2日目なのに

  • 2018.01.02 Tuesday
  • 22:10

明けまして二日目。


超早起きで朝まだ暗いうちから家族で車に乗り込み、娘のバイト先へと相変わらず送っている。

始まりが早いと1日が長い。
せっかくだからここしばらくを振り返る。

年末忙し過ぎて、全くブログをアップできなかったので・・・(というと、2017年全体的にそうだったけど)
新年2日目に「振り返る」という言葉のなんて似合わないことよ…。


年末は今年も那須で過ごした。

29日の仕事納めのオットが早めに帰宅してから、荷物と家族を積み込んだ車を走らせる。

 

家族皆病み上がりの弱った状態での旅行だったのは残念だったけれど、東京都は打って変わった那須高原の雪の景色に、積もった疲れとストレスがリセットされるような気がして、とてもよかった。


 

毎年の、宿からのこの眺めが大好き。



こちらは立ち寄ったレストランの窓から。

何気ない雪の積もった風景なのでしょう。だけど私にはとても可愛く、綺麗に見える。


大好きな、ロッジの管理人さんが作ってくださるメニューはいつも最高。

美味しいものがバンバン出てきて食べきれないという、怖いほどの幸福。

そして温泉。

雪の降る中を、頭に薄く雪を積もらせつつの露天風呂は至福としか言いようがなかった。


2017年最後から二日目の夜明け。

また来年もこうして同じような景色を見られますようにと思わず祈った。

それはきっと、つつがなくまた1年を過ごしきれたということの証だろうから。

 

 

 


さらに遡ることクリスマス。

イブには近くの教会のミサに訪れた。


 

ここはただの近くの教会というわけではなくて、かつてここの敷地内にあった幼稚園に、愛してやまない娘が通わせて頂いていたのだ。

この礼拝堂でいろんなセレモニーがあった。

娘はここで七五三まで、当時の幼稚園のクラス(1学年1クラスの小さな小さな幼稚園だった)の皆で、フランス人の神父様(当時)にミサをして頂いたのだった。

わが町の古くからの住人の方々はこの教会の信者の方が何気なく多い。

我が家が洗礼を受けることはないだろうけれど、それでも時々ふっと訪れたくなる。

 


 

 

ハレルヤ。

見知らぬ人たちと一緒に賛美歌を歌い、祈った。

全てのことに感謝を、そして子供達の未来をお護りくださいと祈る気持ちでいっぱいだった。

 

 


そのご利益か元気に、元旦の朝から働けている娘。

がんばれ。

父と母はあなたが生まれた時から20年、ありとあらゆるところへの送り迎えをし続けてきたけれど、まだまだそれは頑張れるから、あなたもいろんな新しいこと、続けてきたことに果敢に向き合い、消化していってほしい。

どんなことも全部宝物になるから。

 

たとえ、辛くて泣いたことさえも。


 

なんのたいしたこともないけれど。

何もないことはなんという幸せかと、思うばかりの年末年始。ああ。

ひいたおみくじは『吉』

  • 2018.01.01 Monday
  • 22:12

ちゃんと毎日1枚は写真を撮る・・・


それをブログにアップする、
毎日必ず家計簿をつける、手帳に日記を書き込む、ストレッチをする、野菜の栄養たっぷりスープを毎日作る、拭き掃除をもっとまめにする、玄関トイレの綺麗さキープ、メールやLineの返事は早く、いつも笑顔を心がけ、ならぬ堪忍するが堪忍・・・
などなど、あまりに過剰な目標を己に課しすぎ、早くも挫折臭漂う元旦。夜9時台なのにもう眠い。子供か。

挫折は必定、想定範囲。
そうだろうけど心意気は高く。せめてお正月くらいはね、ということで、今日もいきなり頑張ってしまった。


日頃、割と健康を誇る我が家なのだが、年末の子らと私が相次いで胃腸炎にバタバタと倒れた。
久しぶりに軽く地獄を見たような想いの、不快な数日に惑っている間に年の瀬となり、気持ちがカレンダーに追いついていない状態のままとりあえず元旦。

 


早朝まだくらいうちから娘が行くバイト先へと車を走らせる一家。

たどり着いたのは雰囲気のある小さな神社。
 


早々に初詣を済ませる。

 

