは問題ないはずと信じているが、
靴のサイズというのは、
本当にメーカーによってマチマチなので、困るのだ。

しかも。
最近はざっくりと
「S 」「M」「L」である。

つまり、さらに事態は悩ましくなっているのだ。


月半分とはいえ、
そしてアルバイトとはいえ、
一応会社勤めなので毎日の服装は大事だし、
服装の中でも靴は大事だ。
足元は目立つ。
でも、私にはブランド志向はない。
高価なものを身につけて、

破損や汚れを恐れながら過ごすのが私には辛い。
ガサツなので、
あっけなく染みをつけたり、
糸を何かに引っ掛けたり、
ざっくりと傷をつけたりする可能性が高すぎるし、
それで心の安らぎを失ったり、
何かに怒りを感じるのがとても嫌。

だから、いつも手頃な値段で好きなデザイン、
素材感も良いものを選ぶことにしている。

何らかのアクシデントに見舞われても、
ああ、残念と軽く天を仰ぐくらいで、済ませられるように。
この夏のお気に入りは、


黒系なら

白系なら


茶系なら

だった。

お気に入りの靴を履いていると、なんでもない外出でも、

気持ちが少しウキウキするのは今でも変わらない。

履き心地は、
黒のドット柄チュールの靴が Mなのだけれど、
やはり緩くて、
うっかりすると足から抜けそうになる。

急ぎ足では歩けない。
いつも気をつけてしっかり大地を踏みしめることを心がけている感じだ。

白のレースのフラットシューズは、H& M で、36として購入。
きつくないし、脱げそうにもならない。
ピッタリというほど、しっくりとはきていないけれども。
これが一番足に合っている、と言えるかもしれない。


茶色のバックベルトサンダルはS。

これで緩くて脱げやすかったら困ってしまうから、

小さめかなと思いながら買い、

バックベルトの感じがちょうど良いので、正解だったかと思う。
でも少しだけ爪先が気になる感じだ。


多分、私の足はSと Mの間なのだ。
性格はそうでもないのに。
 

9月、寒川神社を参拝

  • 2019.10.02 Wednesday
  • 23:07
20歳になった息子は、毎日元気いっぱいで、区内の就労移行支援施設に通っている。
通所できるのは原則2年なので今年度中には就職をすることになるが、できるかどうかというその点は心配ないので大丈夫とのこと。なので、現在気楽な毎日を親子で楽しんでいるところだ。

まあ、私はうっかり、今年度の保護者会の会長になってしまったので、
日頃のいい加減な性格を多少はかなぐり捨て、頑張っているつもりだ。(少しだけれど)
大役の一つ、秋まつりを半月前に無事終わらせることができた。
なので本日の息子達利用者と職員さんだけで行ってくれるグループ外出、自分たちで行き先と周るところ、食べるところを決めて計画する学習の一環ではあるが、楽しい遠足のようなものは、とても気軽に送り出すことができた。
秋晴れの日に浅草参りとなんて本当に羨ましかった。
夕方、元気一杯に帰ってきた息子の表情の明るさと、持ち帰ってくれたお土産のユニークさに、私も頰が緩んでしまった。

おや、見慣れたスケッチブック…と思ったら、なにやら絵が描かれている
まあ、鳥獣戯画とは風流な、と思ったら



あ、これは恐竜?


とぼけたポーズを決める鳥獣戯画もどきの

恐竜戯画だ。
息子達グループは午前中、浅草寺をお詣りしたあと、雷おこし体験をして、浅草ビューホテルでランチブッフェを楽しみ、そのあと上野科学技術館へ行ったのである。



前からそこのお土産ものは楽しいときいていたけれど、確かにこれは素敵。


絵が大好きな息子にぴったりだ。


ちょうど今、恐竜博開催中なのだった。


迫力のパッケージ。


中身はこんなキュートなクッキー。


浅草のお土産物屋さんは、包装袋も素敵に凝ってらっしゃる。
風神雷神の袋なんてずっと持っていたい。


国外のみならず、国内の人にも日本を連想させるシンボル達のシルエットを可愛らしく。


圧巻の雷おこし?と思ったら、これは雷おこしを手作りするものらしい。


息子が体験して作ってきた雷おこし。
とても美味しい!