帰りはもう初日の出が登りきったあとだったけれど、東の空に登ったばかりの朝の日差しはとても綺麗だった。
 

お社で買ったのは可愛いこの子。

こう見えて鈴。

犬の土鈴。

昨日まで飾っていた酉年の置物を箱にしまい、代わりにこの子がちょこんと座ったカウンターが、可愛らしく華やいだ。

 

おみくじ吉はありがたくて、日頃私が思っていること、目指そうとしていることが間違っていないと肯定してもらえたような気がした。

そして届いた年賀状は期待していなかったのにやっぱりなんだか嬉しくて、今までいろんな人と出会って繋がってきたこと、全てがとてもよかったなと改めて思えた。

ラインのスタンプもありがたく、たくさんの人に心を温めていただけて嬉しい。

もらうばかりではいけないなと本当に思う。

 

大切なことはなんなのか、見極められる年にしよう。

そう思う元旦。

 

冬の日々

  • 2017.12.19 Tuesday
  • 23:45

本当に寒くなってきた。

 

寒い、という話題は便利で、それだけでまず挨拶になるし、しばらく話題が持ってしまう。

皆でオフィスの防寒を工夫したり、それぞれの防寒具を褒めあったり。

冬のいろんなアイテムはおしゃれだったり、なるほどだったりな工夫があったりして、色々と楽しい。

 

防寒具の中でもオーソドックスだけれど、厚手の靴下はやはりてとても暖かいものだ。

今、自宅で私の足元を温めてくれているのはふわふわのソックス。



流行りの素材に柄が可愛いキュートなインコちゃん。

心優しい友人からの贈り物である。

だから余計に暖かさを感じられる。

今の家には床暖房がついていないので、どうしてもやはり足元から冷える。

でもこの靴下を履くとパッと寒さが断ち切られる。

友よ、なんというご利益でしょう。

有難いやら可愛いやらの、本当に愛しいソックスちゃんである。

 

 

職場が少し古めのビルで、空調で顔が火照り、頭がボーッとするほど上の方は暖かいのに、足元には絶えずどこかからヒヤリとした冷気が漂っているという感じ。

座って仕事をしているときはフリースのひざ掛けで皆、その寒さをしのいでいるのだけれど、トイレに立つと、冗談抜きで少し青い顔をして戻ってくることになる。

トイレの冷え方が半端なくて、用を足している間に相当の体温を奪われるのだ・・・!

一体なんの修行でしょうという感じでいっそ可笑しくなるほど。

 

それでも私はやっぱり冬が好きだ。

ああ寒い、と思い切り恥ずかしげもなく厚着をして、真冬の街を闊歩する。

クリスマス前のこの時期の街はどこも何やらディスプレイされていてとても可愛く楽しい。

家族で過ごすクリスマスを楽しみに、年末と年始の計画を温めながら過ごす胸の中は、いつもほっこり暖かい気がする。

幸せのにんじん

  • 2017.12.18 Monday
  • 23:35

朝、息子がなにやらベランダでごそごそ。

そしておもむろに土だらけの物体を、そーっと手で土を落とさないように受けながら「あった」と持ってきた。

一見してびっくり。

そうだ、春にベランダでプランターに、100円ショップで買ったにんじんの種を蒔いたのだった!

息子が水やり担当で、毎朝欠かさずせっせとやっていたのだが、

私はろくに注意をはらわず、

ただ青々とした葉が随分綺麗に茂ってるなあ、くらいにしか思っていなかった。



さらにもう一本。

10センチにも満たない、けれど立派に人参。


コップのフチ子さんを置いて見る。

普通に、スーパーで買った人参と比較するとこんな感じ。

 

ささやか・・・あまりにもささやかすぎるものなのだけれど、

自宅で育てた野菜は妙に嬉しい。

息子は「収穫、収穫」とホクホクしている。

 

この小さな人参たちのおかげで今日は朝からほっこりした気分になり、

夕食に、刻んで鶏肉や他の野菜といっしょに煮て、

美味しいスープになってもらって

家族でいただいたのだった。

クリスマスの前までに…インフルエンザワクチン

  • 2017.12.16 Saturday
  • 22:40

 

 

 

今日も朝から忙しい。

今日は息子の学校でのクリスマスイベントだった。

 

息子はもう一人で公共の交通機関を使い、都心部までもいけるのだが、それより何より自宅から学校への距離が長くて辛い。

居住区が広くて端から端に行くことになるという運命の皮肉のせいだ。

それは、何度か自宅側に来た担任の先生も「と、遠いですね・・・!」とやつれた様子で絶句したほどで、おかげざまで、遠くてかわいそうなので、と親がたまに息子を送迎しても文句を言われることはない。

そんなわけで、今朝も息子は喜んでぬくぬくと車の後部座席に収まり、私は今朝もオットに運転を頼んで、親子で大きな区を縦断する。

 

学校の体育館は係のお母さん方によって華やかに飾り付けられ、綿密に練られたプログラムが賑やかに進行して、子供達にはとても楽しいイベントになった。

先々週は柔道大会、その直後にクラスの母たちで忘年会と、着々とこなしてきた行事系もこれで今学期は終わりである。

PTAの仕事もやった・・・。親になって20年、今まで本当に色々やって来たけれど、そろそろこれで終わりにできるのかと思うと、私はひたすら嬉しい。(大学生になった娘の方も、声楽の発表会やら成人式の前撮りやら色々あって、冬休みにはまた神社で巫女のバイトをすることも決まった。その前に我が家はまた、恒例の那須への旅行もする予定と忙しさは続くけれど)

学校を卒業すると、もう子供の行事に関わることがなくて本当に寂しいと言っている人もいるけど、だったら働きなさいよ、と私なんかは心の中でつぶやく方だ。生きがいや楽しみは自分で進んで見つけて行くもの。与えられるのを待つものではない。進んで求めて行くほど何かに情熱が持てないというのなら、さみしさも自己責任だ。

仕事は自分のためにするのがいい。誰のせいでも誰のためでもなく、自分のために働く。自分で稼いだお金が自分の口座に振り込まれるのはやっぱり気持ちを明るくする。

年をとって、生きるということは本当に綺麗事ではないなということを実感した。老後はもちろん、いざという時やはり必要になってくるのはお金だというのは厳粛な事実。だから少しでも稼げるうちに稼いでおいた方がいい。元気なうちに働いておこう。余裕がなくなってから働くより、余裕あるうちに余裕ある感じで働けたらいいんじゃないかなと思う。できたらシルバーになってからこそ、私は遊んで暮らしたいから。

 

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今年も賑やかにクリスマスの飾り付けをしている我が家。

色々なところでバラバラに、毎年適当に買い集めた飾りだけれど、どれにも思い出と愛着があって、毎年取り出すたびに楽しい。

 

 

息子の学校から家に戻る途中の街に、お刺身のとても美味しいスーパーがあるので、そこで夕食用にお刺身と、お昼ご飯用にお寿司のお弁当を買ってから帰宅。

日本人の御多分にもれず我が家は全員お刺身大好きなので2食続いても全然平気と喜んで食べる。

お弁当はとても美味しくて、帰宅後のお昼は家族揃って賑やかに頂き、楽しかった。

 

朝からもう一仕事終え、美味しい食事も済んだら眠くなってきた。

寒い冬の日は暖かい家の中に一旦治るとそのままもう動きたくなくなる。のんびり休憩していたかったけれど、本日はまだインフルエンザの予防接種という行事が控えていた。

オットだけは会社の手配で先月早めにもう接種を終えていたので、私と子供達でのワクチン接種である。

子供達が赤ちゃんの頃からずっとお世話になっている先生に今年もお願いしたのだが、今年はなにやらワクチンが足りないというし、うちの子達ももう二十歳と一八歳なので、無理にしなくていいですよ、小さいお子さん優先で・・・と10月にお話したら、先生がでも12月にはまた追加が入るから大丈夫とおっしゃったのだ。

インフルエンザの予防接種の効き目はだいたい4ヶ月くらいである。

多くの人が打ち始める10月11月から数えて見事に2月3月4月に、インフルエンザにかかる人が実は多いのだが、それでは我が家は困るのだ。

息子の卒業式が3月にあるし、進路先への入所か入社が4月にあるので、そこでインフルエンザに感染するリスクはなるべく減らしたく、それでここまでワクチン接種を待ったのである。

丈夫な我が子たちはこのインフルエンザの予防接種でもないと滅多にかかりつけの先生にお会いすることもない(笑)