断捨離的方針からは良くないことかもしれないが、この缶は捨てられない!
風神雷神、大好きなのだ。
この有名な俵屋宗達の屏風画があるのは京都だけれど、浅草は雷門と聞くとやはりこの絵柄が思い浮かぶ。

いいなあ、これ、と惚れ惚れと缶の蓋を撫でながらふと、半月前に訪れた八方除けの神社を思い出した。




神奈川県高座郡の寒川神社である。


数年前から厄除けのご利益多大なることで有名なこのお社にお参りしたいと思っていたけれど、ようやく行けた。
長く美しい参道の先に、壮麗な門があり、左側には昭和天皇御製のお歌が掲げられた立派な手水社がある。



すっくと背筋を伸ばして冷静に睨みを利かせているような、


清々しい凛々しさを湛えた狛犬さん達。


本殿の壮麗さは言うまでもない。
お宮参りの、大層可愛い赤ちゃん達、幸せそうな若いご両親達、おじいちゃんおばあちゃん達が大勢いらして、なんだか私も嬉しい気持ちで、にこにこしてしまった。



本殿右側に続く回廊?美しいなあと見惚れる。




八方除けの世界観が凝縮されていて、これにも見入ってしまった。


日本の美の中に、御神気を感じるのだ。



娘が選んだお守りはかなりパワーのあるものだった。

茅の輪を模した有り難いもの。それに、とても爽やかな、新鮮な麦わら?のような香りがする。
鼻腔から清められていく感じがして嬉しい。



神社で授与品を入れてくださるこういう袋も好きで、捨てられない。

鈴の音は魔除けになるという。
あまり大きくても日常に差し障りがあることもあるかもしれないから、これくらい小さくてさりげない物が良い。
そして、丙午の誇りにかけて、私の干支にもこだわったお守り。




スマホケースに付けた。私の今のスマホケースはグレーなので、このお守りの少しの赤とピンクの色が映えてとても可愛い。



風神雷神を刺繍した魔除けの肌守り、専用の袋が!
これまた捨てられないじゃないですか。



雷神さまの御勇姿。

色は他に、赤と黄色があり。


風神様も格好いい。
惚れ惚れと見てしまう。

あまり授与品のことは調べずに参拝させて頂いたのだが、とても気にいる御守りを買うことができ、大大満足の参拝となった。

高貴な気品溢れる御朱印。
難しかったのはお支払いする金額。
お気持ちで、とのことで、一瞬怯んだけれど、
特別記念の御朱印が五百円との表示があったので、同額納めさせていただいた。
ドキドキして、ちょっと汗かいちゃったのも、もはや楽しい思い出になっている10月である。

復帰

  • 2019.08.01 Thursday
  • 20:10
私の夏休みが終わった。

今日からまた職場復帰である。
6ヶ月のアルバイト契約を更新していただくこと5回目。
大変、有難い。

もう若くはない私を採用してくださり、その後何度も継続させてくださるなんて、なんて懐の深い会社だろう。
感謝の気持ちで一杯になる。


しかしながら。
夏が苦手で堪らない私は、この暑さの中を出かけていくのが嫌な一心で、その有り難さにも苦味が混じる心境になっていた。

もう間も無く娘の大学の費用も払い終わる。
働き出した最大の動機がなくなる訳だから、もう辞めてもいいんじゃないか。
家にいても主婦とは決して暇になるものではなく、実際この1ヶ月はあっという間で、まだまだ私には物足らない、やりたいことが一杯あった。
もういいかな。
また専業主婦に戻っても罰は当たらないんじゃないか…、という考えが何度も胸をよぎる。

罰あたりだと思う。
全て夏の暑さが悪いのだ。
いくらなんでも暑すぎるから!





しかし朝、久しぶりに自分のお弁当を作ろうとして、まず割った卵の黄身が二つだったのだ。
双子の卵、かぁ。
これはきっと、吉兆なんだ。
そう思うことにした。



そうして作ったお弁当を、お気に入りのミニトートバッグに詰め込んででかける。



お弁当箱と水筒、お化粧ポーチと手帳が入ってぴったりのミニトートバッグは私のマストアイテムである。
友人がプレゼントしてくれたものを2年使い倒して、擦り切れてしまったので、自分で同じようなものを探し出したら案外なく、やっと見つけたお気に入りだ。



縦横の寸尺、マチの幅、ビニールコーティングされていて水分に強い素材、とやっと納得できたものだ。


内側に布が一枚。これを上にひらりと被せると、中身が見えない。

なんて気が利いているのでしょう、とちょっと感激。



日常の、身の回りの物(あくまでも「物」)を、自分の好きなものだけで固める。
これは今も昔も変わらず、私の中での一番のエネルギーチャージになるし、嫌いなものを遠ざけるバリアーにもなっているように思う。

「好き」は力だ。それがたとえば大音量でかける音楽とかで、勝手に人の生活エリアを侵害するなどの迷惑をかけるものでないならば。

(あと、強すぎる香りとかもそうかなあ。強制的に人の耳に聞かせる音、鼻孔をつき、気分に大きな影響を与える臭いなどは、どんなに自分に心地よくても、他人への侵略感が強くて、良くないかと。)