先生に成長した姿を見ていただく貴重な機会でもあるのだった。

小さな頃は大泣きして逃げ出そうとするのを親とナースでなだめて抑えて、大騒ぎの予防接種だったことを、いつも笑いながら思い出す。

大人になった子らは大人たちが昔話に耽っているのへ苦笑しながら、静かに接種を終えて当たり前に冷静。なんて平和なことか。

昔の大騒ぎが夢のようである。

実は私の方が注射は嫌いなんだろうと思う。本気で痛いし、いつも注射の跡は赤く硬く腫れ上がる。

今日は腫れどめの薬を塗って頂いた。おかげでいつものように真っ赤に腫れないで済んでいるけれどやはりぼーっとする体調は変わらない。しばらくは上気してだるく、重たいような体調になる。

でもインフルエンザにかかったら今の私はひとたまりもない気がするので、この程度の副反応は耐えて、やはり予防接種はするという判断でいいんだろうな。

冬だなあ、とこういうところでも実感。

 

毎年同じことを繰り返せるって、本当はとてもありがたいことなのかもしれない。

 

 

夏と秋の間で

  • 2017.09.20 Wednesday
  • 23:20

昨日今日と、順調に通勤している。

あっという間に半年の契約が終わって、延長更新もしたので、ますます張り切って勤めようと思っている。

通勤、という大きすぎる理由があると、出不精の私でも強制外出するから、こういう季節の変わり目を逃すことなく体感することができていいかもしれない。

また蒸し暑い日が続いているが、私が通勤する9時過ぎ(ちょうど通勤通学ラッシュが終わったところでいつも快適)と、夕方帰宅時の風は間違いなく秋のもので、その証拠に空の青も深みをましていて、いよいよ好きな季節になってきたなあと嬉しい。

誕生日ももうすぐだ。

この歳になってもまだちょっと誕生日は嬉しくて、私も本当におめでたい。

自分で自分にちょっとのご褒美、何か可愛く素敵なものを買ってもらおうかなと思ったりしている。

やっぱり指輪かしら。

 

にしても、秋はまた忙しくて、どんどん予定が入ってくるし、新しいカレンダーやら手帳やらが年末年始感も強くするしで、とにかく退屈している暇もないのだが。

 

しつこく、今年買ってよかったものシリーズを展開してみる。

何事、と思われるだろうか。

 

夏が超絶苦手な私の中でも、特に嫌いなのは虫、Gのつくアレとはもう何年も会っていないし、このまま一生会いたくないけれど、

蚊にはしばしば遭遇する。

私は血が、そう美味しくないのか滅多に噛まれはしないのだが、オットはビールをよく飲むからか(本当にビールを愛飲する人ってよく噛まれている実感がある)よく蚊にまとわりつかれている。

子供達も嫌がるのだが、夏は普通にドアを開け閉めするだけでも入ってきたりして、普段から蚊除け対策は気になるところだ。

いいところで、蚊が嫌う香り、シトロネラオイルを焚いたりしていて、これは効果があるように思う。

でも。

庭で花に水やりをしている時が辛い。

そうなるとやっぱり日本古来の蚊取り線香様が最強だと思うのだ。

 

一昨年、その蚊取り線香の缶を買って、まだ使えるのだが、線香立てを紛失してしまった。

存外軽いアルミのそれは、燃やし尽くした蚊取り線香をそのままにして庭に放置していたら、誰かが蹴って飛ばしてしまったらしく、見つからなかった。

線香はたくさんあるので、当分買うことはない。まあこんなものくらい別売りでどこかしらで売っているでしょう。

軽くみた私がバカだった。

 

コンビニやドラッグストアはもとより近所のホームセンターにはなくて、昨年は結構不自由な思いをした。こんなものくらい、代わりがいくらでもあるだろうと色々工夫してみたけれど、うまくいかない。

それならかねてより懸案だった蚊取り線香立てを買おうと色々みたら色々ある。基本高い。それは嫌。

で結局買い損ね、今年の夏を迎えてしまった。

まずい。

昨年のことを思うと今一度近隣のお店を探す気になれず(なにしろ暑くなると活動したくなくなるタチだから)ネットで検索。

発見!