更新明けの最初の日はいつもなんだか少しだけ、照れくさい。 またよろしくお願いします、とご挨拶に、身近なお店のお菓子をお配りして。

再会は新鮮で、職場の皆さんがとても優しく、暖かく、待ってたよ、お帰りと言ってくださったことが、ただただ素直にとても嬉しかった。
「忘れたよ」と思っていたいろんな仕事の細かいことも、ごくごく自然に思い出し、
あれ、なんだやっぱり働くって楽しいな、という感覚を思い出した。
こんな私でも少しは誰かのお役に立てる、社会に小さく貢献できるんだ、と実感できた一日。

長梅雨の七月の間、罰当たりな倦怠感に浸りきっていたことを反省した。
まあ、あれもささやかな贅沢だったと言えるけれど。

気を引き締めて、改めて、
誠実に、丁寧に、またお仕事に取り組ませて頂こうと思う。
そうしているうちに夏はきっと終わるよね。
乗り切れるよね、私…。

鎌倉 雨日和

  • 2019.07.16 Tuesday
  • 23:45

忙しい日々を駆け抜けるように過ごしていたら、あっという間に7月も半ばを過ぎてしまった。

そして気がつくともう何ヶ月も鎌倉に行けていない。とても恋しい。

ため息をついていたらオットが休みをとってくれたので、嬉しいドライブを雨の鎌倉まで楽しむことになった。

 

長く梅雨が続いている。

雨は好きだ。

もともと私は雨女なので、いつもそれなりの備えをしている。

小さな子供がいた頃は、そうは言っても色々大変だったけれど、今ではそんな不自由もないから、

雨の日なりの風情を楽しむことにしている。

 

乾ききった晴天の日や、多湿の暑い夏がむしろとても苦手だ。

この7月に入ってからの涼しい日々は、きっと本当はよくないことなのだろうけれど、

いずれまた何かしら野菜や果物などの収穫に影響が出て家計にも響くことになるのだろうけれど、

私の体調的には実はとてもありがたかったりする。

しかも実は今月仕事が休み。

扶養家族内で収入を収めるために、私は年間11ヶ月しか働かない。

基本は6ヶ月ごとの契約、1ヶ月休んでまた6ヶ月契約を結ぶ。

6ヶ月を1クールと考えれば、それを4クール繰り返した。

ものすごく私の気分にも体調にもマッチしているので、

機嫌よく仕事させて頂いているうちに、夢のように2年の歳月が流れてしまった。

 

ただ6月の蒸し暑さが割と答えて・・・というか、

最近の6ヶ月がなぜかいつもより長く感じられて、

6月いっぱいで一旦契約を終了したときには疲労感があり、

7月に入るなり体調を少し崩した。

もともとが元気なので、その割には・・・という程度なのだけれど。

気が抜けたというのが正しいのだろう。

ただただだるく、何もやる気が起きない。

そんな自分を持て余した数日のあと、やっと少し気分が上がってきたところなのだ。

上がるとなると、もう雨でもなんでも嬉しい。

まして鎌倉に行けるとなれば。

 

 

今回、ぜひ行きたいと思っていたのは佐助稲荷神社。

人混みを予想すると、今まで足が向かなかったところである。

 

が、今日は平日で、肌寒い雨模様の日。

なのできっと人少なだろうと思ったら

本当にどなたもいらっしゃらない。

まだ10時を少しすぎるかどうかという時間もよかったのだろう、

車を停めて歩いてくる途中で、

学生さんたちの集団とすれ違ったものの、

先に近くの銭洗弁天の方を回ることにしたのか、

こちらの佐助稲荷神社にオットと私しかその瞬間いなかった。

 

本宮に向かって斜面に美しくずらりと並ぶ鳥居の赤さが

雨に濡れて、なお一層輝いて見える。

前に立って思わず、ああっとしばし見とれてしまった。

 

源頼朝の夢枕に立たれて、平家討伐を導かれた神様をお祀りしているという神社。

開運出世のパワースポットだそうである。

かくれ里ということで、

本来はとてもひっそりとした場所だったんだろうな、ということが

周りの気配でやはりわかる。


雨が降る中をたくさんの鳥居の下をくぐり抜けて斜面を登った。

鳥居の真ん中の道は神様の通られる場所だから歩いてはならない、

お詣りする人間は、鳥居の内側でも端の方を歩くべき、と言う。

けれど、こちらの鳥居は小さく、とても可愛らしいサイズなので、

端を歩きたくても端にならない・・・真ん中になっちゃう(笑)

気持ち、端に寄る感じで通らせて頂きます。


上から見下ろす景色も素晴らしい。

奉納旗がずらりと並び、はためいて、雨に打たれて一層鮮やか。

 

狐さまがたくさんいらっしゃるのは当然にしても。


凛々しい、いかにも門番?ぜんとしたお狐さま。


こちらは少しボケてしまった。

厳しく、渋いお顔だち。

 