 

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感想(3件)

 


一昨年の夏、このヒト(思わず擬人化)に会いたくて仕方なかったのだ。

 

同じ頃、平均価格1000円の雑貨ショップsalut!さんでこんな可愛いボックスに会った。

 


私は昔からこういうお家モチーフにも目がなくて、家型の小物が多いのだけれど、

この基本的お家らしい雰囲気、白い壁に茶色い屋根のシックな可愛さが夫婦で気に入り、購入。

屋根部分が蓋としてパカっとはずれる。

何を入れてもいいと思うけれど(窓やドアの穴が差し障りなければ)

お店の商品札には「蚊遣り」と書いてあった。

 

木製だけど大丈夫?と思いつつ・・・




念願の線香立てと線香、いい感じで。


 

 

ぴったり。

 

おかげでこの夏は楽しかった。

 

たかが雑貨。されど雑貨。

心に響けば楽しさが増える。

明るくなれる。

 

本当の贅沢、とはこんな暮らしを言わないのだろう。

若い頃にはセレブな暮らしに憧れたこともあったと思う。

が、今は私はこれを日々の贅沢の一つと思って楽しく生きる。

 

可愛いものにほっこりできる、そんな一瞬一瞬が好きで、これからも続けばいいなと願いつつ。
 

秋冬はもっと楽しんじゃうよ、きっと。

写真で旅する

  • 2017.09.17 Sunday
  • 22:15

予告してやってきてくれる心配事はない、と思うが、年取った親の健康についてもそう感じるのは浅はかというものなのか。

 

他の方ならお年を聞けばすぐに、ああ、もう色々きを付けられた方が良いお年頃だな、いつ何があっても不思議はないな・・・と勝手ながら思えてしまうのに、自分の親だとそうはいかないものらしい。

 

私の頭の中ではずっと、母は40代後半から60代半ばまでの、元気で溌剌とした姿で、声だけ聞いていると今でもそう、年老いている気がしない。

オットの親も同様で、嫁の私はまだしも、義妹にとっての義母はきっとそう変わっていないのだろう。

 

そう思い込んでいたお気楽な娘たちのそれぞれの母が、今までの調子を保てなくなった。

 

80歳をいくつか過ぎていて、といえば誰にでもそれは無理もないよと言われてしまうだろう。

わかっている。

けれど娘である私たちは、そうは言ってもまだ母さんは元気だよね、とそう思っていたのだ。

思っていたかったのだろう。たぶん。

 

4月に、家の中に犬や猫が入り込んで困る、と訴えた私の母は、普段は全くクリアで元気である。

なので本人が見えると言っているものが存在しないことに、私も妹も戸惑った。

オノヨーコさんと時期を同じくして宣告されたのは「レビー小体認知症」というものだ。

本人にはいたってリアルなものが視えるらしく、それはさながらテレビでよく見るCGのようらしい。

が、肢体に不自由が出ることはなく、現在は一時保護されている施設で元気に暮らし、早く家に戻って元のように一人暮らしを再開させたいと言っている。

私は東京に母を呼んで共に暮らしたいと家の準備も含めて考えているが、地元神戸のケアマネージャーさんたちはそれに反対、大きな環境の変化は認知症を悪化させるということで、妹も気が進まない様子。

仕方ないのでとりあえず様子見なのだが、母は一時ならいいけれどこのまま死ぬまで施設にいるのは嫌だというが、いつ、そのリアルな幻覚を見るかわからない母が、もう一人暮らしの生活に戻ることは不可能、とされているわけで、けれど施設に母の様子を見たり、ちょっとした用事をしてあげるために定期的に通う妹には負担がかかっているしで、いずれはやはりこちらで引き取った方がいいんじゃないかと考えている。

が、現状、ひとまず私の母は落ち着いている状態だ。

 

そうして先週、義妹から連絡がはいった。

義母が、私の母と似た状態が疑われるらしい。

感情の起伏がもとから激しく、トラブルを抱えやすい方なので、諸処の事情はあるのだが、義父と義妹の見解が違っているにしても、義母もまた一人にできない状態になった。

とりあえず今、義妹の家にいるというので、今日はオットと二人、義妹の家にお邪魔させてもらった。

 

義妹は私と全く同じ年と月生まれ。彼女の方が3日早く生まれている。

そして互いに転居を繰り返してきたのに、数年前から同じ町内に住んでいて、それぞれ年の近い子供が上が女で下が男、と同じ構成でいて、しかも私の友人にずば抜けて多いBという血液型のなせるわざなのか・・・とても気が合う。