雨女の私だけれど、参拝時にはほとんど強く降られたことがない。

暑さがとても苦手なので、むしろかんかん照りだったのが少し曇ったり、

風が吹いたりしてありがたいことが多いけれど、

大雨はない。

けれどこの辺りから急激に雨が強くなってきた。

天気予報通りで間違いはないのだけれど、

どちらかといえば今日この時はそれが外れ、

雨に打たれる可能性は低いと思っていたから、

あらあら、初めて本気の雨に降られるわ、とちょっと驚いてしまった。

 

あまり大きなお社ではないと聞いていたけれど、本当にそうで、

でも鎌倉最強の開運出世パワースポットという紹介をよくされているから

(だからこそ今まで、混雑を予想して近づきにくかったのだ、私は・・・)

これが通常のお天気であれば

平日で午前早めの時間であっても多くの人で混み合い、

この小さな場所で不自由を感じたことだろうと思う。

けれど、次第に強く、激しくなる雨の中では

流石にどなたも新たにはいらっしゃらない様子。

 

あまりの風雨にオットは、これはギリギリ平静を保っていられるレベルだと言った。

入り口の、鳥居を潜る前から、なんだか少し怖いとオットは言っていたけれど、

私は全く怖くなかったのでどんどん登り初めてしまったし、

強い雨で足元がぬかるみ、今にも滑って転びそうだというのに、

やめようかな、と思わない。

自慢じゃないけれど私は心底ズボラで面倒臭がり、

体力なくて心身ともにすぐにヘタれる根性なしだ。

けれどこの瞬間に限ってはいささかも気力衰えず、

危なげなのに本当に怪我するだろうとは信じず。

もちろん気をつけはしたのだけれど、

まるで雨や風とこの地形と遊んでいるかのような気分にすらなり、

愉快にすらなってしまった。

 

だいたい雨の日なのに、私はヒラつくガウンワンピを着ていて、

我ながら不思議だった。

もっと天気がいい時であっても、

少し歩くなと思う時にはもっと動きやすい服を着る。

面倒を厭う性格の私は、合理的であることも重視するのだ。

が、オットが車で連れて行ってくれるとはいえ、

駐車場のない佐助稲荷神社にいくのに、どうしたって歩くのに、

しかも雨だというに、かなり降ると予報されているのに、

昨夜からどうしても最近気に入っているこの綿麻の黒いワンピースが着たかったのだし、

銀のミニバッグと銀のスリッポンも譲れなかった。

最初から雨が降っているのだから、たくさんコレクションしている

レインシューズのどれかを履くべきだったのに。

 

ひだの多い、布地をたっぷり使ったワンピースは、

斜めに降り付ける雨にすっかり濡れいているはずなのに、

嫌な湿りを私の肌まで伝えてこない。

不思議な気がする。

 

ただこの異質で美しい空間を少しでもたくさん写真に撮りたかったから、

傘を持たなくてはならない不自由さだけが少し嫌で、

防水とはいえiphoneのことも不安に思わずにはいられなかったけれど。


圧倒されるほどたくさんの、小さなお狐様たちがずらりと並ぶ光景。

可愛い、と言っても稲魂さまはお怒りにはならないだろうと思わせていただく。

本殿の前では雨が最高潮。

傘を手放し手を合わせて祈らせていただく間は

シャワーを浴びるかのように濡れたと思った。

流石に帰りの下り坂は危険だろうとは思う。

行きはよいよい帰りは怖いとはこのことか。

でも、参拝させて頂けたことがとても嬉しいです、と

心から御礼を申し上げる。

 


たくさんの人の願いを感じるお狐様たち。


世田谷区の豪徳寺では猫がこんな感じで奉納されてたねえ、

と呑気に私が話しかけても、

あまりの雨を案じてオットの返事は気もそぞろな様子。

だけど私は気にしない。


なんて可愛いの。

 

帰りの下り坂では文字通り、

ふと遭難する人をイメージをしてしまうくらい

足元は悪く、流れる泥水はもはや濁流の様相を呈していた。

一歩一歩足場を探りながら慎重に降りる。

次の一歩をどこに定めたらいいか迷いながら、

オットに手をとってもらいながらゆっくり降りた。

そしてついに靴の中に水が流れ込んだ!と叫んだ。

当たり前だろ、こんなだもの、

俺なんかとっくに靴の中びしょびしょだよ、とオットが笑う。


早く降りようと急かすオットにもう少し待ってと頼みながら


可愛い小さな沢山の祠と、お狐様たちを撮影。

 

晴れ晴れと鳥居をくぐり抜けて戻り、

一人いらした宮司様に御朱印をお願いした。

書き置きなのですが、と恐縮そうに言ってくださる

関西弁が素敵な宮司さま。

全然大丈夫ですと元気にお答えしたら、

上まで行かれたんですか?この雨の中を?

大変だったでしょう!