オットは実の妹である彼女にほとんど滅多にあっていないが、私はしょっちゅう彼女とランチし、何時間もいろんなことをおしゃべりしている。

そろそろまたランチしたいな、と思っていた頃の、義妹からの連絡が今度はちょっと心配な感じだったのだ。

 

お土産に、地元の菓子店の和風なプリンをいくつか携え、雨の中歩いてごく近所の彼女のお宅へ。

義母は少し小さくなってソファに座り、私たちの訪れに驚いたよう。

色々なことに戸惑っていらっしゃると思って、詳しく色々聞いたりしない。

今は元気で落ち着いている、そのことが肝心なのだから。

 

嬉しいのは久しぶりの姪との再開。

先週、留学先のスウェーデンから帰国したばかりということで、逆にお土産をいただいてしまった。


とても良い香りのスウェーデンの石鹸と、チョコレート。


ノーベル記念館でのみ売られているというノーベル賞メダルを模ったチョコ。

何やら縁起が良さげで嬉しい。

缶も可愛いから、これはこのまま、これから何十年間も我が家にあることになるよ、

と言って、不要なものはすぐさま処分する質の義妹と姪に笑ってもらった。

 

 

ちなみにオットの実家では義父が一人残っていて、そちらも心配。

義母も施設に・・・という方向になりそうだ。

義母がそれを受け入れてくれるかどうか、残った義父は(また大変元気で、仕事もしていらっしゃる)どうするか。

今後ゆっくり丁寧に考案していくべきことが増えた。

皆が仲良く幸せに、これから先の歳月も重ねていける方向に、この事案も導いていかなくては・・・。

 

和気藹々と話しもって、義妹一家がスウェーデンにいた姪の元を訪れるついでにスイスからイタリアと旅した時の写真をたくさん見せてもらう。

素晴らしく楽しく、素敵な写真ばかりで、見ていて飽きない。

私もすっかり楽しい旅をした気持ちになれた。

身近な身内が本当に旅した写真からは、よりリアルに想像の旅ができる。

思いがけない幸せだった。
 

雨音で眠りたい

  • 2017.09.16 Saturday
  • 23:40

雨だし、お出かけの予定もいれていないしで、大喜びで今日は引きこもりの日と決める。

台風が来ているのだから困る方もいるだろうし、どなた様もご安全に!と心から思うけれど、台風をまだ遠く感じる私は、今日のような日も、心地よいと感じてしまう。

 

時間に追われることもなく、好きなペースでのんびりと家事をこなして、美味しい紅茶をゆっくりと飲む。

それだけで幸せ。

子供達には寝坊をさせて、オットが出かけていくのを見送って、(親しくして居た方が亡くなられて1年、その方を悼む会が本日、娘も通った幼稚園のあった教会で開かれるのだ)つかのま、静かさも楽しんだ。

音が無い時間を少しでも過ごすと、とても心が落ち着く気がする。

 

そうして、ずっと気になっていた手帳の中身や、スマホの中の家計簿、日記、カメラロールの中も整理することができた。

すると本当に心が爽やかさでいっぱいになった。

 

小心者の私は何もいらない!とは、物質的にも精神的にもミニマリストになれそうにない。

けれどそれを目指すくらいの心がけではいたいと思う。

情報も思い出も大切にするなら、物質同様、定期的に整理して、何がどこにあるかをきちんと把握、自覚することが大切なんだと本当に思った。

 

 

私が仕事をするようになって半年、オットにお願いした家事分担の一つに、オット自身のシャツのアイロンかけがある。

1日一枚、オットが自分でシャツにアイロンをかけてくれたら、それだけで私は相当楽になると常々思っていたのだ。

 

現在、我が家で愛用しているアイロンは、PanasonicのCu Ru Ru。

早くも今年買ったもののベストを振り返るなら、まずはこの子がナンバーワンである。

 

 

憧れのコードレスアイロン・・・なんて今時言っていたら笑われるだろうか。

オットと結婚して28年。

新婚当時、コードレスは世間で流行していた。

中でも私がもっとも憧れたのがアイロンである。

結婚前、ろくに家事をしないで実家暮らしを満喫していた私は、新婚早々あらゆることが修行だったが、アイロンかけには苦戦をしたもの。

ことにオットのシャツには手こずらされた。

大きく重たく、そしてコードに方向や動きを制限されて私の手には扱いにくく・・・しかし見るからに新品のそれを、簡単に捨てることは当時まだ若々しかった私にでもできなかった。(23歳とはいえ、母にものを大切にすることを異様にしっかりしつけられていたのだ)。

それはオットが新入社員としていきなり大阪に配属され、予想外の一人暮らしを始めることになった時に急ぎ、義母が取り揃えたものの一つだという。

つまり買ってからまだ3、4年の、十分使用に耐えるものだったのである。

当時は今のようにメルカリとかリサイクルとかほとんどなかった。

壊れたらすぐ、コードレスアイロンに買い替えよう・・・そう心した当時の私の予測はおそらく、20代後半の頃にはもうこの重くて不自由なアイロンとはおさらばできているはず、というものだった。

が日本のメーカーは素晴らしくて、我が家の家電はことにどれも大変壊れにくく、洗濯機で17年、電子レンジで12年、テレビで15年、冷蔵庫も16年・・・という風に大変長持ちであった。

壊れた時にもすぐ買い換える気になれなくて、一応、修理のお願いをしてみる悪癖が私たち夫婦にはあり、その度に電機店にもメーカーにも驚かれ、もう部品すらない、そこまで使ってもらえたら十分、電気代も昔のものより今のものの方が全然かからなくなっているから、ぜひ買い替えをおすすめする!と強く言われ、そんなものかとその度に衝撃を受けつつ買い換えて来たのである。

その時点で最高のものを買う予算がなかったので、仮に今だけしのげれば良いと、最低限の機能の、もっとも安いものを購入しているのに、それでも7、8年、軽く持っている。

そんな我が家の家電類の中でもアイロンはことに最強部類に属しているといって過言ではなかった。

(正直、すぐ家電が壊れる、と言っている方が羨ましいと時に思って来た)

 

しかしこの春、そのアイロンもついに長き勤めを終える時がきた。

コードをソケットに差し込み、スイッチをいれてもさっぱり熱が出てこない。

おかしいなと思って降ったりすると点いて、使えて、よしよしと思いながら使う・・・ということを数回繰り返したのち、ついにどうしてもダメになった。

本当に壊れたの?としばし見つめ、それから夫婦で手を合わせて感謝して処分させていただいた。

 

すぐ無いと困るので、取り急ぎネットで検索してレビューを調べ、例によって最高級と言われてお値段もそれなりのもは避け、ほどほどのところで選んだのが、この新しいアイロンである。

まず、真っ白で可愛い。

このデザインがお気に入り。





軽いのはもちろんだし、コードレスも必然。

お!と驚いたのはこの形。

両先端が尖っている。

ということは、今まで長年、重く、しかもコードに縛られた制限の中で、

必死にアイロンの向きを変え、対象の洗濯物を回転させ・・・して

伸ばしていた皺を、今までよりぐっとスムーズに伸ばせるのではないか。

色もつや消しのゴールドでなんか可愛いし(私はシルバー好きだけれどね)

 

そんな期待に満ちて購入したこの子(アイロンさん)、思って居た通りの使いやすさで超お気に入り。

今年買ってよかったものの一位になるくらい、心の負担だった家事の一つ、アイロンかけが楽になった。

だからオットにも振れるようになったのだけれど、今日は休みの私がやってあげましょう・・・そんな広い心にもなれる。

 

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そんな訳で満足感に浸りつつ、アイロンかけもこなしたあとは、ためらうことなく睡魔に身を任せ、午後のひととき、ソファで昼寝を楽しんだのだった。

雨の日特有の微かなざわめきを包み込むような静けさと空気の中で心休ませながら。

いい休日だ〜。

 

ちなみにこの感動を友人たちに話したら「え・・・もうとっくに、普通にそうだったけど・・・」「そっか。今まで苦労してたんだねえ・・・」「我慢しないで20年すぎた時点で買い換えればよかったのに・・・いや、15年でよかったよ」などなど、微妙な哀れみをかけられたのだった。

メガネ生活

  • 2017.06.29 Thursday
  • 22:40

5月のある夜。
本当に仲の良い息子のクラスのお母様方で集まって、
2年続けて同じクラスになれたことを喜び合い、また1年よろしく!という想いを込めての「親睦会・夜の部」があった。
子等の相性がいいから母達も嬉しくて、毎回開催するたび全員出席。
この日もとても楽しく、語り合い飲みあって、別れたその後に一人のお母さんから、クラスのグループラインにトークが流れてきた。
『ねえ、空を見てみて!月がとっても綺麗なの?』
おお、と家路につきつつ見上げた夜空に、月は本当に美しく輝いていて。
そんなトークをくれた彼女の気持ちも嬉しくて。