私は朝、ちょっと行っただけでこんなに濡れてしまいましたよ、

とお召し物を示されて、目を見張って私たちをご覧になる。

ええ、でもおかげさまで、

私たち夫婦二人だけで独占でお詣りさせていただけましたよ、

強烈なお人払いをしていただけた感じですね、と喜んだら、

なるほど、そういう考え方をしないとダメですなあと感心(呆れ)されてしまった。

能天気な夫婦ですみません・・・

(いや私だけが能天気か。オットは怖がり、用心し、

精一杯私を守ろうと気を張ってくれていたから)

けれど、実際、鳥居をくぐり抜けて戻ってきたとたん、

何人かの人たちが鳥居を上がっていかれ、

そのあと学生さんたちの団体もどっと来られたので、

ギリギリセーフだったのだ、私たち的には。

 

しかも靴の中に、ガボっと音を立てるようにして、

濁流となった水が流れ込んだはずだったのに、

靴の中が乾いていた。

服もなんか濡れている気がしない。

濡れすぎて感じなくなっているの?

なになに、これ何?と不思議でびっくり。

オットは意味がわからないという顔で見ている。

だって濡れてないのよ、あんなに降られていたのに、と言っても、

へえ?となんだか曖昧な表情をされてしまった。

私の勘違いではないと思うのだけれど、

確かによく意味はわからないかな。


御朱印は、いつも素直にありがたく頂戴している。

書き置きだと嫌がる人もいると宮司さんが困り顔でおっしゃっていたけれど、

私たち夫婦は書き置き大好き。

それを、帰って御朱印帳に貼るのもまた楽しいもの。


混んでいるのは嫌いだから、

また行くことは、そうはないかもしれない。

でも佐助というお名前が可愛くて好きだと前から思っていて、

来てみてとても好きになったので、また来たいなあとも思う。

お稲荷様に名前があるのって可愛くて、かっこよくて、楽しい気がして好き。

でもこちらの佐助はお稲荷様の名前ではないのかな、

全体的に町名が佐助なのだ。

それともこちらのお稲荷様があるから、町名が佐助なのかしら・・・

どちらにせよ、愛着を感じる素敵なお名前でいらっしゃると思う。

豊川稲荷東京別院にも徳七郎稲荷さまと太郎稲荷様がいらっしゃって、好きなのだ。

(こちらのお狐様はものすごくシュッとしていて、素晴らしいイケメン狐さまでいらっしゃる。

いつかブログにアップさせていただきましょう)

 

ああよかった、お詣りできて嬉しかったね、と

元気になったオットと歩いて近くの銭洗弁天様に向かう。



こちらも超人気スポットと昔から聞いている。

何しろこちらの湧き水でお金を洗うと、それが何倍にもなって戻ってくるという、

大変霊験あらたかな金運をいただけるという神社だ。

どう考えても人がたくさんいるだろう。

しかも雨が止んできたから、と覚悟して向かう。

 


入り口にて、まあ、と驚いてしまった。

実はろくに下調べしないで来た私、

湧き水が何やら薄暗い場所にあるのは今までに何度か画像で見ていたけれど、

入り口からしてこんな


ちょっとした山を、岩盤を掘り抜いてくぐり抜けていくものであるとは

ちっとも知らず。

 


おお。

これは、昔、これを掘られ、作られた方々はなんと大変な努力をされたことだろう。

なんという信念、信仰の力でしょう。

そりゃあ奇跡の泉も湧くわね、と勝手に感心しつつ

 


潜り抜けた先には鳥居の連立。

こちらは渋く木肌そのままの色の鳥居。

いずれにしてもbeautiful Japanな感じでよろしかろうと思います。


手前のオットと奥の方にいらっしゃる方々をボカしました。

決して心霊写真ではありません。

大きな岩盤窟みたいなところに、

最強開運スポットの湧き水があります。

 

さっぱりわかりませんけれど、

この下に美しく澄んだ湧き水の場所があって、

みなさん、ザルで一生懸命お金を洗い、写真を撮りまくっていて、

ことにはしゃいだ男性陣3人が、すみませんちょっと待ってください、

すみませんと言いながら写真撮りまくり、いつまでもいつまでもおゼゼを洗いまくり。

私とオットはさっさと少しのお金を洗わせて頂いて、

それをすぐお賽銭に使って。

 

私はここのところ、いつも、

どこにお詣りしても、どのタイミングでも

他の方とお祈りがかち合わない、

なぜかいつも独占させていただく時間を持てるのだけれど、

流石にここはそうは行かないでしょうと思いながら、

上の方へお詣りに上がる。

上がり始めると、湧き水の場所より空気が澄んで、心地よい感じ。


そしてなんとやはり無人でした。

参拝客はたくさんいらっしゃるのに、誰もお詣りしていらっしゃらない。

 


いくつかの美しいお社を全て、

夫婦二人だけでお詣りさせていただけました。

みなさん、おゼゼを洗うことだけに夢中になりすぎなのでは〜〜〜。

まあ、私たち的には幸運で、いいけど。。。


灯篭の、鹿の浮き彫りが可愛いなあと気に入ったり。


御朱印も頂けて、嬉しい気持ち。

 

この頃には11時半になっていて、お腹も空いてきたのでランチのために

稲村ヶ崎に車を走らせてもらう。

 

雨のドライブは素敵に楽しい。

運転で気を張るオットには申し訳ないのだけれど。


ああ。

晴れていても曇っていても、雨でも雷でも、

この鎌倉の海と空が好き。

大好き。

 


いつもお世話になる優しいレストランMAINさま。

この日のパスタは枝豆とベーコンのクリームパスタ。

食物アレルギーの私のためにサラダを温野菜に、

スープを冷たいものに変えてくださるというご配慮。

ただでも美味しいのに、

さらにさらに美味しくなってしまう心の調味料に泣けてしまう。

 

 


海を見ながら美味しいお食事とワインをいただく幸せ。

(オットはドライバーだから飲めません。いつもすみません)

ここでお手洗いを借りた時に、そういえばと服を確かめたら

背中側は確かに濡れていたのだけれど、思っていたほどぐっしょりではなく、

やっぱり不思議だを感じた。

 

昼食後は帰るつもりだったけれど、

さくさくとことが運んで時間がまだあるので、

前に少し足を運んだけれど、

混雑が嫌すぎてすぐ帰ってしまった明月院に再挑戦することに。

 

紫陽花はもう盛りをすぎたことでしょう、

それに平日、雨だしね、と人少ないことを期待して伺う。

 

少なかったです、参拝の方々は!

明月院としてはかなり少ない方だと言えましょう。

30人くらいしかいらっしゃらないとはね。

 


咲き残っている紫陽花をはじめとした花々がとてもとても美しく。

 


紫陽花って葉も可愛くて美しいですよね。

桜とか薔薇の葉もよくそう思うのだけれど。


丈高く、見事に咲いた白百合の花にも感激。


今年も鎌倉で紫陽花を見られてよかった。

しみじみ幸せに思う。


前回は紅葉の頃にきてしまったので、大変な参拝客の数だったけれど、

今回は特にこれといった花の盛りでもないおかげで、人が少なめ。

前回、大行列で遠くからチラ見しかできなかった有名な円窓を


今回はゆっくり眺めさせていただき、

 


写真を撮らせていただいた上に、

しばし中に上がらせていただいて、お茶をいただきながら、

ゆっくり向こうのお庭を眺めることもさせていただけて、すごく幸せ。

お庭から写真を撮られる方のために、

決してこの窓の正面には座らないでください、とのこと。

赤い毛氈をしかれている端に座ると、

外からはその人影が見えにくく、

写真に撮っても逆光で良い感じにさらに見えないという。

なるほどなあ、と感心。

ここでもしばし、オットと二人だけで眺めていられるという幸運。

(この後、可愛く素敵な浴衣を着こなし、髪を結って、

とても女らしい男性の方達が来られて、

ご注意を無視して円窓の前で写真撮影大会をされていたけれど、

私とオットには関係ないのでスルーして出てきた。

そういうルール無視するところもある意味、女らしいと言えるかも)


とにかくお花が美しいです。


優しいお顔の花地蔵さま。

どこに参拝させて頂いても結局お祈りするのは子の幸せばかり。

うちの子だけでなく(もう成人できてるし)

よその子も、どんな子も、

とにかく世界中の子らが皆、健やかで、幸せでありますように。

ゆめゆめ、虐待などによって悲しく辛い思いをしませんように。

どうか。

どうか・・・。


美しい石庭にも見とれて。

満足して帰る時、

足元にぽとりと紫陽花の花が落ちてきた。

手のひらに乗るほどの小さな一房。

こ、これは・・・頂いて帰っても罪にはなりませんよね????

思わずあたりを見回し、どなたもいらっしゃらないし、

本当にぽとっと目の前の道に落ちてきたものだし。

誘惑に勝てず、

拾わせて頂いて帰ってきました。

 

とてもとても大満足の

鎌倉、雨の中散歩だった半日。

 

佐助稲荷での大雨も、

銭洗弁天さまも明月院も、

お祈りの瞬間はいつも夫婦だけにしていただけて

今日もとてもありがたかったな、と。

 

実は行きのドライブはオットの予想に反して道が混んでいたので、

オットは少し機嫌が悪くて。

困って私は黙りがちで、しかも途中でちょっと大きな事故も見て、

これは何かよくない前触れなのかしらと思ってしまったのだけれど。

 