本当に素敵な夜だったな。

いつかの、あの日

  • 2017.06.27 Tuesday
  • 23:57


先月のある日の、綺麗だった海。
相模湾を見下ろす丘からの眺め。
 


昨日も出勤前の慌ただしい時間に途中でアップしたブログだったが、中途半端であってもアップしておいて正解だったと思う。
やはり昨日も忙しくて、あっという間に夜中近くになり、結局のところ文章をまとめて書くなんて出来もしないまま、寝落ちしてしまったからだ。
本当に、心ではいつもいろんなことを書いているのだけど。
 

 

梅雨空が続き、蒸し暑いけれど(本当に苦手な季節がもうやってくる)仕事が楽しくて心は軽い。

でも基本は、仕事がしたいというわけではなかった。本当は家でずっと引きこもっていたかった、それが本音。

けれど現実、娘の通う大学の費用は高いし、老後破産も予感されないわけもないし・・・と仕方なく重い腰をあげたのだ。

これでついた仕事が性に合わないとか、職場での人間関係が辛いとかいうことになったら相当不幸感が増したと思うが、その両方を回避できて嬉しく、しかも仕事を通してまた新たに、いろんなことを学んで、この歳になってもまだ己が何も分かっていなくて、見えていなくて知りもしないでいたことを知り、驚いたり、感動したりしている。

 

好きな本を読む時間がないこと、ネットサーフィンすらもろくにできない、その状況が今は残念。

でもだんだんに心に余裕はできてきている。

 

4月は怒涛だった。アルバイトとはいえ久しぶりの就職、しかしその当日、母が倒れた。遠い神戸の空の下のこととて、私はとっさに何もできず、ただただ妹夫婦が奔走してくれるのに頼むにまかせるしかなかった。。

幸い母の症状は困るけれども深刻ではなくて、でももう一人暮らしは無理だろうということで、今年末にはこちらに呼んで、同居を開始することにした。そのための準備にはいることを家族で決めた。

今、母にはとりあえずの措置として、ケアマネージャーさんが選んでくれた施設に入ってもらっている。ずっとそこにいるわけではない、来年にはこちらで新しい暮らしだからと母にはなんとか納得してもらっているので、本気で色々計画している。

と、今だから整理して落ちついて言えるが、その当時は、母の不調に心は痛んだし、慣れない職場への緊張でアップアップだったのだ。

娘は安定して、良い調子のまま大学2年生になった。息子も、昨年とても良いクラスで、だから変わりたくないと願ったクラスが今年度も持ち上がりになったのはよかった、すごくよかった。

が、オットがぎっくり腰で倒れた。・・・何も今、ぎっくり腰にならなくても。

それがその時の正直な気持ちだった。

 

それらもなんのかんので乗り越え、どうやら自分が自分に向いた職場で、好ましい人たちとの新たな出会いで救われつつあると気づいたあたりで気分は上昇。忙しさはすさまじいけど、なんとかなる。

気力って本当に大事だ。

もうすでに2回、お給料を頂いているのだけれど、自分の収入ゼロだったこの数年のことを思うと、とんでもなくありがたくて嬉しいと感じる。たとえ右から左に生活費として消えていっても、である。

5月も6月もいろんなことがあって、間も無く7月になる。

いろんな瞬間、いろんな「あの日、あの時」が思い出される。すでに上半期が過ぎ去ったのだ。

時の経つのはなんて早い!と本当に、心の底から思う。

 

これからいよいよやってくる、あの暑い季節。

苦手、でも今年は仕事があるから引きこもってはやり過ごせない。ああ、汗いっぱいかいちゃうんだろうなあ、嫌だなあとは思いつつも・・・存外、そううんざりはしていない自分がいる。

この分なら夏もきっとなんとかやっていける。今の私はそんな強さをきちんと中に溜め込めている気がする。

いろんなことを経験して、くぐり抜けて、知って、知られて、少しばかりは体得したからだろうか。

やはり人生に無駄はないんだと思う・・・人を傷つけること以外には。

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