それとスマホのカバーにつけていつも肌身離さず持ち歩いていた

富岡八幡宮の狛獅子のお守りと

立石の熊野神社の安倍晴明さまの八咫烏のお守りの二つが、

二つとも同じような場所からぶつりと切り取られたように紛失していた。

美味しいランチをいただく前に車の中で見たのが最後で、

ランチしている途中で気が付いたので、

てっきり車の中に落ちていると思ったらなく。

 

幾ら何でも同時に二つとも?とびっくりしつつ

代わりに、

先月亡くなった叔父の葬儀で使った水晶の数珠を

無くしたと思っていたのがひょっこり、

車の中の思いがけない場所から出てきたという、

今日の不思議の多かったこと。

 

雨の中の参拝もお守りが紛失することも御神意だと、

調べたら書かれているのを見つけて、

そんな気はしていたいと納得しながら元気に帰宅できて。

 

不思議なことがちょこちょこあったねえ、としみじみオットと話し合う。

私の服は結局帰る頃には乾いていて、

薄い綿麻のワンピの下に染み通ってくることがなく。

薄いとはいえ、たっぷり布を使っていて、

あれだけ降られたらずぶ濡れで当たり前だし、

その後もずっと湿気った中にいたのに、

こんなに乾くなんて不思議でしかない。

ちょっとした雨でもいつもならすぐに湿る靴の中も乾いているし。

 

お稲荷様に試されたのかしら。

それでよかったから、靴も服も乾かしてくださったのかしら。


持ち帰った一房の紫陽花を、

お気に入りのガラスの小鳥の一輪挿しに。


嬉しい鎌倉日和だった。

充電しよう、そうしよう

  • 2019.05.19 Sunday
  • 20:35

窓から見上げた電線に、とても大きな緑色の鳥が止まっていた。

めっちゃ鸚鵡やん。。。

 

楽しかった昨日、帰宅した夜もテレビで

「コンフィデンスマンJP」スペシャルドラマが放映された。

おかげで今日もまだ余韻が残っている。

 

でも疲れたから、家でのんびり片付け物をして過ごす。

子供達もまったりしている。

出かける休みも楽しいけれど、

基本我が家は引きこもり好きだ。

 

最近やっているアニメを録画したもの、

「さらざんまい」と「オカルト公務員」を観る。

好き。面白い。

2クール目になる「盾の勇者の成り上がり」は心が辛くなるアニメで、

いつになったら浄化作用が働くのだろうと思ってきたけれど、

やっとそんな感じが出てきたかもしれない。

 

明日を思うと少し心が重くなる。

そろそろ仕事も変わり時かな、辞めるときかな。

やっぱり今日もそう思ってしまった。

映画「コンフィデンスマンjp ロマンス篇」

  • 2019.05.18 Saturday
  • 20:30

テレビドラマを積極的に楽しんで観る、と数日前に書いたが、
本当に素晴らしいと思う作品に出会えるととても嬉しい。

素敵な本に出会った時と同じくらいの感動である。

 

そんなドラマは
制作に関わる方皆さん素晴らしいけれど、

やはり監督・脚本・役者さん方が、

分かりやすく、すごい。

役者さんたちがその全身から放つ力で作品の魅力が引き出され、

見る側は引き込まれていく。

月九、とバブルの頃に一世を風靡した言葉。

フジテレビ月曜9時から放映されるドラマは、

今も毎回気になるものだ。
「コンフィデンスマンjJP」もそうで、

恋愛ものかと思いきや、素晴らしく楽しい詐欺師たちの物語。

1話目から最高に好きで、家族でとても楽しんで観た。


「真田丸」でも感動したが、長澤まさみさんが素晴らしい。
綺麗なのに、いや、お綺麗だからこそ

ここまで振り切った役をお出来になるのか。
なんて、

ご自分を綺麗に見せようとなさらないのかと感動する。
すごい。楽しい、面白い!

映画になると聞いた瞬間、観に行くよね、と家族で決めていた。

この3人組の姿にわくわく。

大好きなイガラシ!

パンフの裏でイガラシ!

ダー子のフェルメールのミラー、欲しかったなあ。

でもすでに売り切れだった。

ネットでもそうで、残念。

どこかでひょっこり手に入りますように。

 

「コンフィデンスマンJP」はリアルでも欠かさず観ていた上に、

録画したものをとっておいて、今回また見直した。

2回観ても面白くて、

この素敵な3人組と子猫ちゃんたちのことは十分わかっているつもり。

それでも、「ああ!」と思わされた映画。

観ている間中楽しかったし、

懐かしくて嬉しかったり、色々笑える小ネタがいっぱいだった。

 

大満足して、

帰りは車の中で「official髭男ディズム」のノーダウトを

聴きながら熱唱してしまった。

この歌、頭の中を本当に回り続ける。

 

本当は機嫌が悪かったのだ。

朝早くから、全然気がすすまないバーゲン会場にオットに連れて行かれたせいで。

 

そこはオットの会社の系列なのだが、

とにかくお高いもの、品質が高い正統派なものを扱っているということらしい。

私はバブルの昔からブランドにうとい。

自分で見て感じて好ましい、それが全てで

たまたま同じブランドのものを何度か選んだことがあっても。

次からいつもそのブランドを意識するということはない。

やっと名前を覚えるくらいだ。

 

だから好きか嫌いかが全てなのだ。

人間に向けてはいけない価値観だけれど、

服飾品には適用して然るべき概念かと思う。

 

その私が今まで何度か見て、ほとんど感動しなかった。

しかし実際に50000円のジャケットを3500円で、

一万円のパンツを2000円で、

という買い物をしたことがある。

それはオットをいたく感動させた。

オット曰く、着心地がいいし、シルエットがいいしすごい、

やっぱり高いものはすごい、と。

 

高くていいのは当たり前である。と私は思う。

美味しいもの、快適なもの、面白いもの・・・

それらに高い代価を払うのは当然のことなのだろう。

でも、その中で安いものを見つけられたらもっといい。

だって貧しいんだもの。

 

良い、ということはどういうことだろう。

似合う、ということではないかしら。

似合っている時人は輝く。

良い運気を呼び寄せさえする。

 

その会場で売られているものの殆どは

大変高価で良いものだけれど、私の好みではなかった。

もの凄まじい勢いで買っている人たちの服装や佇まいも

私が好きなタイプのものではなかった。

酷いことを言ってしまうと、ダサいの一言。

言動も垢抜けず、振る舞いがガサツ。

それはまあバーゲンというものに潜む妖怪のせいかもしれないが

(妖怪ウォッチならどんな妖怪が出るだろう、と思うとちょっと和むけれど)

なんというか、良いものを着ていると妙に胸を張ってるし、

割と本人もいうけどどうにもなんだかスッキリしていない人っていますよね、

あれの集団。

で、気が付いた。

あ、この人たち、世代的に「高いものがいいものだ」と思っている人たちだと。

よく、センスの良し悪しがわからない、という人がいつの時代にもいる。

特にたくさんの媒体で知らず知らずに学習している今の人たちに

到底及ぶほどの情報をもっていなかった時代の人たちの

良い感じに人に見られたい、判断されたいの基準になるものは

「良い服」を身に着けることだったのだろう。

そして自分ではよくわからない良い服とは

高級感ある生地、手触り、それを証明する値段だったのではないか。

それらが野暮であるはずがない。

そういう人たちの群に、私は思わず背を向けて逃げた。

 

そもそも売れないから大量に残る、

だから年に数回大セールをするのであって、

私が見つけたいくつかの掘り出し物は、

その中にあって珍しく若々しいデザイン、素材のもので、

本当にたまたま、のものだった。

でもものすごく空気の悪い人混みの中で悪戦苦闘までして見つけなくても、

素敵な服はもっと気軽に、その辺で楽しくお買い物できるのよ。

 

なんどもそう言ったのにオットがきかず、セール会場に私を連れて行ったこと。

そのセールにいくなら子供達は置いて夫婦だけで行くと約束していたのに、

急に映画を後付けして、

そのために家族4人で人混みの中に飛び込むことになったこと、

障害ある息子にとってそこになんの魅力もなく、

ただ我慢しているだけの様子で、

弟思いの娘が一生懸命寄り添ってただ待っている姿で、

娘自体は私以上にもっともっとそのセール会場に魅力あるものを見つけられなくて、

そんな二人が人混みに揉まれ、

以上にハイテンションになって無礼な年寄りたちに小突かれないよう見ている私は、

オットに寄り添って掘り出し物を探すなんてできなかった。

そして私がいないとオットは何も自分で見つけられない。

もういいよ、わかった、今日は買わないよ、とオットは一人で颯爽と

早足でずんずん出て行ってしまい、

息子の面倒は自分が見る、と言っていた約束すらも反故にし過ぎていたので、

私と娘は笑ってしまった。

もうこの人には怒ってもきりがないから、

無駄な心のエネルギーは使いたくないのだ。

シワになるから。

 

そんな最悪気分を吹き飛ばしてくれた映画。

ダー子さんならあのセール会場で、変装用の衣装をいっぱい見繕ったことだろう。

 

好きな作品があると、そのドラマの中の役名でずっと俳優さんたちを呼び続ける我が家。

もう長澤まさみさんはきっと一生、私たちの中ではダー子、

東出昌大さんはボクちゃん、

小日向さんはリチャード、

小手伸也さんはイガラシで決定だろう。

 

松坂桃李さんが殿、菅田将暉さんがフィリップ、瀬戸康史さんが渉で、

向井理さんが真山、生田斗真さんが竹本のままの我が家だから。

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